2013年のヨウラクラン
ヨウラクラン 2013.05.01 東京都
久しぶりに定点観察しているヨウラクランを見に行って、愕然としました。 株の右側の一部が消失しているのです。 上の写真にマウスでポインターを重ねてみて下さい。 異常な部分が図示されます。
原因はわかりません。 私たちも長年ヨウラクランを観察して来ている訳ではないので、このようなことが起こり得るのか判断できません。 ただ、消失した部分にはかつてあった植物体の痕跡がなく、まるで鋭利な刃物で木からこそげ取ったかのような跡が残っていました。
盗掘でしょうか? どうもその可能性が高いように思えます。 だとしたら、盗掘者は本当に罪なことをしたものです。 この株は知る人ぞ知る、ですが、とても多くの人々に愛されてきたのです。 簡単には見ることができない花が、とても観察し易い場所にあるので、多くの人が通り掛かる度に、あるいは遠方からわざわざ見に通う人も多かったのです。
こそぎ取って、自分の家の庭木にでもつけるつもりでしょうか? 本当に身勝手極まりない行為だと思います。
だいぶ蕾が膨らんで来ました! もう間もなく開花でしょう。
花の状態は昨年までと、さほど変わらないように思いました。
2012年のヨウラクラン