キバナノショウキランは果実の状態しか見たことがなかった
ので、なんとか花を見たいと探しに行きました。 明確な場所
の情報がなく、なかなか見つからなかったのですが、Hiroの執
念の探索で見つけることができました。 見頃の時期はとうに
過ぎ、かなり傷みが激しくなってしまっていましたが、なんと
か花の形は確認することができました。
花は上向きに咲きます。 萼片は半開し、側花弁と唇弁で
蕊柱を包み込むようになります。 唇弁は花弁より短く、不
明瞭に3劣し、下部は袋状になって前方に突き出し、距を成
します。
花の色はもっと黄褐色なのかと思っていましたが、意外と
白っぽい。 もしかすると花が古くなったので白くなってし
まったのかな?
来年こそは、フレッシュな花を見たいと思います。
2013.07.29 掲載
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せっかくこのページに来ていただいたのに申し訳ないですが、
こんな花後の写真しかありません。 すでに果実になってし
まっています。
都立公園の遊歩道脇にいました。 林下の暗い場所でした。
見ようと思っても簡単に見ることができる花ではないと思い
ますが、いつかフレッシュな花を見てみたいものです。
キバナノショウキラン
冷温帯の林床に生える菌従属栄養植物。 根茎から花茎を伸ばす。 花茎には広卵形の鱗片葉が数個つき、先端に花序をつける。 花は黄褐色で直径約2cm。
本州(関東地方以西)、四国、九州に分布。 花期は7月。
2011.01.03 掲載