日当たりのよい草地や林内に生える半寄生の二年草です。 和名の由来は、萼に包まれた果実の形が、アカネ科の常緑低木のクチナシの果実に似ているからだそうです(*1)。 残念ながらクチナシの果実の写真は持っていないので、確かめたい方はネットで検索して下さい。 たとえば、こんな感じで。
旧分類体系ではゴマノハグサ科に属していましたが、APG分類体系でハマウツボ科に移されました。 半寄生の植物とされています。 自分で光合成もするが、他の植物の根に寄生し養分を奪い取る植物を半寄生といいます。 しかし本種がどんな植物に寄生するのかは、少し調べましたが、わかりませんでした。
花期は4〜5月で、本州(関東地方以西)、四国、九州に分布します(*1,*2)。
筆者は、本種を東京都内の2ヶ所でしか見たことがありません。 八王子市と武蔵村山市の緑地公園です。 八王子市の環境は日当たりがよく、武蔵村山市は半日陰の場所でした。 いずれも落葉樹林下です。
茎は写真#2のように地面を這います。 茎について、今回選んだ3つの図鑑で記述が少々異なりました。
図鑑1(*1):茎は地を這って長さ15〜16cmになり下部は鱗片状の葉でおおわれる
図鑑2(*2):茎は地に伏し, 長さ15〜60cm、曲がった毛が散生する。
図鑑3(*3):茎は細く横にひろがり、高さ10〜30cm、下部は短かいりん片状の葉でおおわれ、白い毛がはえる。
「茎が地を這うように伸びる」ことについては、表現の違いはあれ、共通していますし、自身も納得です。 問題は、茎の長さ(高さ)に関する記述です。
茎の長さを図鑑1(*1)は「15〜16cm」と述べていますが、茎の長さの分布がこの1cm以内に収まるとは到底思えません。 もちろん図鑑の筆者もそんな風に考えている訳ではないと思いますが、「茎の長さ? まあ、だいたい15〜16cm位じゃないの」というノリで述べているように思えてしまいます。 その長さについては異論はないのですが、図鑑としては、もうちょっとキチっと述べてほしいところです。
図鑑2(*2)は「15〜60cm」と述べていますが、正直「えー、60cm?」と思いました。 図鑑に書いてあるのですからきっと60cmほどまで茎が伸びることもあるのでしょう。 しかし自身は、たった2ヶ所でわずか数年の観察ですが、そんなに長く伸びた茎は見たことがないので、少し意外でした。
最後に今から約60年前に発行された牧野富太郎先生の図鑑(*3)には「茎は細く横にひろがり、高さ10〜30cm」とありますが、「高さ」と断っているので茎が立ち上がった部分の長さであり、茎全体の長さではないようです。
では茎の長さは何cmなのか? となりますが、筆者の印象では「茎全体で10〜30cm」としたいところです(乏しい観察経験では、という条件つきです)。
さて、茎の長さについてだらだらと書いてしまいましたが、写真#2〜#4をご覧になって、クチナシグサの草姿のだいたいの雰囲気は伝わったかと思います。 高さが低く、花も小さいので目立たず、見過ごされてしまうことも多いかも知れません。
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2. 「カガリビソウ」の別名について
「カガリビソウ(篝火草)」の別名があります。 由来については、図鑑(*2)に「若葉が赤色なのでカガリビソウの名もある」とありました。 しかし筆者は、若葉が赤いことと共に、その形状が由来ではないか?と思いました。 上の写真はカガリビソウの名に相応しいと思われる姿を選んだものです。
茎頂に茎葉・苞・萼と花がつくわけですが、特に萼筒から長く伸びた、線形で先端の尖った萼裂片がややよじれるように曲がり、炎が燃えている様子を連想させます。言葉だけではどの部分が何かわかりにくいと思うので、次の写真で説明します。
茎葉は対生し、茎の下部より上部の方が大きい。 形状は線形または線状へら形で先はとがり、茎の上部では長さは20〜35mm、幅は2〜3mm(*2)。 苞は葉状の形状で萼の直下につきます。
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3. 萼筒の条の本数は? 図鑑は誤っている?
萼について、図鑑(*3)に以下のような記述がありました。 この記述があったために、これから大変なことになります。
「萼は筒形で10本の条があり、基部に線形の長い2枚の小包葉をもち、上部4裂し、裂片は広線形で先が長くとがる」
「萼は筒形で10本の条があり、(中略)上部4裂し」
これを読んで「アレ?」と思いました。 「10本の条があり、その先は4裂する」。
なんだかおかしくないですか? 「10本の条があり、その先は5裂する」のであれば「なるほど、萼裂片1個に条2本が対応するのだね」と納得できるのですが... 10と4の関係がよくわからない! 計算が合いません。 萼裂片が4個であることは、一目瞭然です。 でも条が10本あることは、写真を一目見てもわかりません。 これはちゃんと調べなくては!と思いました。 こうなると他の部分の説明は後回しです。
(ちなみに植物の特徴を表すときに使う「条(じょう)」とは、「すじ」とか「すじ状のもの」という意味です。 もしその部分が出っ張って(山になって)いる場合は、「隆起線」などと表現されることもあるかも知れません。 本種の萼筒の上も大きく隆起していますが、ここでは「条」と表現します)
撮影データを探し回って、萼筒の条と萼裂片の様子がわかりやすい写真#7をなんとか探し出しました。
写真#で、条J1〜J5と萼裂片G1、G2の様子を観察します。 J1 は G1 の左辺として先端まで伸び、J2 は G1 の中心を伸びて先端に達しています。 J3 は G1 と G2 の基部の境界部(◯印)で二股に別れ、一方は G1 の右辺に、他方は G2 の左辺になり先端まで伸びています。 J5 は、萼裂片の部分は隠れて見えませんが、おそらく J2 と G1 の関係と同様、G2 の中心を先端まで伸びているであろうことが推測できます。
以上のように、見えている範囲では、萼筒の条は1本おきに、以下の状態となっているのではないかと推測できました(後半で訂正が入ります)。
・萼裂片基部で二股に別れ、隣り合う萼裂片の向かい合う辺となり先端まで伸びる
・萼裂片の中心を先端まで伸びる
このことをもう少しわかりやすくするために、模式図を作ってみました。
図1は、写真#7でわかったことを模式図にしたものです。 条 J1〜J5 と萼裂片G1・G2 も写真#7に示した記号に対応しています。 ◯印も同様、萼筒の条が二股に分かれ、2つの萼裂片に伸びる部分です。 点線で示した部分は、「見えてはいないがおそらくこうなっているであろう」という推測の部分です。
点線の推測が正しいと仮定して、4つある萼裂片(G1〜G4)をすべて描いてみたら、条はどのようなるでしょうか? その模式図が次の図2です。
図2は図1の模式図が正しいと仮定して、4つの萼裂片に対して条がどのように対応しているかを示した模式図です。
筒状の萼筒を縦に切れ目を入れて平面に展開したような図なので、1周して J9=J1となります。 つまりこの考え方だと、萼筒には J1〜J8 の8本の条しかないことになります。 図鑑の「10本の条がある」という解説と2本も違っています。 これはどういうことなのでしょうか?
これはもう考えてもわからないので、現物を観察するしかないでしょう。 ということで武蔵村山市の自生地に飛びました。 30分やそこいらは、地面に腹ばいになってつぶさに撮影する覚悟です。 他の散策者が通りがかったら、「このおじさん、何してんの? 危ない人?」と思われたかも知れません。
ところが、よい花はないかと物色していたら、なんと幸運なことに、終わった花が折れて落ちているものを見つけました。 落ちた花は果実も作れず、後は干からびて微生物に分解され、土に帰るのみ。 これ1個ならお持ち帰りOKでしょう! ということで自宅に持ち帰りました。 ちなみにこうした「落ちた花」であっても、持ち帰ることは例外中の例外です。 普段HiroKenは、花はもちろん、葉1枚ですら持ち帰ることはありません。
さっそくピンセットと拡大鏡を使って観察しました。
条を1本、2本と数えだしたのですが... 思っていたよりうまくいきません。 萼筒は長さ5mmほどと小さいので、角度を変えて観察することがなかなか難しいのです。
それに加えて、肉眼だと条の部分のコントラストが低く、数えていると「あれ? これ何本目だっけ?」とわからなくなるのです。
何度かやり直してもうまくいかないので、何かよい方法はないかと考えました。 そこで思いついたのが、条が目立つようにペイントすることです。 赤色の油性サインペンで条に色をつけました。 そして肉眼の観察は諦め、少しづつ回転させながらカメラで撮影することにしました。
写真#9は、萼筒の条を赤く着色した花です。
J1〜J3:条
G1〜G4:萼裂片
H1、H2:苞(以下の説明では触れません)
各部位の番号は振り直しているので、先に出てきた写真#7、図1、図2の番号とは関連性がありません。
ほぼ正面の下方から見ていますが、中央にある条を J1 とします。 J1 は、上部で二股に分かれ、G4 の右辺と G1 の左辺に沿って伸びています。
条は右に向かって J1, J2, J3.... と番号を割り振っていきます。 青い矢印で示したように、花を下方から見て反時計方向に少しづつ回転させ、条を数えていきます。 この写真では J2, J3 はどうなっているかは、よくわかりません。
1周して「 J?」で示した条が何番になるかで、条の正確な本数がわかるはずです。
正確ではありませんが、約30°回転しました。 J2 は G1 の中心を通っていることがわかります。
J3 は上部で二股に分かれ、G1 の右辺と G2 の左辺に沿って伸びます。 J4 は G2の中心を通っています。 J5 も見えてきましたが、まだどうなっているかわかりません(J5 と J6 はペイントし忘れたことに後で気づき、画像処理ソフトで着色してあります)。
更に回すと、J5 は二股分岐せず、G2 の右辺のみにつながることがわかりました。 これは新たな発見です。 J6 も見えてきました。 J5 と J6 の間に、裂け目のようなものが見えます。 これは何でしょうか。 次の写真でわかります。
更に回し、開始から約180°回転させた状態です。 J5 と J6 の間の裂け目の中に見えているものは、未成熟の果実でした。 未成熟の果実は萼筒にしっかり包まれ守られていますが、成熟してくると萼筒の萼筒に縦の裂け目が生じ、果実が見えてきます。 J6 は G3 の左辺につながっていました。
J6 の谷の部分と果実の境界線が画像ではわかりにくかったので、水色の線を入れました。
更に回すと、J7、J8、J9 も見えてきます。 一部断裂してしまって見にくいのですが、J6 はやはり二股に分かれず、G3 の左辺のみに沿って伸びています。 J5 と同種の条と言えるでしょう。 J7 は G3 の中心に伸び、J8 は G3 の右辺に伸びています。 J9 はどうなっているでしょうか? 次の写真#14でわかります。
更に回します。 間もなく1周します。 J6 と J7 は上の説明のとおり。 J8 は二股に分かれ、G3 の右辺と G4 の左辺に沿って伸びています。 J9 は、G4 の中心を伸びていることがわかります。 さて、いよいよクライマックス?です。 J9 の右隣りに見える条は、果たして J1 なのでしょうか?
最後に少し回し、ようやく1周しました。 #14で「J1?」とした条は、そのとおり、J1 でした! #11で説明したとおり、J1 は二股に分かれ、G4 の右辺と G1の左辺になっています。
以上より、条の数は9本 であることが確認できました。 条は10本あるとした図鑑の解説は、誤っていたのです。 牧野先生も花をクルクル回しながら調べているうちに、勘違いしてしまったのかも知れませんね。
解明できた条と萼裂片の関係を模式図に表すと、次の図3になります。
図3は確定した模式図です。 条は J1〜J9 の9本でした。 これでスッキリしましたが、今まで知らなかったことがわかりました。 条は3種類あるということです。 写真#7で述べた条の説明を訂正しなければなりません。 以下が結論です。
<条は次の3種類ある>
1. 萼筒の上部で二股に分岐し、2つの萼裂片の辺沿いに伸びる条(J1、J3、J8)
2. 萼筒の上部で分岐せず、1つの萼裂片の辺沿いに伸びる条(J5、J6)
3. 萼筒の上部で分岐せず、萼裂片の中心を伸びる条(J2、J4、J7、J9)
尚、今回使用した落ちた花のサンプルは果実期に入りかけていたので萼筒が裂けて中の果実が見えていましたが、もっと若い花は裂けていません。 若い花で模式図を作るとしたら、図3の「果実」の部分を削除したものになります。 裂けていない状態では、J5 と J6 の間はただの「谷」になり条の本数は変わりません。
図鑑の誤った情報のために少し手間がかかりましたが、そのお陰で疑問が解けて、実態を正しく把握することができました。 図鑑は私たちが知らない知識を与えてくれ、99.9%以上、正しいことが書かれていると思いますが、「盲信」はいけませんね。 疑問を持ったらしっかり調べてみることが大切だと思いました。
さて、ようやく花冠の話題に移れます。
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4. 花冠
花は葉腋につき、花冠は淡紅色で、長さは約10mmです。 花冠の基部は太めの筒状で、先端は5裂して唇形になります。
上で「花冠は淡紅色」と述べたばかりですが、武蔵村山市の自生地の花はほぼ白色なのです。 茎も八王子市の個体は褐色を帯びていますが、こちらは緑色です。
「地域差」で片付けてしまってよいのでしょうか...? もしかすると、白花品種?
上唇は2裂して反り返ります。 下唇は3裂し、中央裂片には黄色い隆起した斑紋があります(*1)。 なかなか可愛い花でしょ? 雄しべは4個で、2個が長いのですが、上の写真では見えていません。 花冠全体に白色の短毛がまばらに生えていました。
花をよこから見るとこんな形。
上唇のすぐ下には、下端が鋭くとがった葯が見えています。 といっても小さく見えにくいので、矢印を振りました。
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5. 蒴果と種子
クチナシグサの果実は蒴果(さくか)です。 写真#21は、花を上方から見ています。 蒴果の成熟が進み、萼筒の背面部分で裂開が始まっています。 中には淡黄色の小さな種子が顔を覗かせています。
種子は子房の心皮に包まれています。 この心皮が裂開し、種子が散布できる状態になります。 写真#22の上側の蒴果を見ると、中央に仕切りがある、2室であることがわかります。
ところが、成熟がもっと進んだ下側の蒴果を見ると、中央の仕切りが裂け、全体としては3室あるように見えます。 このため本種の子房は「不完全な2室」と呼ぶことが適当です。
写真#23は、完全に成熟し種子を散布している状態です。 茎は地面を這い、蒴果の裂開した面は、例外なく上を向いています。 後で述べますが、これには理由があるのです。
茎の左方向が根の方向で、右が先端方向です。 根元の方の蒴果の中には、種子は見当たりません。 右の方には、まだ残っています。 これは、花は茎の根元から咲き始め、果実になるのも根元の方の花が先だからです。 茎の先端にいくほど遅れて花が咲き、したがって果実ができる時期も遅れるので、種子が残っているのです。
写真#23は少し見えにくいので、一部を拡大したものが#24です。 4つの蒴果が写っています。 一番左には、2〜3個の種子しか見えません。 2番目は、10個くらいかな? 3番目と一番右は20個くらい。 時間は経つほど種子が少なくなるということです。 種子はどこに行ってしまったのでしょう?
写真#25は、種子を飛ばしきった蒴果です。 #23の説明でも述べましたが、例外なく上を向いています。 そして蒴果の中はお椀のような形状になっています。
これは、雨粒の衝撃により種子を散布することを狙っているのではないでしょうか?
植物の生きる目的は、ただ一つ。「できるだけ広範囲に、できるだけたくさんの子孫を残す」です。 クチナシグサは地面を這うようになりとても低く生えるので、風により種子の散布は期待できないでしょう。
ほんの数センチの世界ではありますが、雨粒が着弾した衝撃を利用して、種子を少しでも遠くに飛ばそうとしているように思えるのです。 上の写真では、飛ばされた種子が1個、見えます(赤矢印)。
このように雨粒を利用した種子の散布は「雨滴散布」と呼ぶようです。 雨滴散布する植物は、たくさんあるようです。 たとえばリンドウ科のフデリンドウや、ユキノシタ科のチャルメルソウ属が雨滴散布する植物として知られています。
写真#26はクチナシグサの種子です。 長楕円形で、横から少し押しつぶしたように、やや扁平な形状です。 推定ですが、1個の蒴果に20〜30個ほど入っていそうです。
種子の大きさは、長さ約1.6mm、幅約1.1mmでした。
種子の大きさを直接測定する機器は持ち合わせていないので、画像から測定しました。 画像の中で信頼できる寸法は、定規の目盛りだけです。 これを元に画像処理ソフトの「均等割付」や「整列」などの機能を使い、目盛りを作図しました。 測定に用いた水色の補助線も残してあります。
厳密には、プラスチック定規の誤差や、レンズの収差なども考慮する必要があるかも知れませんが、ここで述べる範囲においては、十分な精度であると思います。
種子には、多数の条があります。「条」と来れば、このページにおいてはその本数を数えるしかないでしょう、ということで数えたら、20本ほどありました。 条の凸の部分には、短毛がまばらに生えています。
植物の形状は、偶然ではなく、すべてそうなった理由があると思います。 この種子においても、大きさ、長楕円形で扁平であること、条があり毛が生えることなど、そうした理由があるのでしょう。 もしかすると、雨滴散布と関係があるのかも知れません。 例えば、平滑な面より、条がある方が遠くに種子が飛ばされる確率が高まるとか。 きっと何か理由があるはずです。
観察後の種子は、元の場所に散布しました。
これで終わりです。 大変長いページになりました。 もし最初から最後まで読んで下さった方がいらしたら、どうもありがとうございます。
< 引用・参考文献、及び外部サイト >
文献・図鑑などの著作物や、個人・法人のWEBサイトにも著作権があることをご理解の上、ご利用下さい。
*1 山渓ハンディ図鑑1 野に咲く花 山と渓谷社 2013年3月30日 初版第1刷 p.472
*2 日本の野生植物 草本 Ⅲ 合弁花類
平凡社 1981年1月10日 初版第2刷 p.113
http://www.heibonsha.co.jp/
*3 牧野 新日本植物圖鑑
北隆館 1961年6月30日 初版 p.569
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2020.07.04 掲載
2020.07.06 写真#4下の説明を訂正・修正。
クチナシグサが掲載されたページ
Dairy-Hiroダス
2022年5月22日 SUNDAY(果実期)
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さちこ (日曜日, 05 7月 2020 08:50)
読みましたよ 読まされたのかな
昨夜遅く気づき一度 えーっと思いわからなかった所もう一度
寝床に入って自分の手を四つの萼に見立てると えっ条は八本では?
眠れない〜
朝からもう一度確かめて
果実を出す所が別れでいるのでもう1本ある事が分かりました
今年はコロナで2月の赤紫のロゼット状のものを見ただけ
牧野富太郎図鑑では茎の長さでなく高さ10〜30とあります
今週にでも行って それも含めて
私も確かめてきます
Ken (月曜日, 06 7月 2020 10:14)
さちこさん
まず本ページを通しで読んでいただきまして、ありがとうございます。
長いので、最後まで読んでくださる方はなかなかいらっしゃらないだろうと思っていました。 もう少しコンパクトにすべきだったかも知れませんが、図鑑の誤りを指摘するためには、エヴィデンスをしっかり示す必要があると考え、長くなってしまいました。
茎の長さについては、牧野先生の図鑑は、確かに茎の全体の長さには触れてなく、立ち上がっている部分のみを10〜30cmと述べていました。 この部分は後で訂正しようと思います。 ご指摘をありがとうございました。
もし茎の長さを直接確かめられましたら、後でご教示いただけると助かります。
nariwaitaira (火曜日, 06 4月 2021 17:25)
清瀬市中里の雑木林にも咲いてます。
本日、令和3年4月6日(火)写真を撮っている人に、
クチナシ草のなまえを教えてもらいました。
余りにも花が小さいので肉眼では見えません。
Ken (火曜日, 06 4月 2021 19:55)
情報をありがとうございます。あの雑木林にも咲いているのですね!
確かに小さい花ですが... 肉眼で見えないほど?