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 7月27日      真夏の野反湖 その3!!     p.1/2

満々と水を湛えた野反湖  湖畔の第1キャンプ場から八間山を望む  2008.07.27
 満々と水を湛えた野反湖  湖畔の第1キャンプ場から八間山を望む  2008.07.27
野反峠(富士見峠)休憩舎前で朝食
 野反峠(富士見峠)休憩舎前で朝食
こんな風景を眺めながらの朝食は、最高!
 こんな風景を眺めながらの朝食は、最高!

 

 前日は箱島不動尊など寄り道しながらのんびりとやって来て、野反湖には夕方に到着。 野反峠で車中泊しました。 翌朝は快晴、野反湖の清々しい空気を味わいながら、朝食。 この風景はいつ見てもいいですね。

 

 先週末はここ野反湖で、仲間たちとキャンプと花探索を存分に楽しみました。 その時2007年に私たちが野反湖で初めて発見したウメガサソウも案内したのですが、残念ながらまだツボミでした。 新発見の時も花が終わろうとする時であったので、元気よく咲いている姿は見た事がないのです。 今週を逃すと、また1年待たなければなりません。 第一発見者としては、これは納得できません。 と言うワケで、今週も野反湖にレッツゴー!

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ウメガサソウ (梅笠草) ツツジ科 ウメガサソウ属
 ウメガサソウ (梅笠草) ツツジ科 ウメガサソウ属

 

 見事に咲いていました、ウメガサソウ! 野反湖で咲いているのは、ここにある株のみ!(と勝手に思っている) ウメガサソウは普通茎頂に1個の花をつけますが、右の株は2個の花をつけています。 これはまれなことだそうです。 ウメガサソウは、旧来の分類体系ではイチヤクソウ科です。

 

ウメガサソウ 2008.07.27 群馬県 野反湖 alt=1530m
 ウメガサソウ

 下向きに咲く花を上から見た様子。 すごくかわいくないですか?

 

ウメガサソウ 2008.07.27 群馬県 野反湖 alt=1530m
 ウメガサソウ

 下から見上げます。 右の花はまだツボミで、フレッシュ!

(上2枚の写真はウメガサソウのページの写真を流用しました)

 

初発見の2007年8月6日の状態 終わりかけ
 初発見の2007年8月6日の状態 終わりかけ
先週2008年7月20日の状態 まだツボミ
 先週2008年7月20日の状態 まだツボミ

突然Hiroが倒れた! いえいえ冗談、ウメガサソウを撮影中です
 突然Hiroが倒れた! いえいえ冗談、ウメガサソウを撮影中です
コバノイチヤクソウ
 コバノイチヤクソウ

 開花したてのフレッシュでかわいいウメガサソウが見ることがて、たくさん撮影できて、とりあえず満足。

 

 野反湖には先週訪れたばかりですが、花は1週間経てば主役が変わります。 亜高山帯に属する野反湖は太平洋と日本海の分水嶺に位置することで、高山帯の植物も見られます。 短い夏に子孫を残すため、次々と選手交代しながら多種多様な花が咲くのです。

 

 コバノイチヤクソウもまだ咲き残っていました(右上)。 先週埼玉県のSさんが新発見した、テガタチドリのその後の様子を確認しに向かったら、果実になっていました(右)。 来年2009年にはぜひ、盛りの時に見たいものです。

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テガタチドリの果実
 テガタチドリの果実

オオヤマサギソウ (大山鷺草) ラン科
 オオヤマサギソウ (大山鷺草) ラン科
オオヤマサギソウ
 オオヤマサギソウ

 

近くではオオヤマサギソウも咲いていました。 こちらは花の見頃でした。

 

 
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