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 5月3-5日     5月の新潟 あちらこちら      2/3

 

 4日はTarちゃん一家と、車でたった5分の距離にある公園で花散策することになりました。 市街地と田園地帯の間の丘陵地帯にある公園ですが、野球やサッカーのできるグラウンドも併設され、新発田市民の憩いの場となっているようです。 しかしこんな市街地のみんなの公園」で、果たして新たな花は見られるのでしょうか・・・?  しかしそんな心配はすぐに解消したのでした。

 

 オオイワカガミ (大岩鏡) イワウメ科 イワカガミ属  2008.05.04 新潟県新発田市
 オオイワカガミ (大岩鏡) イワウメ科 イワカガミ属  2008.05.04 新潟県新発田市

 

 多くの家族連れがくつろく広場を抜けて緑濃い丘陵に入ると、すぐに目に飛び込んで来たのが、なんとオオイワカガミでした! 緩やかな斜面にたくさん咲いています! 大好きな花がこんなに手軽に、市街地の近くで見れてしまうとは! 確かに低山にもいる植物ですが、ここの標高はわずか海抜40mほどなのです。

 Tarちゃん一家とワイワイ言いながら写真を撮ったのですが、他の散策者たちはまったく関心を示しません。 ここでは珍しくもない花なのかな...?

 

オオイワカガミ
 オオイワカガミ
オオイワカガミ
 オオイワカガミ

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ミツガシワ (三槲)
 ミツガシワ (三槲)
 ミツガシワ ミツガシワ科 ミツガシワ属
 ミツガシワ ミツガシワ科 ミツガシワ属

 

 ずっと見たかった、お初の花に出会えました! ミツガシワです。 約200万年前の氷河期には北半球全体に広がったといわれる、古い植物です。 本来、尾瀬沼など高地の沼沢地に生える水生植物でですが、ここでは海抜数十メートルの沼地で見られました。 花弁には不思議なモシャモシャが多数あります。 なぜかこういうのが好きです。 花弁は5枚ですが、右の写真の下の花は6枚あります。

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 ミヤマガマズミ (深山莢迷)
 ミヤマガマズミ (深山莢迷)

スイカズラ科のミヤマガマズミ初対面の花でした。樹高2~4mの落葉低木。森の中で白い花が目立つ。

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 オオバクロモジ (大葉黒文字)
 オオバクロモジ (大葉黒文字)

クスノキ科のオオバクロモジ初対面。淡い黄色の花が美しい。

 


 ツクバネウツギ (衝羽根空木)
 ツクバネウツギ (衝羽根空木)

スイカズラ科のツクバネウツギよく見られる花ですが、普通出会うのは山地が多く、平地では初めて見た気がします。

 

タチシオデ
 タチシオデ

ユリ科シオデ属のタチシオデです。雌雄異株で、これは雄花をつけているので雄株ですね。


 サワオグルマ (沢小車)
 サワオグルマ (沢小車)

キク科のサワオグルマは湿地、休耕田や用水路脇などに生育する多年草です。所々に群生していました。


 シハイスミレ (紫背菫)
 シハイスミレ (紫背菫)

シハイスミレはお初でした。変種のマキノスミレとも似ていますが、シハイスミレとしました。



 帰りは新発田市のラーメン屋さんに寄りました。 けっこうなお味でした。 新潟県はおいしいお店が多いと思います。 水資源が豊かでおいしく、山の幸も海の幸も豊富なせいで、県民のみなさんの味覚のレベルが高いのだと思います。 ほとんどのお店が「当たり」か「大当たり」で、「ハズレ」は幸いまだ経験したことがないですね。 おいしいお店に出会う確率は、東京なんぞよりはるかに高いと思います。

 なんていいつつ、2日目が終わります。

 
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