5月3-5日 5月の新潟 あちらこちら 2/3
翌4日はTarちゃん一家と、車でたった5分の距離にある公園で花散策することになりました。 市街地と田園地帯の間の丘陵地帯にある公園ですが、野球やサッカーのできるグラウンドも併設され、新発田市民の憩いの場となっているようです。 しかしこんな市街地の「みんなの公園」で、果たして新たな花は見られるのでしょうか・・・? しかしそんな心配はすぐに解消したのでした。
多くの家族連れがくつろく広場を抜けて緑濃い丘陵に入ると、すぐに目に飛び込んで来たのが、なんとオオイワカガミでした! 緩やかな斜面にたくさん咲いています! 大好きな花がこんなに手軽に、市街地の近くで見れてしまうとは! 確かに低山にもいる植物ですが、ここの標高はわずか海抜40mほどなのです。
Tarちゃん一家とワイワイ言いながら写真を撮ったのですが、他の散策者たちはまったく関心を示しません。 ここでは珍しくもない花なのかな...?
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ずっと見たかった、お初の花に出会えました! ミツガシワです。 約200万年前の氷河期には北半球全体に広がったといわれる、古い植物です。 本来、尾瀬沼など高地の沼沢地に生える水生植物でですが、ここでは海抜数十メートルの沼地で見られました。 花弁には不思議なモシャモシャが多数あります。 なぜかこういうのが好きです。 花弁は5枚ですが、右の写真の下の花は6枚あります。
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スイカズラ科のミヤマガマズミは初対面の花でした。樹高2~4mの落葉低木。森の中で白い花が目立つ。
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クスノキ科のオオバクロモジも初対面。淡い黄色の花が美しい。
スイカズラ科のツクバネウツギ。よく見られる花ですが、普通出会うのは山地が多く、平地では初めて見た気がします。
ユリ科シオデ属のタチシオデです。雌雄異株で、これは雄花をつけているので雄株ですね。
キク科のサワオグルマは湿地、休耕田や用水路脇などに生育する多年草です。所々に群生していました。
シハイスミレはお初でした。変種のマキノスミレとも似ていますが、シハイスミレとしました。
帰りは新発田市のラーメン屋さんに寄りました。 けっこうなお味でした。 新潟県はおいしいお店が多いと思います。 水資源が豊かでおいしく、山の幸も海の幸も豊富なせいで、県民のみなさんの味覚のレベルが高いのだと思います。 ほとんどのお店が「当たり」か「大当たり」で、「ハズレ」は幸いまだ経験したことがないですね。 おいしいお店に出会う確率は、東京なんぞよりはるかに高いと思います。
なんていいつつ、2日目が終わります。
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