4月5-6日 新潟の花園 p.6/6
〜 今回の花さんぽの食事 〜
最近は遠出の花さんぽで温泉旅館などに泊まることは、なくなりました。 費用節約が一番の目的です。 温泉旅館の料理はどうも選択の余地がなく、押し付けがましく感じ飽きて来ました。 中居がいて世話を焼くような宿も、面倒くさい。 そこでもっぱらビジネスホテルを利用するようになりました。 「夕食なし、朝食付き」がいいですね。 夕食はホテル近くの店でその日の気分に合ったものをいただく。 朝は食事処を探す時間が惜しいので、ホテルで朝食をいただきます。 このパターンがベストに思えます。
今回も燕三条のワシントンホテルを使いました。 このホテルはスーパーとくっついているので、非常に便利です。 まるでホテルに巨大売店が備わっているような。 スーパー内にも、周辺にも食事処がたくさんあります。 5日の夜は、ホテルから歩いて5分の居酒屋「ぜんてい」に行きました。 昨年と同じパターンです。
席につくとすぐに「地物!のど黒刺身」の貼り紙に目がいきます。やはり新潟に来たらノドグロを食べたい。ちょっと贅沢ですが、刺身と塩焼きを注文しました。
ビールやお酒もいただきました。南魚沼は白瀧酒造の純米大吟醸『湊屋藤助』は、吟醸香がほどよく香り、やさしくなめらかな味でした。写真は突き出し。これだけで立派な一品(二品?)料理です。
ノドグロ(アカムツ)の刺身、850円也。刺身は初めて食べましたが、脂が乗っていますがクセがなく、なかなか美味です。他の魚にはなかなか見られない独特の柔らかい舌触りが印象的。筋繊維が細かいのでしょうか。
ノドグロの塩焼きですが、半身なのです。それでお値段は1400円、ちとお高い。新潟でもノドグロは高級魚なのですね。しかし味は絶品、本当においしい。「日本人に生まれてよかった」などと思ってしまうほどです。
前浜産活アジのタタキ。とても新鮮でおいしかった。でも昨年より盛り付けが簡略化された感じです。850円。
黒酢の酢豚。酢がまろやか、肉も柔らかく、おいしくいただきました。
大根サラダ。これはまあ、どこにでもあるような。
厚揚げ。ボリュームもあって、普通においしかったです。
湯葉チーズグラタンは、オリジナル料理とされていました。好物の食材を組み合わせた料理は、なかなかイケるお味でした。
締めのミニラーメン。居酒屋さんですが、専門店に引けを取らない新潟ラーメンです。麺が太めで豚の背脂入り。ミニサイズがあるのがうれしい。
6日のホテルの朝食です。和洋どちらかを選べ、料金は千円。まあ、おいしいでございますよ。さすが新潟、お米は特に良し。日常の朝食はパン食が多いのですが、花さんぽの日は必ずご飯にします。パンではパワーが出ません。
6日午後に義弟に連れて行ってもらった「杭州飯店」の中華そばです。 TVなどでもたびたび紹介されたことのある、燕市のラーメン屋さんです。 混んでいない時がないほどの人気店だそうです。 今回は運良く待たずに席が取れました。 写真は一番人気の「中華そば」700円(税込)。 ほとんどのお客が頼むとのことです。 金属加工が地場産業の燕市では工場への出前が多く、麺が延びにくいように太くし、スープが冷めにくいように豚の背脂を入れたとか。
背油ギトギトに見えるスープは、食べたら意外にサッパリでしつこくありません。 イワシの煮干しの出汁ですがまったく魚臭くなくて、イケます。 背油が魚臭さを打ち消しているようです。 そして長ネギではなくたくさん盛られたタマネギが、背脂の脂っこさを中和しています。 化学調味料の味はしませんでした。 麺はかなり太めで、しっかりしています。 手延べ麺を刃物でなく手でちぎるそうです。 麺の味もよかったし、チャーシューもなかなかGoodでした!大きな餃子がおいしかったことも特筆です。
2012.04.19 掲載