2月25日(日) 創刊号 栃木県 セツブンソウ 2/3
毎年、花シーズンはセツブンソウでスタート。 木の花はマンサクなどが先に咲き始めますが、草の花はセツブンソウがポールポジション。 白い花弁に見えるのは、実は蕚(ガク)で、黄色いオシベのように見えるのが、退化した花弁です。 キンポウゲ科ではよくある構造です。
小さな花なので、群れて咲き虫の気を惹きます。 まだまだ寒いので、他のライバル植物は少ないのでしょう。
毎年行く、栃木の星野町での観察です。 本当は一昨年見つけた、2kmほど離れた民家の裏庭の方が素晴らしいのですが、今年は花が少なかったので、翌週星野に出直しました。
コセリバオウレンは初めて見ました(注1)。 実はこの日のお目当ての一つで、出会えて感激です。 ミチノクフクジュソウは植えられたものである気がして(注2)(注3)、気乗りしませんでしたが、春の訪れを知らせる花なので数枚だけ撮りました。
(注1)コセリバオウレンは当初セリバオウレンと思っていました。 当時はまだまだ勉強不足でした。 この時以後数回、同じ場所で見ていますが、葉のつき方が3回3出複葉なので、コセリバオウレンに間違いありません。
(注2)初めて見た時は「きっと植えたもの」と思い込んでしまいましたが、その後数回見て、現在はそうとは断言できないと思っています(自生とも思えます)。以上2011.03.15
(注3)フクジュソウをミチノクフクジュソウに変更。写真も変更。2017.02.23
花さんぽ 2007-01-2