2007年9月 暮坂峠特集(群馬県中之条町) 2/4
「名の割に地味な花だ」と言う人がいますが、どうしてどうして、近くで見ればこんなにきれいです。 山地の日陰の湿り気のあるところにいます。
小川の畔や休耕田などに群生することが多い。 あちこちで普通に見ることができますが、好きな花の一つです。 蕾の時は金平糖のようです。 花弁に見えるのは蕚で、花弁はありません。 白あり薄ピンクありで、近づいてよく見るとなかなか美しい花なのです。
ミゾソバの葉は互生します。 葉の先を下にして見ると,葉の
基部両脇にある突起を「角」に見立て,形が牛の額にも見える
ことからウシノヒタイ(牛の額)の別名があります。
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オオイヌタデはタデ科イヌタデ属の植物。 イヌタデに似ていますが托葉鞘が膜質で縁に毛がないためオオイヌタデとしました。
クルマバナはシソ科トウバナ属の花です。お初の花です。この仲間は似ているので同定に苦労します。
ハエドクソウ科ハエドクソウ属。 仲間はいないと思っていたら「ナガバ」がつかないハエドクソウがいました。
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ヤマハッカも初対面でした。 小さな花は撮るのが難しいですね。ましてや暗い林下で風が吹いていたらよい写真を撮るのは困難です(言い訳)。 よく似たイヌヤマハッカは上唇に線状の斑点がないそうですが、まだ見たことはありません。
花さんぽ 2007-23-2