9月15-17日 秋の野反湖 1/3
仕事もようやく一段落し、3連休を野反湖でのんびり過ごすことができました。 1泊目は、第1キャンプ場でバンガロー泊。 幼い頃、伊豆でバンガローに泊まったことはありますが、薄暗くてカビ臭く、大嫌いなクモやゲジゲジがいて、二度とバンガローなんぞに泊まるまい、と思ったものです。
それから四十数余年を経て、再び使ったバンガローは... 快適でした。 ダム建設時の飯場の木材を譲り受けて造ったものだそうですが、その後かなりの棟が建て直しされ、新しくて清潔です。 トイレはもちろん共同ですが、洒落た山小屋風の清潔な水洗トイレで、不満はありません。 炊事場も要所要所に設置されていて不便もありません。 何より環境が最高です。 2泊目は、私たちの六合村の定宿・くじら屋さんにお世話になりました。
さて、この時期になるとさすがの野反湖も花は少なくなります。 しかし野反湖の友人の中村一雄さんに「花は、葉だけの時、花の時期、果実、そして枯れた後と、4回も楽しめるんだよ」と教えられてからは、楽しみ方が広がりました。今回も中村さんと一緒に花や美しい果実をたくさん見る事ができました。
エゾリンドウは野反湖の花のアンカー。 この花が咲いたら、
野反湖に本格的な秋が訪れたと言えます。 あちこちに咲いて
いるので、簡単に見つけることができます。
蜜蜂が足で器用に閉じた花を押し広げ蜜を集めていました。蜂が入り込むとき、キュッキュッと音がしました。
エゾリンドウの花は閉じ気味になっていることが多いですが、日の光が当たると開きます。
マツムシソウは野反湖の初秋の花の一つですが、アンカーのエゾリンドウにバトンタッチです。
花さんぽ 2007-26-1