9月1日 初秋の野反湖 2/3
野反湖特産のノソリホシクサに出会えた!
中村一雄さんのご案内で、ついにノソリホシクサに出会えました!(「ノゾリ」と濁りません) 唯一、「野反」の名を冠する植物です。 野反湖にたくさん咲く花たちは、他の場所でも見る事はできます。 しかし、ノソリホシクサはここでしか見られないのです(正確にはもう1箇所あるようですが)。しかしその生育数は多いとは言えません。
ノソリホシクサについては情報が少ないのですが、調べてまとめた専用ページを作りました。 よろしかったらご覧ください。
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タニタデはとっても小さい花です。野反湖では初めて見ましたが、本当に初めてみたのはこの1週間前の暮坂峠でした。
キキョウ科のツリガネニンジン。秋風に揺られると、一斉にチリンチリンと小さな鐘の音を響かせる・・・ワケはないよね。
アキノウナギツカミは低地に生えると言われますが、標高1500mを超える野反湖にもいました。 茎には下向きの鋭い棘があり、他の植物に絡みます。 茎を手に巻いたら、滑らずウナギをうまく捕まえられるのかな? いや、かなり手が痛そうです。
同じ時期、同じように湿った場所にいるママコノシリヌグイやミゾソバに似ていますが、葉の形で区別できます。 アキノウナギツカミの葉は互生し、卵状披針形~長披針形で細長く、基部が矢尻状になって茎を抱くようにつきます。 ママコノシリヌグイの葉は対生し、葉は三角形で茎を抱きません。 ミゾソバの葉は互生し、基部が耳状に張り出します。
花さんぽ 2007-24-2