8月18日〜19日 野反湖 百花繚乱(その3!) 2/3
シオガマギクは変種のトモエシオガマと似ていますがトモエシオガマは茎の上部に花がつくのに対し、シオガマギクは茎の途中にも花をつけます。なのでこの写真の花はシオガマギクはとしました。
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シオガマギクの花は巴状にならないとする説もありますが、実際にはこのように茎頂の花は巴状になることも少なくないようです。野反湖では八間山や草原などで見ることができます。
快晴にオオバギボウシが映えます。コバギボウシはたくさん見ることができますが、オオバギボウシは少なめ。なかなか近づけないことも多いですが、このときはラッキーでした。
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マツムシソウが咲き始めました。秋の訪れを予感させる花です。下界はまだ夏真っ盛りですが、標高1500mを超える野反湖では、朝晩の風にかすかに秋の気配を感じるようになります。
泊まったバンガローのそばに、形の良いソバナが咲いていました。 バンガローサイトにも花が豊富にいます。
昆虫もたくさんおります。この蝉はコエゾゼミでいいのかな? ジ〜〜〜〜 〜〜〜〜〜っと、デッカイ音で長く鳴き続けるから近くにいるとうるさい!
大好きなチョウ、アサギマダラ。花から花へ、ヒラヒラと優雅に飛ぶ美しいチョウ。吸蜜に夢中になっている時はそぉ~っと近付けば逃げないよ。アサギマダラについて、こちらのページにもまとめてあります。
池ノ峠のそばで、ネジバナの白花を見つけました。初めてのことです。 どこから見ても赤味のまったくない、『完璧な白花』です。 たった1株だけ、普通のネジバナに混じって咲いていました。 この花に限らず、白花は滅多に出会えるものではないので、とても興奮してしまいました。
こちらの白花のページにもっと写真を掲載しています。よろしければどうぞ。
Hiroお気に入りの花の一つ。
野反湖では広範囲で多数見られます。 太く白い花糸を持つ雄しべとともに、糸状に裂開した仮雄蕊(ゆうずい:花粉を出さない雄しべのこと)があり、これがウメの花の雄しべを連想させるとか。仮雄蕊の先端には丸い腺体がありますが、これがとってもかわいい。 まるでおとぎ話に出てきそうな、優しい雰囲気を漂わせる花です。
花さんぽ 2007-22-2