6月3日(日) 初夏の秘密の花園 (新潟県) 1/2
創刊第3号で紹介した、新潟県は佐渡弥彦米山国定公園の一角に位置する、国土地理院の地図にも名が載っていない低山にある秘密の花園。 オオミスミソウ(ユキワリソウ)に埋め尽くされていた、あの場所はどうなっているのか?
確かめたい衝動に駆られ、初夏のある日、やって来ました。 3月には落葉樹の葉はまったくなく、とても開けた感じの場所でしたが、今は木々の葉が生い茂り、草たちの勢いも強く、同じ場所とは思えないほどです。 もちろんオオミスミソウは葉しかありません。 しかし本当に思いも掛けず、憧れの花たちに出会うことができた。
まずは、山麓で出会えた花たちから紹介しましょう。 春の花が一段落し始め、果実となっている植物も目立ちます。
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イモカタバミは南アメリカ原産の帰化植物です。 色が
鮮やかですね。 江戸時代末期に観賞用として導入され
その後全国に広がったそうです。
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さて、山麓の花を楽しんだら、緩い傾斜を登りいよい
よ秘密の花園へ。 ありゃ〜、あんなに見通しがよかっ
たのに、新緑が生い茂りすっかり様変わりしていました
(トップ写真)。 一面に咲いていたオオミスミソウの花は
もちろんなく、ツヤツヤした葉だけが残っていました。
そして... なんとエビネ発見!! あーでも花が終わってる。
でも近くで見ることができて、感激! これがエビネかあ。
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