3月22日-24日 新潟県 秘密の花園(その2) 5/5
さて、ここでナゾの花の登場です。
この花は見つけた当時ずいぶん調べたのですが、名前がわかりませんでした。 沢筋の登山道脇、やや暗い林下に咲いていました。 葉は互生しやや厚みがあり、葉脈はくっきりし、葉の表面に光沢があります。 葉の縁と表面に粗い毛がごくまばらに生えています。 花は小さく(6〜8mm)、緑色です。
花の先輩の画像掲示板に投稿しお尋ねしたりしましたが、正体がわからず。 結局、1年近く経った後に、ネットで別の花を調べているときに偶然そっくりな姿の花の写真を見つけ、やっと正体が判明したのです。
トウダイグサ科のヤマアイでした。 改めて所有する図鑑を調べたら、ちゃんと載っていました。 写真が小さく、見逃してしまっていたようです。 わからなかった花の名前がわかると、本当に胸の支えが取れる感じでしたよ。 ▼
2泊3日の新潟県花さんぽ。たくさんの花を見ることができ、楽しく充実したものになりました。
最後は、新潟県の居酒屋レポートです。 実は前年は弥彦山の近くの温泉旅館に泊まったのです。 しかし 高い宿泊費・押し付けがましい料理・掛け流しでなく循環式で消毒薬臭い風呂 に辟易し、今回は別の方法を試しました。 安いビジネスホテルに泊まり、食事は外で好きな料理を選んで食べるのです。 初めて試みた方法でしたが、大変気に入りました。
ビジネスホテルだと、一番上等なツインルームを取っても、宿泊費は旅館に比べ格段に安いです。 当たり前ですが。 使ったホテルは大きなスーパーマーケットとくっついていて、ロビーの裏口を出るとそこはスーパー。 まるでホテルに巨大売店が備わっているような便利さでした。 食材や酒類はもちろん、衣類からカメラのレンズクリーナーの売り場まで、ホテルの部屋を出て5分以内です。 燕三条で泊まるなら、燕三条ワシントンホテルがお勧めです。
夕食は歩いて数分の居酒屋「ぜんてい」に行きました。
左:新鮮なアジのタタキです。 この大きさと手の込んだ盛り付けで、お値段なんと¥380。 東京では考えられない安さ。
中央上:おいしかった突き出し。 左の皿は鶏料理、右はホタルイカ。
中央下:モチブタの串焼きもうまくてボリューム満点。
右上:山芋の捜索料理。うまかった。
右下;新潟の居酒屋では、あのノドグロでさえ、ポピュラーなメニュー。
さすがノドグロ、すんごくおいしかった。
上の料理の他に生ビール数杯、日本酒数種類、サラダ、ピザ、おにぎりと
ラーメンまで食べて、2人で約¥7000。安い! 新潟、恐るべし!です。
出会えた花(五十音順)
初 | 和名 | 漢字表記 | 科名 | 属名 |
★ | オウレン | 黄蓮 | キンポウゲ | オウレン |
カタクリ | 片栗 | ユリ | カタクリ | |
キクザキイチゲ | 菊咲一華 | キンポウゲ | イチリンソウ | |
★ | キバナノアマナ | 黄花甘菜 | ユリ | キバナノアマナ |
コシノチャルメルソウ | 越の哨吶草 | ユキノシタ | チャルメルソウ | |
ショウジョウバカマ | 猩々袴 | シュロソウ | ショウジョウバカマ | |
ナニワズ | 難波津 | ジンチョウゲ | ジンチョウゲ | |
ネコノメソウ | 猫の目草 | ユキノシタ | ネコノメソウ | |
オオミスミソウ | 大三角草 | キンポウゲ | ミスミソウ | |
ミチノクエンゴサク | 陸奥延胡索 | ケシ | キケマン | |
ヤマアイ | 山藍 | トウダイグサ | ヤマアイ | |
ヤマエンゴサク | 山延胡索 | ケシ | キケマン |
2011.12.22 掲載
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