白花のシランを見ることができました! シランはラン科としては
珍しく栽培が容易だそうでで、庭先などに植えられたものをよく見か
けます。 種子発芽率は高いそうなのですが、野生の状態で見ること
が難しくなっています。
ここでは川べりの岩の上などで、園芸目的の盗掘を免れた野生のシ
ランがたくさんいました。 その中に、美しい白花品種も混じって咲
いていました。
通常の色の花と一緒に咲いていました。 白さが際立ちます。
この白さはウェディングドレスを連想しました。
清楚な姿を見ることができて、大満足です。
全体が完璧に白い... と思いきや、柱頭にほんのわずかに
赤紫色が入っていました。つぼみも、微かにですが色が入っ
ています。 これはこれでアクセントになってイイ感じです。
1・2枚めの写真の母種と思われる赤紫色の花にも、一部
白い部分があります。 こんなに近くにいるので、お互いに
遺伝子浸透が起きているのかも知れません。
よく見ると柱頭だけでなく、唇弁のひだの
一部にも、微かに赤紫色が入っていました。
実は、この場所には1週間前にも訪れていました。
しかし時期が早すぎ、まだ蕾の状態でガッカリでした。
諦めず、翌週にも訪れてようやく開花した状態を見る
ことができました。
2014.09.27 掲載
シロバナシランが掲載されたページ
Dairy-Hiroダス