トップ20の花のページのアクセス数推移
2019年度下期 総合アクセスランキングにおいて、目次的要素のページを除いたトップ20の花のページの、それぞれの掲載月から2019年度末(2020年3月31日)までのアクセス数推移を調べてみました。
・グラフの横軸は、初めて掲載された月の1日〜2020年3月31日までの日付で、縦軸
は日々のアクセス数(単位:回)です。
・PC(パソコン)からのアクセス情報のみ、表示しています。 モバイル(スマート
フォン、タブレット)は含んでいません。 アクセス数の推移の傾向を知りたいだ
けなので、PCと同様な傾向を示すモバイル情報は省いています。
・総PVとは、掲載してから2019年度末までのアクセス数の合計値です(PV : Page
View)。
・矢印で示した日付と数字は、ページの最高アクセス数を記録した日付と、その日の
アクセス数を示しています。
・説明は、2019年度末日時点として書いています。
・解析ツールは、Google Analyticsを使っています。 もちろん自分のPCからのアク
セスは、アクセス数から除外してあります。
それでは、20位から1位に向かって遡ってみます。
20位:キクザキイチゲ
下期のランキングで主役のひとつになるのがスプリング・エフェメラル(春植物)たちであると思いますが、やはりこの花のページへのアクセスは春に集中します。 過去2年間においてトップ10に入っていましが、今回は土俵際の20位でした。「角番」になったわけですが、来年はどうなるか?
19位:ササユリ
この花が咲く季節ではなくても一定数のアクセスがある、不思議なページです。 このため総PVは3万アクセスに迫ろうとしており、今回の総合アクセスランキングの中でもトップのページです。 下期の総合アクセスランキングにおいても上位の常連でしたが、今回は19位までランクを下げました。 ただし続く2020年度上期には、上位にランキングされることは想像に難くありません。 2013年後半以前のデータは失われてしまっています。
18位:ザゼンソウ
一風変わった花を咲かせるザゼンソウのページは、当サイトの中でも古株です。 安定してアクセスがありましたが、長年に渡り、多いものではありませんでした。 それが昨年からアクセスが増え、今下期は初の総合アクセスランキング入りを果たしました。
17位:イチリンソウ
2018年4月に掲載した新しいページです。 掲載年はほとんどアクセスがありませんでしたが、翌年は少し増え、今年は大幅にアクセスが増えて総合アクセスランキング入りしました。 新しいページをたくさんの方が見てくださるのは、嬉しいものです。
16位:ムラサキ
2011年に掲載した、古株のページです(2013年の後半以前のデータは失われています)。 1年を通じてアクセスがあるページですが、その数はあまり多くはありませんでした。 しかしこの2〜3年は徐々に増加し、とうとう総合アクセスランキング入りしました。
15位:ユキワリイチゲ
このページではよい状態の花が撮れていないのですが、花の開花時期には安定してアクセスがあります。
14位:センブリ
花に興味はない人もこの名前は聞いたことがある人が多いのでは。 古くから健胃薬として利用され、千回煮出しても苦味が消えないことが名の由来のようです。 実際にはそんなに煮出す人はいないでしょうが。 ページへのアクセスは、順調に増加しています。 2013年後半以前のデータが失われてしまっています。
13位:ホトトギス
下期の総合アクセスランキングにおいては常連のページで、安定したアクセス数となっています。 あの一風変わった花を調べてみたいという方が多いのかも知れません。 このページも2013年後半以前のデータが失われています。
12位:アズマイチゲ
今年の2月に極端にアクセスが集中した特異日があり(おそらくマスコミ要因)、その結果グラフの縦軸の最大値が大きくなったので他の年のアクセスが少ないように見えます。 典型的なスプリング・エフェメラル(春植物)である本種へのアクセスも安定して増加してきています(特異日を除く)。
11位:ムサシアブミ
ページを作ったときには、これほど注目されると思っていませんでした。 総PVも1万2千を超えています。 ただこうしてグラフにしてみると、2017年以降はわずかに減少傾向にあるように見えます。 これが実際の野生個体の数と同期していないことを祈るばかりです。
10位:ハルリンドウ
ハルリンドウのページも大変人気があり、下期のみならず、上期の総合アクセスランキングにも上位に入ってきます。 総PVも2万4千を超えており、堂々としたものです。 今下期もトップ10に入りました。
なぜか掲載してから3年間ほどのアクセス数のデータが失われていました。 これは他のいくつかのページでも発生していますが、原因は不明です。 Google Analyticsで何か障害が起きて、データが失われたのかも知れません。
9位:イヌノフグリ
イヌノフグリも総合アクセスランキングの常連です。 上側のグラフは他のページと同じく期間の最後が年度末までですが、4月にとんでもなことがあったので、下側に4月までのグラフも入れてみました。 4月15日の夜にNHKでイヌノフグリを取り上げた番組が放送されたので、極端なピークが発生しました。 この影響は例外的に当日だけでなくしばらく続いたので、もしかするとイヌノフグリは2020年度上期の総合アクセスランキングにも入ってくるかも知れません。
8位:バイカオウレン
昨年3月に花がマスコミで取り上げられたのか、極端なピークが発生し、グラフの縦軸が圧縮されてしまいました。 このページもかねてより人気が高い。
7位:シュンラン
古株のページです。 年を追う毎に順調にアクセス数が伸びています。
6位:ムラサキケマン
今回の総合アクセスランキング内では最も新しいページですが、上位に入り嬉しい限りです。 地域によってはありふれた花ですが、関心を持つ方が多いようです。
5位:カンアオイ
渋い花が人気のカンアオイは総合アクセスランキングの常連ですが、今回は1つ順位を落としました。 2020年1月6日に1日だけ特異的にアクセスが増えましたが、こういった現象はほぼ間違いなく、TVや新聞などのマスコミで花が取り上げられた影響に因るものです。
4位:セリバオウレン
掲載した頃からアクセスが多いページでした。 総アクセス数も1万5千を超えています。 2015年度〜2018年度の4年連続で下期総合アクセスランキングで首位となりました。 「下期の女王」であり、2019年度も前年よりも多くのアクセスがありましたが、急進したセツブンソウ、新しいユキノシタとニリンソウに追い落とされました。
3位:ニリンソウ
掲載して2年も経過していない、新しい部類に入るページです。 ニリンソウのページは当サイトの花の専用ページでは非常に珍しく、複数ページ(4ページ)構成となっていますが、上のグラブは1ページ目のみ示しています。 掲載当初は1つのページであったのですが、いくら待ってもGoogleなどの検索エンジンで上位に表示されません。 はっきりした原因はわかりませんでしたが、検索エンジンに「データサイズが大きなページ」と判断されたのかも知れないと思い、4ページ構成に変更したのです。 その後順位が上がっていき、現在では1〜2番目に表示されるようになりました。
新参者のページなのに、いきなり3位となりました。 この花も見つけやすいので、身近な花として調べるご訪問者が多いのかも知れません。
2位:ユキノシタ
掲載してから3年弱の比較的新しいページです。 1年目はあまり認知されていませんでしたが、比較的見つけやすい花であるためか、2年目からアクセスが増え、新規ランクインなのに2位となりました。
1位:セツブンソウ
2011年3月に掲載されており、当サイトの中でも古株のページです。 しかし2015年あたりまではアクセス数はさほど多くなく、総PVも1万に届いていません。
2016年以降少しづつ増え、2020年は急激に増加しました。 2月なのでまだコロナウイルス騒動による外出自粛要請の影響もなかった頃です。 このため増加の原因については、よくわかりません。
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