タカ科
トビ
トビです。 別名トンビともいいます。 タカ科の猛禽類。 日本では最も身近な猛禽類ではないでしょうか? 11月の海岸。 多くのトビが飛んでいる姿を観察できました。
上昇気流を巧みにとらえ、ほとんど羽ばたくことなしに大空を旋回しています。カメラで追っていると、1羽が滑空して舞い降りてきて、近くに降り立ちました。 これ幸いとシャッターを切ります。 まるでモデルになるために降りてきてくれたかのようです...
実際には彼らにそんなにヒマではないでしょう。 おそらく何か食べ物をもらえないかと期待して来たのだと思います。 野生動物ですから、もちろん何もやりませんでした。
上の写真の別カットをトリミングして、顔を拡大しました。 なかなか精悍な顔つきですが、やはり何かエサをくれないかと期待しているようにも見えます。
直線距離で3メートルほどの岩に舞い降りました。 その後も周囲への警戒は怠りません。 やや人馴れしているとはいえ、やはり野生動物ですね。 全長は60~65cmほどでしょうか。 羽を広げると150~160cmはありそうで、けっこう大きな鳥です。 足もがっしりして、大きな爪が見えます。
大空を旋回するトビ。 完全な逆光で、シルエットになってしまいました。 望遠レンズを使いましたが、画面の中央に位置させるのは至難の技です。 「ピーヒョロロロロ…」という鳴き声があたりに響き、穏やかな天気の日をいっそうのどかな雰囲気にしてくれました。
まったく関係ないですが、大空を旋回するトビを撮ろうとほぼ真上を向いてカメラを構えていたら、ジェット旅客機が飛んでいたので撮りました。「JA8844」と翼にマークがあるので、きっとJALの飛行機だと思います。
夕暮れの海岸で。 尖った岩の上にとまっていたトビですが、レンズを
向けたとたん、何か獲物を見つけたのか、飛び立ちました。