. 9月29・30日 YOUは何しにお山へ?
ずっと見逃している花がある・・
東京のお山でも見ることもできる花ですが、
なかなか行けずにいました。
今回は神奈川のお山で見てみたい。
神奈川県のお花に精通していらっしゃる花友さんに情報を頂いて、
初めてのお花に逢いに行きます。
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さわやかな秋晴れとなりましたあ☀
でも前日は神奈川は大雨だったのですよね~
しばしの登りがある尾根道を進む。
いきなり歩き始めたので、ちょいとしんどいわあ。
ホトトギスが登山道を飾ってくれているよ。
草刈りをしていたので、刈られなきゃいいなあ。
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フジテンニンソウは鹿に食べられてしまって、
綺麗に刈られたように花がなくなっている~
歩きながらも、鹿の気配を何度も感じた。
お花を食べちゃうのねー
鹿の食害はどこも深刻な問題だ。
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しばし起伏の少ない道を進んで、
ここから急傾斜のきつい登りが始まります。
見たいお花がすぐに見つかればいいなあ~ なんて甘い考えがあ~
そんな気持ちで、ぜーぜーしながら登ってゆく。
キントキヒゴダイと思われる花が咲いていた。
(キントキヒゴタイではなく、タンザワヒゴタイのようです)
急登坂が非常に足にこたえる~
ここは岩山なんだな。
目的のお花を見るためにと、
ひーひーしながら汗だくにもなり必死になって登る。
いやあ~久々に苦しいわ・・
私以上に相方はぽんぽこりんお腹が重くて、歩みも遅い。
何とか先に見つけて「ここまで来れば咲いてるよー」って
叫ぼうと思って先行するが・・
坐骨神経痛があるので、足を上げるたびに腰にきて痛いわあー
私は休み休み登っていく。
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おっとこれは?
ハンカイシオガマのようですが・・
主茎は食べられてしまい、残った花も終わっている。
えーえー、なに~? まさかもう花はお終いなのかい、
こんなにしんどい思いをして登って来て
花が見られないなんて嫌じゃーー
へとっへとになりながら進み、
若いお姉さん二人が下山してきてすれ違う、
ピンク色のお花はなかったかと聞いてみたけど、
紫色のお花があったと・・うーんどうだろう?
「山頂に行かなくていいの、お花を見に来たの」
「見れるといいですね」と励ましの言葉をもらう。
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女性たちとすれ違ってから少しの登りで・・
咲いていましたあ~~~
大声で「咲いていましたあ!!」と女性たちに報告。
「よかったですねえ!」と答えてくれました。
下にいた相方も励ましてくれて、とても素敵なお二人でした。
ありがとう!
はあー登った甲斐がありました。
私の叫んだ声が相方にも聞こえて、
何とか元気も沸いて登ってきましたよ。
やや終盤でしたが、鮮やかなお花が見れました。
もとまって咲いている様子が見られたのも嬉しい。
YOUは何しにお山へ? はい、お花を見るためでござんす。
見つかったこの感動があるからこそなんだなあ~
ふぅ一、一気に疲れが吹き飛んだように撮影開始。
ハンカイシオガマは、図鑑などでは、
しょぼっとした花の写真なんだけど、
なんだか様子が違って見える。
ハンカイシオガマだと思ってヌカ喜びしてしまったが・・
これはシオガマギクだ! ひゃーがっかりだなあ。
やはりハンカイシオガマには遅かったようだー
またこれは宿題が残ってしまったあ。
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傍らには咲き始めた小さなダイモンジソウがいました。
こんなにもよく歩いたもんだーとへなちょこ夫婦で感心する。
ツルニンジンもたくさんありましたよ。
下山しながらハンカイシオガマの花殻を数株みつけたので、
来年こそ、早い時期に来て見なきゃね。
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花の情報をご提供下さいました、
神奈川の花友さんに感謝申し上げます。
ありがとうございました。
せっかくここまで来たので、一泊することにしました。
箱根は観光客がいっぱいですよ。
夕食は、宿で薦められたお店に行ってみた。
これが大失敗~~
釜飯が美味しいということだったが・・
肝心のお米は硬くてぽそぽそ、まるで半ナマ炊き。
お味もなんだかなあ、具材もちょびっとで少ない。
結構強気なお値段だったので、我慢して食す。
手作り落花生豆腐は、落花生の風味が全くなし。
あーあーこんなお食事なら、ラーメンでもすすった方がよかったなあー
黙っていてもお客さんが来るためか、
魂のこもっていないお料理にはがっかりです。
このお店はもう二度と立ち寄るまい。
アユの塩焼きだけは美味かった、と相方は言います。
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景色もよくて気持ちの良いお山なので、
撮影を念入りに・・
イズコゴメグサは、お花も大きくてとっても素敵です。
ずっとここに咲き続けて欲しいな。
宿題は残っちゃったけれど、
ハンカイさまは、来年またトライ!
神奈川県の花さんぽを楽しんできましたあー