. 7月13日(金) お目当てさん
♪はるかな~お~ぜ~♪ の方に行ってみましたあー
尾瀬周辺はトガクシショウマが見たくて、一度歩いたことがあります。
しかし・・とても人気の地域ですからね、
人出も多くて敬遠していました。
人がわんさかしている場所は、あまり好きではないのです。
尾瀬に繰り出さずとも野反湖でも同じような花が見られますからね。
しかし、一度は尾瀬と名の付く花を見たくなりました。
登山は苦手なので、なんやかんやと下調べをして、
私たちでもなんとか歩けそうだと決断しました。
私は多忙で結構疲れがたまっているのですが、
早起きして向かいましたよ(睡眠不足のまま)。
乗り合いタクシーで鳩待峠に向かいます。
運転手さんが「ここから20分くらいで到着します」とアナウンス。
「はあーい」と返事したのは私と相方のみ。
無言の同乗者のおじさんおばさんたち・・愛想ないわ~
これから楽しい登山やハイキングでしょ?
なんでそんな仏頂面しているのやら。
登山口に進むと、案内人の方に至仏山に登りますか?
と声をかけられました。
「オゼソウが見られる場所まで行きたいのです」
咲いているでしょう、というお答え。
雨が降って木道が滑るので気を付けて歩いてくださいと。
また登山届を出していってくださいねと言われたので、
山頂まで行かないかもですが、一応出してみました。
7月上旬に行かれた方によると、「オゼソウは終盤だった」との
お話だったのですが、どうかなあ? 期待と不安を抱えて進みます。
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歩き始めは・・ あまりお花はありません。
やがてアリドウシランの蕾がありました。
モミジカラマツ・ミヤマダイモンジソウ・ハクサンチドリ
ヨツバシオガマなど途中の登山道で見られました。
他にもありましたが・・写真で紹介させてもらいます。
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歩きにくい階段や岩のごろごろなどあって、
私たちにとっては快適な登山道ではないのだ。
ふ―こら言いながらもオゼソウの自生地に到着。
わーオゼソウ、ベストタイミングじゃない☆
例年通りの開花時期のようです。
たっくさーん咲いていました!!
思っていたよりも多く咲いています。
小さな金平糖が並んでいるように、
とてもかわいい花です。
オゼソウの葉も青々として、とっても元気!
お目当てさんはオゼソウなので、撮影に集中しますが・・
木道脇だし、人の往来が多くてなかなかうまくいきません。
歩いている人の邪魔になっちゃうしね。
ゆっくり時間をかけての撮影となりました。
花一つに、相方の撮影の気が済むまでに最低1時間はかかります。
山頂にも行こうかと迷いましたが・・
至仏山まで行ける気力はちょっとないし、
相当バテたわけじゃないですが、
オゼソウに魅せられて、ここまでとしました。
へなちょこ50代ですわね。
いいんです。オゼソウを見に来たんですから。
本当はホソバヒナウスユキソウも見ればよかったと後悔。
これは谷川岳チャレンジかあ?!
登山嫌いなくせに・・
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小さな子供たちがたくさんやってきた。
山の鼻から至仏山山頂を超え、下山するところだという。
うへー、反対側の岩登りしてきたんかい~
なんと6歳の子供たちの団体で付き添いの先生は若くて5、6人。
段差のある岩や、歩幅も合わない階段や木道も
へっちゃらぴーで歩いている。
誰も疲れたとか、早いとか足が痛いなど泣き言は全く言わない。
それどころか、歩きにくい道なのに走ったりしている。
この子ら、タダ者じゃないなあ。
普通の運動靴に普段着と変わりないスタイルで、
一人一人ザックは背負ってました。
普通の幼稚園児じゃないだろう。
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結局、子供たちと一緒になって下山しました。
途中私は2度転びました。
木道段差を見間違えて足を引っかけてしまい、
前のめりに草むらにダイブ!足元は傾斜であり、
タイミングよく木道にしがみつき
大したことにはならなかった。
やや下りの木道でも、ブヨの攻撃にさらされたため追っ払いながら歩き、
後ろにすってんころりん、ザックがクッションなり頭は打たずに済みました。
爆弾抱えてる腰は打ちましたが・・
怪我がなくてよかったあ。
一人でさっさか歩くからだ! と相方に叱られる( _ _ )....。
しかし・・最初に注意されたとおりになってしまったわけですなあ~
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ようやく鳩待峠に戻る。
とんでもない人の群れで溢れている~
3連休が恐ろしいー
花豆ソフトが450円!! たっかあーい
六合村で食べられますから、買いませーん。
六合も道の駅でどうぞ☆
今回は尾瀬のお花として紹介されておりますので、
地域を隠さずにご報告しました。
至仏山の山頂まで行けば、もっとお花が楽しめるようです。
健脚者の方登山目的であればなんてことないと思います。
この地限定の花お目当てならいいでしょうね。
お花をゆっくり楽しむなら、
時間に余裕もって登ることをお勧めします。
私たちも、もう2時間くらい早くいけばよかったと思いました。
あさイチバスに乗り込むのがいいです。
しばし行ってないのですが、やはり私たちは野反湖ラブ♡かな。
あくせくせずともお花に逢えて、気分がいい場所だから。
尾瀬は学生の林間学校も多くて人酔いしますね、
なんとなく、福島側の方が静か?!
来月も尾瀬と名の付いた花が見たいんだけども、
尾瀬でない場所を検討していたが、
今や尾瀬しか歩いて行けないみたいね。
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遥かな尾瀬は広大だ。
魅了される方が多いのもわかります。
様々な楽しみ方があるのでしょう。
しかし、入山には費用がかかりますねえ。
団体のおばさん軍団がバスを降りるやいなや、
ゴミを捨てようと持ってきた。
「ゴミを捨てる場所なんてないですよ!!」と言ってやりました。
この団体の案内人が聞きつけて、
「ゴミなんて捨てられません、バスに戻しなさい!」と怒っていました。
私もあきれ返りました。
あまりにも手軽に来る人が多いが、
単なる観光地気分でやってくる姿勢が気に食わん。
山に来るなら、最低限のマナーを守れ。
身勝手な高齢者も多く目につく。
こういった団体は山の中でも、
ぺちゃくちゃぎゃーぎゃー騒いで、うるさいおばはんも多いと思う。
街のカフェじゃないんだよってーの。
なんとかしてくれーって思う私です。
こういうおばはんにはならんぞ。
<蛇足>
相方が靴に小石が入ってしまったというので待っていると・・
なんとマダニが相方の足にかじりついていたあ~~ ひえ~
体長は8mmほどで、デカイ! でもまだ吸血していないのか、平たい。
なんで? 藪にも入ってないし、草むらにも入っていないじゃないか。
左足の甲の上で、靴下の上から食い付いている。
例えるなら、足の甲に靴下の上から画鋲を挿したような状態で、
靴下を脱ごうとしたがマダニが食らいついて、引っかかって脱げない。
無理に取ると口吻がちぎれて皮膚の内部に残ってしまうそうだが、
他に方法も思いつかないので靴下をエイヤ!と引っ張り上げて引き剥がした。
今日はマダニが靴に侵入するようなシチュエーションはなかったが・・
もしかしたら、先週行ったお山から連れてきちゃって、
靴の中に潜んでいたんじゃないか、という相方の推測です。
湿った地面に直接座って撮影したりしたそうなので、間違いないだろう。
「きっと感染症に罹って今日が最後の山登りになるだろう」
なんて口走ってましたが、食いつかれた所には跡も残ってないので、
大丈夫だろうと思います。 登山靴できつく締め付けられた場所なので
吸血したくてもできなかったのだろう。 また靴下の上からだったので、
深く噛まれなかったのでしょう。
私だったらアレルギー反応が出てショック死するかもしれん。
ひゃー気持ちわる~
とんでもないお土産を連れてきちまったもんだあ。
一昨年は初ヤマビル、今回は初マダニ。 次は、まさか...
2018.07.19:ユキワリソウをハクサンコザクラに訂正
かのん (水曜日, 18 7月 2018 08:59)
ひなのさん、ご無沙汰しています。
いつも花さんぽ拝見するばかりでコメント残さず申し訳ありません。
尾瀬の至仏山に登られたのですね!
ホソバヒナウスユキソウの所まではもいちょつとだったみたいで残念ですが、そこまで登ったら頂上までとなりますよね。
登山は目的ではないのに頑張りましたね�
私も先週土曜日にひなのさんの大好きな野反湖に行ってきました。
丁度ニッコウキスゲが圧巻の見頃で最高の景色を堪能できました。
ヤナギランは咲き始めでしたがまた季節を変えて行ってみたいです。
ところで野反湖のニッコウキスゲはノゾリキスゲという固有種なのですか。
確かに色が他の地域のとは若干濃い気がしました。
看板にもノゾリキスゲとありました。
今回カモシカ平と言う所まで行く予定でしたが暑さと体力の限界でエビ山まででギブアップ�
そろそろお山はしんどいお年頃になってきたみたいです。
これからも花さんぽ楽しみにしています。
Hiro (水曜日, 18 7月 2018 20:33)
かのんさん
お久しぶりです!
毎日酷暑が厳しいですね。
今回はオゼソウを見ていなかったので、
気乗りしない相方の腰をあげさせました。
苦手な登山ですが、歩けないわけじゃないんです・・
花が見たいだけなんです~
ホソバもあとちょっとでしたかーもうひと頑張りすればよかったな。
野反に行かれたのですね。
カモシカ平まで行こうとしていたとは流石です。
あそこまでは行ける自信がありません。
暑さには勝てませんでしたか・・疲労度が増してしまいますからね。
山で熱中症になったら一大事です。
無理せずに登山楽しんでください。
Ken (水曜日, 18 7月 2018 23:38)
かのんさん、お久しぶりです。
ニッコウキスゲとノゾリキスゲは、同じものです。ニッコウキスゲの名が一般的ですがゼンテイカ(禅庭花)の名もあります。各地で咲くものをその地名をつけて呼ばれることが多いようです。野反湖では、ノゾリキスゲとして親しまれています。
かのん (木曜日, 19 7月 2018 09:19)
ひなのさん、KENさん、お返事有り難うございました!
確かにゼンテイカよりその土地の名前で呼ぶ方がより親しみが増しますね。
春先に咲く登山者に人気のアカヤシオも西日本ではアケボノツツジとして親しまれてるみたいです。
ニュースでは命に関わる猛暑と呼ばれている連日の暑さですが、お身体に気をつけて花さんぽ楽しんで下さいね!
薫る風 (木曜日, 19 7月 2018 18:21)
こんにちは!
「終盤」なんて言ってごめんなさい!
山の鼻からの登りコースは終盤だったんですけどね。
こちらのは、多分まだ蕾もないくらいだったのかもしれません。
あまり覚えがないので。
オオバツツジとか、キソチドリの距の蜜とか、さすがによく見られてますね。
アリドウシランも、葉を見ました。ほかのランかな、と思ってました。シュスランとか。見たことないので。
オオバつつじも見たかったです。
それと、こちら方面のもユキワリソウでした?
ちらっと見える葉が、ハクサンコザクラのように思えるのですが。
山の鼻からの登りの砂礫に咲いていたのがユキワリソウで、こちらの割合湿った場所に咲いているのは、ハクサンコザクラではないかと・・・。
私も、下山して入った資料館?で両者の住み分けを初めて知りましたので、にわか勉強ですけど。教えてください。
Hiro (木曜日, 19 7月 2018 19:30)
薫る風さん
亜高山帯は平地よりも花の進みは平年並みかと期待して行きました。
お気になさらないでください。
山登りはそんなにもきつくなく鳩待から登れました。
オゼソウを見たら満足してしまって、ゆっくり花を楽しみました。
ユキワリソウではなくハクサンコザクラでいいと思います。
他の方にもご指摘を受けました。
望遠撮影なので、はっきり葉の確認ができていませんでした。
登りながらも花を見てしまうので、
どうしても私たちは時間がかかってしまいます。
日帰りだったので、大急ぎで見てきたという感じです。
オオバツツジは野反湖で見ていたので、すぐに気が付きました。
一か所だけだったと思います。
またチャンスあったらオオバツツジも探してみてください。
永田岳夫 (木曜日, 20 6月 2019 23:26)
写真がきれいですねー� 花がよく分かりました。ありがとうございます��岳�
Ken (金曜日, 21 6月 2019 00:19)
永田さん、コメントをありがとうございます。至仏山なら、なんとか登ることができました。