. 6月20日(日) 恋しい彼女
本来なら、本日は見たい花があったのだけど・・
どうしても向かえない事情があって、
予定を変更せざるを得なくなった。
そうしたら、相方がもう一度ひとめぼれの彼女に逢いたいという。
え~ またあ~? しつこくすると嫌われちゃうよー。
わたしゃ少しばかり渋々気分なんだわなあ~。
なんと恋しい彼女はもう一人いたわあ~
風か雨にやられたのか、少しうなだれてしまっていたけれど、
まだ美貌は保っているようだね。
やや桃色具合が強いタイプだ。
あっちゃん2号 相方がお逢いしたかったそうです☆
ぷっくり大きく膨らんだ袋状の唇弁の中には、
甘〜い蜜がたっぷりと・・
有りそうに見えて、実は1滴もありません。
アツモリソウは、花粉を運んでくれる昆虫に何も与えない
「無報酬花」です。
先週出逢えた彼女も、連れ去られずに、じっと顔を上げていました。
とても安堵しました。
ありがとうね、また来年も花を咲かせてね! あっちゃん1号。
相方さんよー、ご満足でやんすかねえ。
ぽってり美人をしっかり見ておかないと・・
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場所を移動して、少し散策してみようと歩いてみた。
キバナノコマノツメがたくさん咲いていた。
それぞれに個性あってかわいい~
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特別な花はなかったけれど、
爽やかな山歩きは気持ちがいいものでした。
程よい歩きで、相方の運動不足もちょっとは解消かねえ~。
30年くらい前にも来たことがある気がするんだけど・・
この山だったのか記憶が曖昧だあ。
私と娘を大事にしてくれた、伯母さんのことばかり思い出してしまう。
芯が強いけれど、人には優しかったな・・
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ここに咲いたキンギンササバ、ナガバノスミレサイシン、イチヤクソウ、
クチナシグサの白花ちゃん、さようなら。
サイハイランはかろうじて難を免れたが、
今後どうなってしまうかは不安材料だ。
こうやって、この辺り一帯は開発されてきたんだろうなあ。