. 6月16・17日(金・土) 出陣!🏁 紀伊半島
何年も前から見たくて仕方なかった花がある。
あまりにも遠くて旅費のかかる場所や、
歩けそうにもない高山などは諦めているんだけど・・
ちょっとの頑張りで行けそうな場所は車で行ってみたい。
今年はチャンスありかもと、
ちょいと費用は掛かってしまうが・・
その分働けばよいじゃないかあー
自生地情報は察知しているので見ることは可能であろう。
更なる有力情報を愛知の花友さんにご協力いただきましたので、
確実となり出陣決行です!
しかしねえ~さすがに距離はありますぞ~
初日は三重県上陸を目的に向かいます。
するすると新東名を走り東名へ、
車がバスに飛び込んだ事故現場も走る。
ジャンクションから登りになりトンネルも越して、
緩やかなカーブになっていきますが、
そんなにもスピード出せるような道ではないのですけどね。
盛土になっており、車が飛び出した場所は細いタイヤ痕がありました。
事故のないように私たちも無事に旅をしなきゃ、です。
伊良湖から伊勢湾フェリーに乗り込み鳥羽に向かいます。
平日の午後とはいえ、乗船客少なあ~
車はたったの9台だけでしたわ。
鳥羽に到着し、このまま宿に向かってしまいます。
2度目の宿泊の民宿です。
前回よりグレードが低いお部屋だったので、
相方はややご不満のようでした。
早めの到着だったので、近くの海岸を散策してみます。
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小さな港にハマナデシコが咲いています。
しかし・・なんだか辺りは汚いよー、ゴミが多すぎる。
イヨカズラはもう終盤でした。
他にめぼしい花はなし。
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町中はほとんど人気がなく、つぶれた旅館がたくさん残っていて、
なんだかわびしくて切ないぞ。
活気、という言葉はどこへ行ったのだ? というような景色。
酒屋さんでビールを1本買って飲みたいという相方。
普通の酒屋さんに見えたが、暗〜い店内、商品はすべて
観光地価格でしたわあー
お宿のお料理は舟盛りとわんさかのお料理で食べきれないほど・・
前回とあまり変わり映えしない様子で・・
お酢を使ったお料理が多いのです。
私はお酢疲れをしてしまい、全く食べられなくなってしまいました。
アワビもサザエも、苦手物は全部相方に任せました。
お料理はおいしかったですが、一昨年の12月に訪れたときと
ほぼ同じだったので、写真は下の1枚のみとし、以下省略。
さーー翌日は、朝から気合を入れて
今回のメイン花を見るために出陣じゃあ~
紀伊半島っていってもデカいので、どこからどこまでなんじゃろう?
鳥羽から100キロ以上もある。
初めて訪れる地域はわくわくするねー
ほとんど深い山々の連なりとなっており、高速も一般道も、
トンネルの連続でした。 山また山。
ニホンオオカミが最後まで生き残っていたのは
紀伊半島だったこともうなづけます。
いやまだ生きている説もあるそうだ・・
2時間ほどの移動で現地に到着。
花さんぽ史上、最南端かもね。
海はとってもきれい。
ここまで来て、咲いていなかったらがっかりだ。
花が開花していることを祈って、森に入る。
「1月にクマが出た」との看板があ~
うへーこんな海岸近くにも出没するんだ。
森に入ったらガサガサと・・
動物の気配がする、シカが2頭、走っていきました。
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「すぐに花が咲いていたらいいのになあー」と相方がつぶやく。
そうだよねーじっくり歩き回って探す時間はあんまりないものね。
10分も歩くと・・・
咲いてるう☆☆☆
美味しそうに茹で上がったコーン色がかわいい~~
念願のモロコシソウが、お星さまみたい!
ぽつぽつと咲いているのかと思いましたが、
結構たくさんあちらこちらに咲いていました。
木漏れ日がそっとモロコシソウにかかると、これまた綺麗だ。
これでサクラソウ科というのが不思議な花色ですが、
同属のオカトラノオのように、葉柄の根元が赤くなっている。
茎には尖った稜があった。
山渓の図鑑では情報不足なのと、花の写真がなんだか適当。
この花の魅力すら垣間見えないじゃないかあ~
薄暗い森の中、腰を据えてじっくり撮影開始。
早くに見つかって相方も嬉しそうだ。
散策で人もやってくるけれど、興味がない様子。
シカの食害にも遭っていないようで、よかったわ。
こんな森の中に入ると蚊に刺されてしまうんだけど・・
蚊がいないのだ。
沖縄では、モロコシソウ全草を虫よけや芳香剤として使うようだ。
虫よけ効果のために蚊がいなかったのだろうか??
不思議でしたわ。
千葉県にも自生しているようですが、全くわからないし~
ヤマビルがうようよしているような場所は勘弁ですの。
数年前伊豆半島でも探し回ったが、見つからなかったのです。
思い切って確実に見れそうな紀伊半島に来てよかった♡
虫やヘビにも悩まされることなく、
1時間半くらいじっくりと観察撮影しました。
本当にトウモロコシのような色が可愛いモロコシソウ。
またいつか見に来たいわー
もっと滞在時間に余裕もってね。
さーさーのんびりしてられないよ~
鳥羽に戻ってフェリーに乗らないと。
2時間ほどかけてトンネル続きの道を
戻りました。
三重県滞在気分が少ないので、赤福を買い込んでフェリーで食べちゃえ。
お昼はお腹も空かずだったので、SAでたぬきおにぎりを食べました。
たぬきってなに? 揚げ玉入りのおにぎりでした。これ、結構おいしかったわー
フェリーは土曜日ともなれば、お客さんもたくさん乗り込んでわっさわっさしていましたよ。
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伊良湖に着くと・・なんだか地元気分で、
帰ってきたわー なんて安堵していた。
海辺に咲くハマサジを確認に立ち寄りました。
場所は、花友さんが確認して教えてくれていたのです。
まだ花には早いのですが、この花も探し回っていたんですねぇー
今年はやっとお花が見れそうです。
思っていたよりも大型でした。
ハママツナ?もありましたよ。
ここから新城市のビジネスホテルに移動。
古い建物ですが、比較的最近リフォームもされているようです。
しかしカビ臭くって、埃っぽさがあって、お部屋の居心地が悪い。
川の畔にあって湿気が多いせいなのか? それにしても強烈すぎる!
私はなんだか気持ちが悪い~~
相方も相当きつい様子。
近隣にお店などないので、ここで夕飯を頼んでおいた。
中華料理中心なんだけど、ボリュームが満点すぎてきついよ~
お味は悪くないんだけど、苦しい。一人分で二人前はありそう。
妙なホテルに決めた相方さんよー、
もうこんなホテルは嫌よ!
明日は花友さんたちにお会いして、花さんぽします!
楽しみ~♡
ゆき (金曜日, 23 6月 2017 21:24)
こんばんは、hiroさん、Kenさん、紀伊半島までの大遠征、お目当てのモロコシソウ、繊細な美しさですね、桜草科のお花、木洩れ日の射すなか、輝くような黄色いお花が、いいですね。モロコシソウの写真、ありがとうございます。最初のお宿のお料理、豪華ですね、2ヶ所目のお宿は、お部屋が、よくなかったのは、残念な感じ、予約しても、お部屋の雰囲気まで、予測できないものですね。
Hiro (金曜日, 23 6月 2017 21:41)
ゆきさん
モロコシソウ見たさに紀伊半島まで出かけてみました。
千葉にもあるようです。
鮮やかな黄色でかわいらしい花でした。
鳥羽のお宿は海鮮たっぷりで豪華でした。
カビ臭いホテルは気分がすぐれなくて・・
においがきついとか不潔だとか、私は敏感に反応してしまうのです~
泊まってみないとわからないので仕方ないですね。
Ken (金曜日, 23 6月 2017 23:38)
ゆきさん、こんばんは。コメントをありがとうございます。
紀伊半島は少し遠くて、しかも初めての場所だったので、果たして咲いているのか不安がありました。しかし愛知県の花友さんがわざわざ紀伊半島の方に尋ねて下さり、私たちが行こうとしている場所で、確かに咲いていると情報を下さったのです。このため安心して向かうことができました。花友さんや、情報をご提供下さった方に、本当に感謝です。