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 5月31日(日)    奥三河とことん歩き 2日目

 

日曜朝も晴天なり~

今日も暑くなりそうです。

朝食もしっかり食べて出発します。

 

久しぶりに山を登りますよ。

杉林の中を歩きますが・・

いきなりの急登りがきっつ~い!

おむすびのような三角のお山なんだろうか、

ぜーはーぜーはーしながら何度も休憩しないと進めない。

 

いきなりの急登坂なので、キツイっす。
 いきなりの急登坂なので、キツイっす。

 

相方がすっ転んだりしたら大変と後ろ側を歩きました。

しかしねえ~あの体重じゃ助けられんわ。

休み休み進むと、見晴らしのいい岩に着きました。

低山ながらも山は深いんですね。

さー、一休みしたらもうひと登りだ。

 

えっちらおっちらと、目標地点に到着できたぞー!

大きな岩がごろごろだ。

さーお花はあるのか~~

ザックを降ろして、大岩の道の先を私が探り歩く。

「おーい!あったぞー」と相方の声。

なんだあーこんなに苦労しなくても近くにあったのか。

谷底に落ちそうな危険なところがあったので、

周りをよく見ずにスルーしてしまっていた場所だった。

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マメヅタランがいましたあー!

花にはちょっと遅かったようです。

福島ではえらい遠い場所にいたけど、

やっと近くで見られました。

 

岩にビッシリついていた。 周囲に似たような場所は多いのに、ここにしかいない。
 岩にビッシリついていた。 周囲に似たような場所は多いのに、ここにしかいない。
マメヅタランの葉。 遠目にはシダ植物のマメヅタに似ているが、葉はずっと小さい。
 マメヅタランの葉。 遠目にはシダ植物のマメヅタに似ているが、葉はずっと小さい。
岩の近くの木にもついていました。 花はどこかな...?
 岩の近くの木にもついていました。 花はどこかな...?


わずかだけど、咲き残りの花があったのでよかったわ~

小さいけど可愛い、よくよく見てみると半透明なんだわねー 素敵!


マメヅタラン (豆蔦蘭) ラン科 マメヅタラン属  2015.05.31 奥三河
 マメヅタラン (豆蔦蘭) ラン科 マメヅタラン属  2015.05.31 奥三河
マメヅタラン
 マメヅタラン

 

ウッドペッカーみたいだと思ったけど、

なんだか変わった姿のラン科だな。

頑張って登って来たのでゆっくり撮影しました。

 

マメヅタランの葉は常緑、多肉質で、長さ6〜13mm、幅5〜10mm。
 マメヅタランの葉は常緑、多肉質で、長さ6〜13mm、幅5〜10mm。
萼片は広披針形で長さ6〜10mm。唇弁は長さ3mmで基部は紅紫色。左の花は逆さまになっていた。
 萼片は広披針形で長さ6〜10mm。唇弁は長さ3mmで基部は紅紫色。左の花は逆さまになっていた。

 

ここにも小さなジガバチソウがいましたよ。

 

ジガバチソウ 下の花は終わって枯れ、上は蕾のまま。何か変。
 ジガバチソウ 下の花は終わって枯れ、上は蕾のまま。何か変。

 

下山は別ルートにしてみたんだけど・・

これまた足場の悪い急下りで、登りのルートよりもしんどかったですわ。

汗だく、でろでろで下りてきました。

 

お昼になりクールダウンして別な場所に向かいます。

途中でランチにしようと立ち寄った石窯ピザのお店「マルモリート」

本格イタリアンといった感じではないですが、

素朴な里山のピッツアといった具合(2017年9月に惜しまれて閉店)。

薄焼で小さいのでぺろりとたいらげました。

 

 

山道をぐるぐる走って別な地点に到着です。

午前中にしんどい山歩きをしたので、

このくらいの道どおってことないわさっと強気になる。

へなちょこなくせにねえ~

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ユキノシタが花盛り

シソバタツナミ?もきれいに立ち上がって咲いています。

あーギンレイカが見つかったあー

まだ見たことなかった花でしたので、嬉しいね。

 

ユキノシタの群生  湿った半日陰地の岩場などに自生する、常緑の多年草。
ユキノシタの群生  湿った半日陰地の岩場などに自生する、常緑の多年草。
ユキノシタ (雪の下) ユキノシタ科 ユキノシタ属  美しい花
 ユキノシタ (雪の下) ユキノシタ科 ユキノシタ属  美しい花

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シソバタツナミ (紫蘇葉立浪) シソ科 タツナミソウ属
 シソバタツナミ (紫蘇葉立浪) シソ科 タツナミソウ属
シソバタツナミ
 シソバタツナミ

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ギンレイカ (銀鈴花) サクラソウ科 オカトラノオ属
 ギンレイカ (銀鈴花) サクラソウ科 オカトラノオ属
ギンレイカの花はあまり開きません
 ギンレイカの花はあまり開きません
花冠は5裂します。雌しべ1個、雄しべ5個
 花冠は5裂します。雌しべ1個、雄しべ5個

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さてと・・目的のお花はあるかな?

ありましたが~花はまだのようです。

ムギラン これまた福島では遠くでしか確認出来なかった植物です。

あーあの福島の渓谷に行きたいなあ~

 

中心付近と右手前の濃い緑色の葉の集団がムギラン。他はマメヅタの葉。紛らわしいね。
 中心付近と右手前の濃い緑色の葉の集団がムギラン。他はマメヅタの葉。紛らわしいね。


やや濃い緑の硬い葉が特徴的。

小さいので蕾も見つけにくい。

沢山あるわけじゃないし、

手の届く範囲では限られた撮影になる。

なんとか撮影を強行してみました。


花はどこかと探す。 あ、あれは? 赤い円内に極小の花らしきものが...
 花はどこかと探す。 あ、あれは? 赤い円内に極小の花らしきものが...
ムギランの花。 残念、まだ開花していなかった〜!  2015.05.31
 ムギランの花。 残念、まだ開花していなかった〜!  2015.05.31
こちらも未開花。 透明感がある。 しかしなんという小さい花だろう。 長さは3mmほどか。
 こちらも未開花。 透明感がある。 しかしなんという小さい花だろう。 長さは3mmほどか。

 

開花した状態を見ることができなかったのは、ちょっと残念。

ところが私たちが訪れた2日後に、愛知県の花友さんが

なんと同じ場所で同じ花を撮影されていたことがわかったのです。

花の状態には大きな変化がありました。

このページへの掲載をお願いしたところ快諾いただいたので、

下に花友さん撮影の写真を掲載します。

 

2015.06.02 愛知県の花友さんの撮影  たった2日後なのに、開花しなんとなく終わりかけている
 2015.06.02 愛知県の花友さんの撮影  たった2日後なのに、開花しなんとなく終わりかけている
2015.06.02 この写真も花友さん撮影。 ムギランの花の見頃の期間は、かなり短いのかも
 2015.06.02 この写真も花友さん撮影。 ムギランの花の見頃の期間は、かなり短いのかも

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遠くの大木の杉の木にセッコクが着生していました。

帰り道に絶壁の岩でもセッコクを見つけました。

金網越しだけど・・絶壁は恐いよ~

 

大木についたセッコク。 せっこく見れたが、遠すぎる!
 大木についたセッコク。 せっこく見れたが、遠すぎる!
こちらは目もくらむ絶壁の上から、下に咲く白いセッコクとピンクの蕾
 こちらは目もくらむ絶壁の上から、下に咲く白いセッコクとピンクの蕾


帰路は、またもや大渋滞で5時間掛けて帰宅です~

 

奥三河のお花達を堪能できました。

ご協力いただきました花友さんたちに感謝申し上げます。

ありがとうございました。



コメント: 2 (ディスカッションは終了しました。)
  • #1

    ゆき (日曜日, 07 6月 2015 18:23)

    こんばんは、HIROさん、kenさん、ありがとうございます、奥三河のマメズタ蘭、麦蘭、姫ジガバチ草、ジンジソウやシソバタツナミ草など、自生地の写真、ありがとうございます、どのお花も、すてきですね。ピザ屋さん、美味しそう、本格的な、いいお店ですね。

  • #2

    Hiro (日曜日, 07 6月 2015 21:01)

    ゆきさん
    小さなランの花を見たくて遠征しました。
    なかなか近くで見ることが出来なかったので、
    とても嬉しかったです。
    里山のピザ屋さん地元野菜を使っていて、
    素朴な感じでいいお店でした。

 

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