4月27日(日) 近江の国再び
ずっと、ず~っと見たい花があった。
あまりに遠いので今まで断念してばかりいたが・・
今回、岐阜県の花友のOさんが同行して下さることになり、
大喜びで近江の国行きを決めました。
遠いので、のんびり中央道から岐阜に向かいました。
初日は現地方面に向かうだけの計画です。
渋滞を覚悟した中央道が
今まで無いような空き具合で、拍子抜け~
スイスイ走れて、お馴染みシェ岩波さんのランチに
間に合いそうなので、立ち寄りました。
いつもと変わない美味しいお料理をいただきました。
焼きりんごランチでお腹も満足です。
シェ岩波さんは開業20周年を迎えていました。
オメデト〜!
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今夜は犬山市に宿泊
途中「ヒトツバタゴ自生地」の案内板があったので、
立ち寄ってみました。
ナンジャモンジャノキだね。
お花には少し早かったようでした。
この辺りは森が深くて自然が残っていますね。
日曜日朝
Oさんがホテルに迎えに来てくれました。
久しぶりの再会に感激です。
高速や一般道を使い滋賀県の目的地へひた走ります。
道中の車内では、お花の四方山話に花が咲きました。
私たちよりはるかに多くの植物を見て来ているOさんが、
「ノウルシって見たことないんだよねー」と
話されていたとき、車外に黄緑色っぽいものが見えた!
きっとノウルシだ!
車を停め戻って探してみると、果たしてノウルシでした。
あまりにタイミングが良くて、ちょっと驚いちゃいましたー
いつもお世話になっている花友さんに、
少しの恩返しが出来たかな?!
小さな沼にはヒルムシロも自生していた。
目的の山の麓に到着
ここから登山をしないと憧れのお花には逢えません・・
気合を入れて登りましょう~
道なき道、急斜面、がけ崩れ
山は昨年の台風の影響か、かなり荒れていました。
通常の登山道は何箇所も崩落して通れません。
迂回ルートは、自分たちだけだったら、とっくに降参して
引き返してしまうようなルートでした。
ひーひーぜーぜ~しながら、
身軽なOさんについてゆく・・
急斜面の狭い踏み跡では、相方が足を踏み外さないかと心配です。
ころころとボールのように転がり落ちてしまいそうで・・
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ここはシハイスミレがたくさん咲いている。
とっても愛らしくてかわいいのねえー
葉が黒っぽいハグロシハイスミレも一緒に咲いています。
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様々な難関を越えながら2時間かけて目的の自生地に到着。
写真が撮りやすい場所に咲いているからねという言葉に励まされ、
ごろごろの岩だらけの沢を登ると・・・
きゃー!!可愛い~~
密かに咲いています!
キバナサバノオさまあ~~
なんて、なんて可愛いんじゃー☆
品の良い黄色が素晴らしいよお~
限られた場所にしか咲かない貴重なお花だね。
う~~神々しいー
なんとも抱きしめたいくらいだよ。
君に逢いに来たのよ。
大感激のご対面に、
撮影に夢中になりました。
こんなメタボ夫婦を山奥まで連れてきてくれて
ありがとうございました!
Oさんに感謝しきれない気持ちで一杯です。
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無事下山して別な場所に移動。
わーミヤコアオイだ!
関東ではお目にかかれない花にはウキウキしてしまう。
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サンインシロカネソウだ! ちっちゃあ~い!
こんなにちびっこいのか。
撮影もちょいと大変です。
別名ソコベニシロカネソウという名の通りだね。
あと一箇所案内していただける予定だったのですが・・
もう時間一杯になってしまいました。
相方の帰りの長距離運転にもお気遣い頂きまして、
帰路の途中まで運転してくださったOさんです。
なにから何まで,本当にお世話になりました。
心優しく楽しいOさんとの一日は
かけがえのないものになりました。
帰りは6時間・・
ふう~やっぱ遠いんだねー
渋滞はなかったからよかった。
睡魔と足の疲れとの戦いの中、休憩しながら
無事に帰宅できました。
今回の車の総走行距離は990kmでした。
貴重なお時間を割いてお付き合いいただきました
Oさんに感謝申し上げます。
ありがとうございました。
相方Kenさん・・
サバイバル登山、良く歩けましたね。
実は行く前に、
「俺が歩けなくなったらOさんとキバナサバノオ見てきてくれ」
そう言っていたんですよ。
この地にいつまでもキバナサバノオが咲き続けますように・・
貧太郎 (木曜日, 01 5月 2014 11:15)
御苦労さま。シハイスミレは葉の裏に命名の由来があります。
アオイの世界に入ると大変です。花の形が似ていますが、土佐ではサカワサイシン
が咲き始めました。この色どりと花の大きさ何故か人を魅了して止みません。
皇居で発見された、新種はフキアゲイチリンソウではなっかたでしょうか?苦労して見た花への思い入れは格別です。
hanasanpo (木曜日, 01 5月 2014 17:12)
貧太郎さま
コメントありがとうございます。
シハイスミレは関東ではなかなかお目にかかれません。
「紫背」とあって葉裏が紫ですね。
サカワサイシンというのは、葉が尖っていますねー
花も口ばしのある鳥みたいですね。
地域によって様々な形があるので面白いです。
皇居の新種発見!ニュースは驚きましたね。
20cmくらいある背の高いニリンソウだなと陛下は見ていたそうですね。
昭和天皇は植物研究していたので、
喜んでいるのではないでしょうか。
我が家からはとても遠い滋賀でしたが、
念願の花見れて幸せでした。