5月2日(木) 渋滞なしの花さんぽ
家の用事もしばし休止状態
従来GWはゆっくり休めなかったのですが、
今年は運よく連休が取れました。
一泊で昨年からの宿題の花探しと、
新たな発見も出来たらとお出かけしました。
まずは小諸市だけに自生している
コモロスミレを見に行くことに・・
小諸市そこいらじゅうに咲いているのかと思えば
そうでないようだ。
以前、千葉県にアツバスミレを探しに行ったときは
自生地の街では車中からでも見つけられたが、
ここでは全然見つからない。
コモロスミレの発見地で、自生地でもあるお寺に着いた。
入口がわからず、ぐるーりと寺の周りを歩いてしまった。
どこどこ・・あやや。綺麗にスミレが~
でもこれは八重咲きじゃないじゃんかー
石門の根元の溝にも・・ お!これだわー
小諸市の市の花としているわりには、
なんて少ない個体数なんだ。
あまり大事にされているような様子もないね。
とにかく両手で数えられる程度の個体数です。
草むしりで抜き取ってしまってるんじゃ~?
<2018.04.17 追記>
コモロスミレは、私たちが見させていただいた頃より、
大分数が増えたそうです。 また草取りのときなどは
かなり注意深くし、大切に見守られているとのことです。
海應院さんから直接お聞きしたお話なので、確実です!
八重咲きはちょっと豪華な感じね。
紫色も強くて印象深いスミレでした。
あっさり見れてしまい、
次なる場所へと移動・・
時間がもったいないので、普段口にしない
マックのハンバーガーをぱくつきながら
お昼としました。
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さーここから上越方面に向かいます。
途中の中野市では在住の花友さんの名を呼びながら
「いってきまーす」
妙高はまだ雪が被っていました。
距離はありますが、スイスイ走行できます。
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ひとっけも少ない上越のお山。
トキワイカリソウ ナガハシスミレが
お出迎えしてくれました。
地元のおばちゃまが「山に登るのかい?」と声を掛けてきた。
「いーえ、花を見に来ました」
そういうと案内してくれるというのです。
「まあ、一休みしてお茶でも飲んでいきな」
温かいお茶とお漬物をごちそうになりました。
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おばちゃまの後について案内していただく。
おばちゃまは親切過ぎるくらいにここだあそこだと言って、
花を指差す。
あーもう見たい花が見つかった。
クロヒメカンアオイ 結構沢山自生しています。
細めのお口が特徴的ね。
うっすらグリーンで可愛らしいわ。
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コシノさんは新潟ではよく見かけますね。
おばちゃまのうんちくが多くて反応するのも大変だわ~
ずんずん先にいってしまうし~
地面を指差しここでは絶滅間近のウメガサソウだと
力説している。 あーほんとねーウメガサソウだ。
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「ここにササバギンランが」とおっしゃった花は・・
なんだか変だ。 草刈するから小さいと・・
ちょっと待って、これはササバギンランかいなー?
おばちゃまが進んでしまうので、疑問を感じながら
焦って撮影した。
しかしよくよく考えてみたら・・・
これはどう見てもユウシュンランでしょう!
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オオイワカガミが咲き始めていました。
新潟のオオイワカガミは色も濃く、立派に咲きますね。
葉の大きさはオオイワウチワもかなわないほど大きい。
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おばちゃまはずんずん進んでいってしまって、
いったいどこに行っちまったんだ~?
と思ったら、コシノコバイモの種を見なさいと
先に探してくれていた。本当に親切な方だ。
スミレサイシンも終盤でした。
おばちゃまは先に戻るからと、帰りの道順を説明し
戻っていった。
おばちゃま、とてもご親切で機関銃のようにおしゃべりが
飛び出すので、いやはや追いつけませんでした。
ここはもっとゆっくり散策したい場所です。
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薄暗くなり、雨も降り出してのんびりもしていられなくなった。
クロヒメカンアオイを見られたので目的達成だからいいか~
センボンヤリの群生(咲き始め)やミチノクエンゴサクも
沢山咲いていました。
おばちゃまにお礼を言うと・・
近くの温泉の割引チケットを持っていきなと・・
本当にサービス精神爆発の新潟のおばちゃま~
ありがとう!!
また別な季節に見たい花があるというと、
これまた親切に開花時期などを教えてくれました。
今度はおばちゃまにお土産持参で行きましょう。
さーここから柏崎まで移動です。
途中事故で一区間通行止めになっていました。
そんじゃー見たい花もう一つ、海岸に寄ってみよう。
うひょー風が強いなあー さむー!
砂浜を歩くと・・じぇじぇじぇ~
なんか妙な建築物が出来てるじゃん、
砂浜の植物を大切にって言ってるのに、
ここにいた植物全滅じゃんか。
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あまりにも寒いのでうろうろ出来ませんでしたが、
アナマスミレが健気に咲いていました!
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