5月7日(土) サワトラノオ探索
GW最終土日やっと休めるので、
さてどうしようか〜
キスミレ帰りに立ち寄れなかった場所に咲くサワトラノオが、
埼玉にも咲くという情報は数年前から知っていた。
バイパス国道が通る予定地となっている湿地に、貴重な
サワトラノオが見つかり、反対運動が起こったようだ。
一切情報なしで、ここであろう場所に行ってみることにした。
この辺りという地点に着くと、やたら杭が打ち込まれ
怪しげな雰囲気だ〜
しかもすぐそばではゴミ処分施設があって、
もうもうと煙を出している。
なんか変ね〜 行き止まり「私有地立ち入り禁止」の看板が..
違うのかな..と半信半疑。
別な場所かもと、戻って探ることにした。
地元の人に聞くのがいいなと、庭にちょうど出ている人に尋ねると..
サワトラノオなんて知らない。
サクラソウの場所があるからそこではないかということでした。
やはり最初に行った地点で間違いはなかった。
再び戻ることに〜
ごみ処理施設で働くおじさんがちょうど出てきた。
「この辺に湿地はありますか?」
「その立ち入り禁止の中だよ、入って見てごらんよ」
そう言ってくれるので、気が進まない気持ち半分..
覗かせてもらおう〜と入ってみた。
なんだか厳重な警戒態勢を感じる。
湿地で聞く鳥がさえずっている。
あ〜この中は間違いなく湿地だ、葦も生えている。
マムシが出てスズメバチの被害が出た場所だなどと
警告看板が!なんだか怖い印象だ。
ロープが張り巡らされ湿地に入り込めるルートは全くない。
私有地にむやみに入ることは出来ないし..
諦めることにした。残念だ〜しょぼん
チョウジソウ
戻り始めて、川を挟んだ対岸にワンちゃん散歩の
おじさんが見えた。
「ここの湿地は入れないのですね~」
「ここはね~とても強力なNPO団体が地主から土地を借りて、
強固な保護活動しているから入らないほうがいいよ。すごい
看板があったでしょう」
どうやら地元の人もおののいて、近づかない様子だ。
おじさんはこの土地に惹かれて引っ越してきたそうだ。
のどかで、都市化が進んだ埼玉とは思えぬ自然に溢れた環境だ。
どこか懐かしく、子供の頃走り回った田園風景に似ている。
しばしおじさんとの会話が弾み、花が見られなかったけれど、
いい時間が過ごせたのかもしれない。
来年は静岡に連れて行っておくれよKenさん~
残念な一日でしたが・・この湿地が生き残ることを願います。
夕飯はお腹があまりすかなかったので、
冷蔵庫にあるもので、鳥団子雑炊を作りました。
もーう明日は絶対に花を見るっペー!
かのん (火曜日, 10 5月 2011 17:21)
なんか物々しい所ですね。
盗掘はひどいけど、殺伐とした雰囲気を感じますね。
きっと自然の花を愛する団体なのでしょうが、もっといい方法があればいいのにね。
hanasanpo (火曜日, 10 5月 2011 22:40)
かのんさん
そうなんです~
なんだか異様な雰囲気だったのです。
この環境が残って欲しいと願いますが、
もっと地元の町と共に協力体制は作れないのかな、
などと思いました。
近隣に暮らす住民の方に歓迎されない保護はどうなんだろう。