4月17日(日) 春のセツブンソウ自生地
土曜日は父の百ヶ日でした。
初夏を思わせるような汗ばむ日差し。
娘も一緒で、実家に向かう。
途中、妻沼の道の駅にて花を購入。
ここは新鮮野菜や生花が安く手に入るのです。
父の墓前用と仏壇用とどっさり買い込みました。
ここで、行田名物「ゼリーフライ」の出張屋台があった。
モノは知っていたけれど、食べたことなかった。
一個80円B級グルメ好きなので..
娘も食べたいなというので買ってみました。
ゼリーって言ったって、プルプルゼリーじゃないんです。
おからとじゃがいもをこねて揚げたものに
ソースをからませたもの。
ネギも入っていたね〜
うま〜!足利人もソース好きなので、
いける☆ それにヘルシーや〜ん♡
写真を撮らなかったのが悔やまれます..
画像なしでございます。
てなわけで、実家に着いて花を生けたりしていたら..
グラグラ〜ぎゃ〜また大きな地震だ!!
茨城と栃木の県境辺りが震源だと..
次々と起こる地震、もう勘弁してよー
親族みんなでとことこと歩いて墓参り..
「お父さんの葬儀から今まで、土曜日はずっとお天気だわ」
と母が言っていた。
湿っぽいのは好きじゃなかったおとんだから、
お天道様が味方してるんだわね。
お参り後、墓地のまわりあちらこちらに帰化植物の
マツバウンランがびっしり咲いていた。
「かわいいね〜もらっていこうかな」と母が..
コンクリートの割れ目からなどたっくさん咲いているし、
外来種減らしにもなるので、これならいいわさと
ちょっこしもらって帰った。
なぜに外来種はこうも元気なんだろう。
ヒメオドリコソウだってどこに行っても
咲いてない土地はないからね。
みんなで実家そばのお寿司屋さんでランチ〜
海なし県のお寿司でも結構美味しかったわ。
ひと休みして..なんだかこの天気がもったいないと、
星野まで行ってヒメアマナが咲いているかもと
繰り出してみた。なんとなく調子の悪い娘も引き連れて。
セツブンソウの頃は大賑わいなのに..
人っ子一人いやしないわ〜
セツブンソウも種になっていた。
.
セリ科の花..一瞬セントウソウかとも思ったが、
なんだか葉が違う気がする..同定できません。
ヒカゲスミレ?のような..苦手なスミレの登場で困ったにゃー。
ひょひょーハルトラノオも咲いているじゃんか!
セツブンソウとは別な季節もなかなか楽しいところだ。
.
.
.
.
本題のヒメアマナが見つからない。
キバナノアマナの終わりかけはあった。
もう遅かったようですわ〜残念だ。
アマナも結構咲いておりました。
トウゴクサバノオやレンブクソウちゃんも発見。
ちびっと花さんぽでしたが、とても充実でした。
.
帰路はまた実家に寄り、母とおしゃべり。
一人生活が寂しくて..私の娘に一緒に暮らそうとせがんでいた。
3年間母に世話になった娘は
とてもばあちゃん思いの子に成長してくれた。
墓参りにずっと母に日傘をさしていた姿に、
Kenは感心していた。
しかし..どうも娘は体調が変だ。
元々色白だけれど..顔色が良くない。
帰り道吉祥寺駅まで送ることにしたが..
途中で気持ち悪いと言い出した。
Kenのぶっ飛び運転に酔ってしまったか〜
どうしても自分のアパートに帰りたいというので、
明日医者に診てもらうように話し、娘は帰っていった。
どうやら急性腸炎と診断されたらしいが..
うまい物食い過ぎか〜
どうも貧血がひどい気がするので、
一緒に医者にいってみようかと思います。
のほほんマイペース我が道をゆく娘ですが..
まだ心配な部分はありますねえ〜
娘は以前父と母と三人で一緒に食事に行って、
その時に手作りのお花のピアスを買ってもらったそうです。
百ケ日に「三人で食事に行ったとき買ってもらったから
付けてきた」
ゆらゆら揺れるピアスを触って母が嬉しそうにしていました。
思い出を大事にしているっていいものだな..
母も父と過ごした日々を思い返しながら、
ひとり精一杯生きているのだなと感じました。
「日曜日 妻と切り合う足の爪」
父、研雨(ペンネーム)の川柳です。
.
中津半端@兵庫 (水曜日, 20 4月 2011 06:49)
可愛がっていた孫が供養に来てくれておじいさん喜んでいたでしょうね。
トウゴクサバノオが無造作に咲いているって感じですね。兵庫県では見た事がなくて、見たければ大阪南部の山まで行っていました。17日大阪と京都との県境の山で偶然見つけ大騒ぎしました。エンゴサクとケマンの区別が付きません。と云うか中途半端な自分にはどっちでも良いかって思ってしまうのです。
hanasanpo (水曜日, 20 4月 2011 15:55)
中途半端@兵庫さん
トウゴクサバノオ関東では湿っぽいところや、
沢近くでみることが出来ますね。
兵庫では見ることは難しいのですか..
エンゴサクとケマンの区別ですか〜
確かに花の様子は似ていますね。
葉の感じで見分けるのが、
私はわかりやすい感じがしますよ〜
おくちゃん (水曜日, 20 4月 2011 19:37)
百ヶ日が過ぎると一区切りですね
お勤めご苦労様でした。
星野は色んな花があるんだね
やはり石灰岩質の土地なのでしょうか?
セリ科の花はミヤマセントウソウのように見えます。
検索して比較して見てください。
スミレは自然の中でも良く交配すると言われており
交配種として じゃあ何だと考えてみた時
ヒカゲスミレxサクラスミレが思い浮かびましたが
如何でしょうか?
hanasanpo (木曜日, 21 4月 2011)
星野は石灰岩質の土地です。何度も行っていますが、いつもセツブンソウの時期ばかりでした。時期を少し変えるだけで咲く花もまったく違う顔ぶれでした。当たり前なんですけどね...
セリ科はミヤマセントウソウですね! 昨年おくちゃんに初めて岐阜を案内していただいた時にも見ていたのに、うっかりしていました。
スミレは... ヒカゲスミレxサクラスミレ がなかなか見つかりません。確かに側弁に毛が多く柱頭が見えない咲き方はサクラスミレに似ていますね。花も大きかったし。でもあの葉が... 斑入ですし、あの色だし... もしかしてタカオスミレも入っていたりして? スミレは難しくて純血種(?)もなかなか見分けられないのに、交配種ではもうお手上げです(言い訳)。
おくちゃん、今年もご一緒させて下さいね!
かのん (金曜日, 22 4月 2011 12:21)
セツブンソウの季節以外の星野は、だれもいなくて寂しいですよね。
レンプクソウも咲くのですね、あのサイコロのような花は可愛いですね。
ハルトラノオなんて長野のほうに行かないと見られないと思っていました。
栃木もなかなかですね~(笑)
このスミレの葉は、ほんとタカオスミレのような暗褐色ですね。
珍しい花を色々有難うございました。
hanasanpo (土曜日, 23 4月 2011 09:17)
かのんさん
星野、だあれもいませんでしたよ〜
独占状態で楽しかったです。
スミレ..葉っぱはタカオに似てますよね!
しかし..なんだかわからない〜
交配種だと同定は難しいです。
ハルトラノオも意外なところにあるものですね。
奥深い山の中にしかいないかと思いましたが、
木陰にさわさわと小さな群落を作っていました。
そうそう〜栃木もなかなか,よかんべ!ですね(^^)
みちほ (火曜日, 10 2月 2015 16:21)
ランキングのセツブンソウに惹かれて覗きにきました! 星野は私もセツブンソウの時しか行ったことがありません(笑) 意外ですね! いろんな花が咲くのですね!季節を変えて行く価値がありそうです!
先日ちょこっと寄りましたがそろそろセツブンソウが咲き始めたようですが寄ったときはまだまだ冬の装いでした。 そしてイノシシの掘り返した後もかなりありました。 なんとか生き残ってほしいですが全滅にはならないと思います! 広いですしね。
変わりますが、私結婚したての時妻沼に住んでました(笑) 思わず懐かしくてコメントいれちゃいました(笑) 道の駅が出来たんだ! もう30年以上前のことです! 実家に帰ってから一度も行ってません!
hanasanpo (火曜日, 10 2月 2015 22:58)
みちほさん、こんばんは〜!
毎年のように同じ時季に訪れる場所は、少し時期を変えると意外な出会いや
新たな発見があったりしますよね!
星野のセツブンソウは、これからですか。貴重な情報をありがとうございます。
星野から10kmほど離れた民家の裏庭に、すごいセツブンソウの
大群落がありまして...
その家のご主人が定年退職されて、裏庭の下草を刈ったり、落ち葉を掃いたり
したら、いきなり咲き出したそうです。
長年に渡り種が眠っていて、いつか咲くチャンスを待っていたのでしょう。
突然訪れた見ず知らずの私たちを、暖かく迎え入れてくれたご夫婦だったのですが... ご主人は別の自生地まで案内してくれたり、本当にご親切な方でした。
でもそのご主人は亡くなられてしまって...
奥様も一人になられ... すぐ隣にお子さん・お孫さんがいらっしゃるのですが、
元気にされているかと、時々心配になります。
昔、妻沼にいらっしゃったのですか!
もしいつか妻沼の道の駅に寄られることがありましたら、ぜひ2階の食堂で売っている手作りジェラートの「ネギライ」を食べてみてくださいね。
なんと妻沼産の長ネギと、ライチをブレンドしたジェラードですが、他では味わえない、不思議な美味しさを楽しめますよ!