11月23日(水) 勤労感謝の日
日頃の働きに感謝しつつ・・
花も残り少なくなってしまったので、
2週間前にKenが一人で出掛けた町田の谷戸に
行ってみることにしました。
お天気も上々だし、コンビニでお弁当を仕入れて出陣です。
まずは前回Kenが見つけたキチジョウソウ自生地へ、
ほー小さな水路の脇に50株くらい咲いている。
道路が拡張されたり、宅地造成されたら~
あっという間になくなってしまいそうな場所だー
元気に咲き続けて欲しいなあ!
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ミゾソバもまだまだ盛りって感じで咲いています。
道路に沿ったの水路脇にコムラサキの実がびっしりと~
金網に絡まったノブドウの色の変化がとっても好きです。
なんと表現したらいいのか、自然の色の発色が
何とも言えぬ美しさを感じるのですよね~
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さあ谷戸に入り込みます。
もう日本昔話のような別世界にタイムスリップしたような
のどかで懐かしく、本来の人と自然の共存が成立したような
風景ですね。 リュウノウギクが迎えてくれました。
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トキリマメの実がぶら下がって・・かわいいー
鮮やかな赤い鞘から二つの黒い実がチャリーンっとして~
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ムラサキシキブの実も青空に映えて綺麗ですー
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「ほらワラボッチがあるでしょー」
あーこれが映画に登場した桜の木かー
ここにだけタツナミソウが咲いているんだよっとKenが得意げだ。
秋にも咲くのは返り咲きっていうようですね。
数株咲いていて・・春にも秋にも見れて得した気分だね。
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小高い丘の上では犬連れご夫婦がお弁当を食べていた。
その丘の斜面にはセンブリの蕾をいくつか見つけた。
開いているのはたった2つでしたが、
見ることが出来てよかった。
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山の水がしみ出して湿地になっている場所がある。
そこにはリンドウが鮮やかに咲いている~
撮影に適したリンドウをじっくり撮影しているおばさんもいた。
「他にもたくさん咲いているよ」とKenが言うので湿地を
回り込んでいくと、いい状態のリンドウが咲いていた。
花が終わり色褪せたこのナゾの植物はなんだろう??
全くわかりません。 来年また調べに来てみよう~
お腹も空いたと丘の上で我々もお昼にしました。
ふと見ると先ほどからいる犬連れご夫婦の
旦那さんが湿地に降りて・・
なんと!!リンドウをポキンと採っているー
けしからんね~悪びる素振りもなく・・
そうやって自分のために一つくらいが、
絶滅の第一歩なんじゃんよ。
今度はペットボトルに湧水を汲んで、
採ったリンドウを差していました・・
感心できない行為を見て、
このご夫婦リンドウ盗掘が目的だったのだと思いました。
山を降りたら・・最短で丘に行ける路上に車を
違法駐車していたからです。
やれやれー・・
駐車場に戻り別な谷戸に行ってみることにした。
吊橋も架かって雰囲気ある里山といった風情。
もっと残っていればなーと思わずにはいられないが・・
里山はゴルフ場に侵食されている。
遊歩道はゴルフ場の脇や中も通り、
ゴルフボールに注意の看板も・・
アサザを保護している池がありました。
さすがに花は咲いていなかったけどね。
アップダウンも多い里山なので、
結構歩き甲斐もありますよ。
トンボ池というのもあるようなので、
山をテクテク歩いて向かう。
アオサギが陣取っていたが、
なんだかお疲れ気味のアオサギさんでした。
特に花はなくて・・
マユミの実が赤く色づいていました。
「林床をきれいに整えたらキンラン、ギンランや
様々な花が咲き出した」と案内板があった。
これはまた春に楽しみが増えたかな。
ここは散策を楽しむ人も結構いらしてました。
優雅なゴルフプレイヤーを横目に我々は歩いて戻ります。
本日はかなり歩きましたよ。
東京も捨てたもんじゃないですね~
いつまでも残しておきたい風景がありました。
しかし・・もっともっとのどかだったのだろうー
リフレッシュできたハイキング日和のいい一日となりました。
かのん (日曜日, 27 11月 2011 07:33)
谷戸って植物には居心地がよさそうな場所ですね。
まだミゾソバが咲いているのは,
まだ霜が下りていないのでしょうか。
こちらでは霜ですっかり枯れています。
花を持ち帰るのが目的の人って案外いるんですね。
出来心というより確信犯みたいですね。
こんな調子で気軽に花を持ち帰ったら、キチジョウソウもリンドウもセンブリもどんどん無くなってしまいますね。
長い距離の花さんぽが楽しめるこんな場所、開発されずにいつまでも残って欲しいです。
hanasanpo (日曜日, 27 11月 2011 21:26)
かのんさん
まだ東京は霜おりていないようですね。
ミゾソバも元気だったのでびっくりしました。
わずかに残った花の自生地で・・
花を採って帰ってもらいたくはないですね。
住宅地や商店がひしめく東京で、
ちょっと入った谷戸で可憐に咲く花なんですから~
みんなで楽しみましょうよと思います。
久しぶりに良く歩きましたー
次の世代のためにもこの環境は残すべきと強く思いました。