11月15日 千葉県の干潟
前号のKen-ダスはいかがだったでしょうか~
一人でたくさん歩けて、いい運動になったのでは?!
普段食っちゃ寝だから~歩きんしゃい!
私は娘と娘の中学時代のお友達とバーゲンに行って来ましたよ~
都会には滅多に行かないので、えらいこっちゃです。
自分もおばはんだけど・・気合の入った
おばはんパワーには降参でした。
さてさて~日曜日はいつもの花さんぽに出掛けまひょ~
目的の場所は千葉の干潟です。
うーん、もしかしてわたくしめは干潟というものを見るのは
初めてやないかい。
社会でお勉強した三角州を見るんや~!
渋滞もなくスムーズに海ほたるまで行けましたぞ。
干潟周辺は何にもないので、トイレを済ませ、
お弁当を買い込みました。(大好きな鯛せんべいも)
しっかし・・11月とは思えないくらいの暖かさでいいお天気です。
干潟の入口のゲートに到着。
長靴を履きこんでー 行きまっせ!
ゲートを進むと・・すでに塩沼になっている。
ぽこぽこ穴ぼこが~ うひょーカニがたくさんいるー
アシガニかハマガニかな?
.
よくわからないキク科の花・・これはノコンギクなのか?
葉の違うタイプもいて、またしてもキク科のわからん
迷路に迷い込みそうだ。
歩いていると、散策路の両側でガサゴソ、ガサゴソと音が・・
蛇かと思ってビビってましたが、すべてカニさんの逃げる音でした。
ゲートから浜辺までカニさんの住処です。
しばらく進むと・・
おや、これはハママツナかな?
.
キク科の咲き終わりが~
もしやこれが本日の本命のウラギクだろうか。
綿毛にも特徴あるし、きっとこれがウラギクだ!
しばし撮影をしました。
さらに進むと~わーすごーい! 干潟だぁーナイスびゅ~
砂の波紋が美しいなあー
海無し県育ちにとっては、感激もんです。
さーそんじゃー砂浜を探しまくろう~
わっせわっせ歩いてみるが花がないよ。
しかし・・カニは大小たくさん生息している。
カニさんが作った小さな砂団子がたくさんだー
カニさんのお陰で砂が掘られて・・ 酸素が入り、
バクテリアなども増えて 健康な砂浜になるんやね。
貝類も小さな魚も波紋の間の水の中に残されて泳いでいる。
生命力を感じずにはいられんね。
子供に戻ったように楽しいよ~
でも・・波打ち際にこんもり溜まったゴミの山を見ると
悲しい気分になる。
割れたガラス瓶やペットボトル空き缶など・・怪しい危険物も。
東京湾では貴重な干潟なんだぞ~
ボランティアの方がお掃除しているようです。
この状況を目の当たりにすると・・
とんでもなく果てしない労力だと感じます。
干潟は娘が小さい頃行ってみたいよーと
言っていたのを思い出しました。
幼稚園から毎月もらっていた学習絵本に干潟があったのでした。
毎晩絵本を読んで寝かせつけていたので、干潟バージョンは
大好きで何度もリクエストされたのを覚えています。
臨場感たっぷりに読むので・・
うちの子は目をギンギンさせてなかなか寝なかったんだよね~
寝付くまで何冊読まされたことか・・
大きくなってもこの本は捨てないでねと言っていたので・・
実家に残っているだろう。
横道にそれたね~ママちゃんの思い出でござんす。
ここは子供の学習の場としてはとてもいいのだけれど・・
非常に危険物だらけなので、注意が必要ですね。
それでも干潟の生き物が必死に生きている。
危ないものはまた海に入り込まないように
岸に投げながら歩いたけれど・・ 切りがないくらいです~
川を挟んで別の浜に向かってみると・・
おーありました!
すでに花はほとんど終わってしまってる~ ちー!
あーあ、全部咲いている様を見たかったなぁ~
遅咲きの花がちらりとあったので、
真剣モードで撮影をしました。
本当に海水にどっぷりつかってしまいそうな場所に咲くのですね~
こんな過酷な環境なのに、たくましい花だな。
ハママツナ?ホソバノハマアカザ?も一緒に群生していました。
わずかに残された干潟
わずかに生き残ったウラギク
こんな環境が残されている場所はそうそう多くはない。
特に都市近郊は全く期待できない。
干潟の生き物を見て、あらためて人間が地球の頂点に
いるのではないんだぞと感じてしまいます。
浜辺のゴミを見て・・人間の身勝手さを痛感しました。
反省すべき点が見えた気がします。
森田健作知事よーこの干潟を守り抜いてくれ!
しかし・・干潟散策は子供に戻ったように楽しいものでした。
千葉で2度目の彩雲も拝めたし~!
上空は羽田空港に行き交う飛行機の騒音が
ひっきりなしですけどね。
撮影も終えると干潟は満ち潮になっていました。
きらきら満ちてくる波間も美しいものです。
途中小さな港で海ほたるを眺め、
地蛸550円 千葉産はね出し落花生700円を市場で購入。
蛸は夕飯にたこ焼きをしようというKenのリクエストです。
今度来たら穴子丼食べたるわーと決意を固めた
千葉の干潟花さんぽでした~
やっぱ食い気も忘れません。
海ほたるの夕日をうっとり見つめるラブラブカップルの多いこと・・
でもここで見る夕日は本当に綺麗ー
富士山のシルエットもいい感じですよ。
デートスポットになるのもわかるねー
冷め冷めカップルもちょこっとはリフレッシュ出来るかも~
アクアライン沿いの街灯1基の上に1羽づつ、
カモメちゃんが羽休めしていましたよー
延々といるので、面白いなー 車の中から撮影しました。
海ほたるのお陰で800円ですんなり千葉に行けるのは・・
複雑な気持ちですが、ありがたいものでした。
流れ星 (土曜日, 19 11月 2011 12:02)
ウラギクは高知でも非常に少なくなってきています
浦が少なくなっているからです。
昨年は大潮のときではえているところまで入り込めてのんびり眺めることができました。
今年は終わっていたのが殆どでしたがそれでもこの菊の香りはなんとかかげましたよ
とってもいい香がするんですよ。
満開の時に是非行って幸せになってください。
前に行ったときに台風で倒れた花をいただいてきて花瓶にさし、しばらく楽しみました。花持ちもいいので香とともにすべてを堪能できました。
栽培ができない花ですので自生地が残りますようにと願うばかりです。
亀屋のせんべい・・今年千葉に行って買ってきましたよ
お気に入りです。
hanasanpo (土曜日, 19 11月 2011 14:54)
流れ星さん
高知でもウラギクは少なくなっているのですか・・
とても残念ですね。
浦の花ウラギクの美しい姿残ってほしいです。
私たちの行った東京湾でも貴重な場所のようです。
香りは確認できませんでした~
咲き残りだったので芳香も少なかったのかも知れませんね。
来年はベストな時期に行ってみようと思います。
鯛せんべい~大好きなんです!
歯ごたえとほんのりした甘さがたまりません。
かのん (日曜日, 20 11月 2011 21:46)
干潟の写真、魚をモチーフにしたアート作品かと思いました!
特に目はそっくりですね。
○井のセールはいいものが買えましたか?
干潟ってむつごろうがいるような泥んこ干潟を想像してましたが、手前にはこんなにも風紋が綺麗な処もあるのですね。
満ち潮になると海水に浸かってしまうようなところにも、ウラギクのような花の群生が見られるなんて・・
植物の順応性にはビックリです。
お子さんが小さい頃の思い出、彩雲に海ほたるの夕日、ロマンチックで素敵な花さんぽになりましたね。
hanasanpo (月曜日, 21 11月 2011 08:54)
かのんさん
航空写真見事に魚ですよね~
○井バーゲンお買い得なんです。
普段手の出ないメーカーのコートなど手に入れました。
池袋でしたが、殆どバーゲン会場に向かう人たちばかりでしたよ。
干潟とういとムツゴロウがいる!ってイメージしますよねー
私もそうでした。
ムツゴロウがいるのは有明海のようですね。
東京湾にはもっとたくさん干潟はあったようです。
わずかなエリアに残された干潟なんですね・・
ウラギクの群生地が他にもあったようですが、
たった一日にして、ブルトーザーに消されてしまったそうです。
目まぐるしい開発をして破壊してしまったのですね。
人間が破壊してしまった自然は人間に跳ね返って仕打ちをしてくるのでしょうね。
干潟に生息する生物の多さと、
極めて厳しい環境にも育つ植物の逞しさに、
何か自分に課題を突きつけられたような衝撃もありました。
娘が幼稚園の頃干潟に興味を湧かせていました。
発達してゆく時期に見せてあげたかったなと思いました・・
海ほたるの夕日は本当に綺麗でしたー
ロマンチック気分は全くないのですが、
日頃の疲れを吸い取ってもらったような気分でした。
まったりぼーっとしている気の抜けた写真を撮られて・・
もっといい写真撮ってよ~っと爆弾投下しちゃいました。