9月30日(木) ステゴビルなど
平日で久しぶりに長めの休暇になった。
家を片付けたり、衣替えなどゆっくりしようかなと思っていました〜
2週間前に実家に帰る途中で、ステゴビルの自生地を訪れたが..
やっと数本芽が出たところだった。
そろそろ咲き出したかなあ〜なんて話していたら..
行ってみようか!となり急遽、ちょっこし花さんぽとなりました。
まずは近所の用水路のカリガネソウも咲き出した頃だろうと、
チャリで繰り出した。
いくつか花が咲いていたが..なんだか今年は遅れているよー
コロンと丸い蕾がかわいくて、ヤンキーな花の姿も面白いね!
とても臭いというけれど..あんまり匂わないんだよね〜
撮影し終わり、ふっと対岸を見ると..白いヒガンバナが見えた。
回りこんでヒガンバナも撮影してきた。
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さて..ステゴビルちゃん見に行こう!!
しかしステゴなんて〜牧野さんひどいじゃないのー
とってもかわいい花なのにさ〜
役に立たんものはイヌと付けたりして..
戌年の生まれのKenは少々憤慨しておりますぞ〜
この自生地は埼玉県 金網で囲まれていて...
小さくて頑丈な四角型のフェンス
手首から15センチくらいしか伸ばせない
それでも撮影できそうな花に絞って撮影
もううまく撮れないし〜手首がいったーいよ!
盗掘防止なんだから仕方ないんだけどね..
すぐそばは住宅地が広がっているし、
猫の額もないくらい、猫の肉球くらいかね〜
ステゴビルちゃんはちっちゃくて優しく健気な花
ステゴじゃないよー妖精みたいな花じゃないか!
散々蚊に刺されながら撮影を終える。
Kenはたった一箇所舐められたくらいの刺され具合なのに、
早々に車に逃げ出していた。
私を生贄にしたな〜
.
もう一ヶ所東京での自生地があるので、
1時間足らずで着くので移動することに..
探し回るほどの時間もないし、管理棟の女性に場所を聞いて出発。
ここのステゴビルちゃんの蕾はほんのりピンクだー!
とても暗いので、ぼけぼけ写真ばかりになってしまったよー
キバナアキギリも咲いていたよ。
ナンバンギセルもまだ咲いているようなので確認に〜
3本咲いていました。
あれ!オケラさんもいたじゃん!!
うれしいねえ〜見たかったのよー
よくよく見るとなんとも芸術的な花じゃないでしょうか〜
花の回りの茶色い網網は凝ってますな〜
里山ですが静かでいい場所です。
管理棟のお姉さんにお礼を言って帰ることに..
.
道すがら..あちらこちらでで真っ赤なヒガンバナを見たので、
Kenが撮影して帰ろうと言いました。
お寺の斜面にびっしりと咲いていましたよ。
ヒガンバナ..子供の頃の思い出があります...
私は3歳まで母が正社員で働いていたので、
伯母の家に預けられていました。
しつけや礼儀などは伯母から教えられました。
実母より伯母が好きだったのは事実です。
料理上手手先が器用とても賢い伯母でした。
気が強く口も達者な人でしたが..
さりげない愛情をくれる人でした。
小学生まで週末は伯母の家に行きたくて..
しょっちゅう行っていました。
ここで育ったようなものですから..近所の子供も
お友達なんです。
川で遊んだり田んぼを走りまわって遊びました。
秋にヒガンバナの咲いている川に行きました。
真っ赤なヒガンバナの豪華な咲きっぷりに引き付けられて、
子供心に..花好きな伯母のために摘んでいってあげようと
思ったのです。
どっさり摘んで抱えて戻りました。
「おばちゃーん!見て〜こんなに綺麗な花採ってきたよー!」
玄関に出てきた伯母はいきなり〜
「何やってるの!この花は毒があるんだから採ってきちゃダメ!
早く捨ててきなさい!」
伯母のために喜ぶと思って摘んできたんだけど...
がっくりしてしまい..泣きながら川に放り投げて流しました。
こんなに綺麗なのに可哀想な花だと思っていました。
しかし綺麗な花には毒があると教えてくれたことも
この時に学びましたね。
そんな衝撃的な思い出があるので..
ヒガンバナを見ると伯母を思い出すのです。
両親にもそんな出来事を話しました。
私の地元足利ではジャンボンバナと呼んでいたそうです。
彼岸の頃に咲き墓参りの際に昔じゃんぼーん!と鳴らす
シンバルのような楽器?!みたいのを打って歩いていたそうです。
じゃんぼーん!と聞こえる季節に咲いていたから
ジャンボンバナと命名されたのですね。
アルカノイドを含む毒花でもあることから、
イメージが悪い花なんでしょう。
地方名は500以上あるということですから..
中国からの帰化植物という説ですが、どうなんだろうね?
お彼岸も過ぎて..もう見れる花もなくなってきたよ〜
さあどうしよう冬眠の季節じゃんかー
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あひる (金曜日, 01 10月 2010 10:15)
カリガネソウの匂い(臭い)嗅いでみた~~いです。
白い彼岸花は、ハッとしますね。美しい白狐の妖怪が化けていそう。
ステゴビルは、廃屋みたいな名前ですが、可憐で、おっしゃるように妖精ですよね。
おけらの名前をつけた時、金欠やったとか。なわけないかぁ^_^;
今回は、ナンバンギセルと、ヒガンバナがの名前が当たりでした。
次は、カリガネソウ、覚えようっと(*^^)v
おくちゃん (金曜日, 01 10月 2010 21:01)
ヒガンバナは確かに色々な名前が付けられ
地方独自の呼び方が多いね。
σ(^-^)の住む岐阜県にはどれ位あるのかと
岐阜県の植物方言集と言う本で数えてみたら
実に41種類の名前が出ていました。
その中に興味をそそるノドハレと言う名前がありました。
これを食べると喉が腫れるのだろうか?
ちなみのσ(^-^)の実家近くではヘンビノヨメリや
マンジュシャゲと呼ばれていました。
hanasanpo (土曜日, 02 10月 2010)
あひるさん
くさ〜いというカリガネソウなんだけど..
あんまり感じ無いのよ〜
おけらは金欠ね!ははは〜
古名のウケラがなまったものだって、
若芽は食用になるようです。
おくちゃん
岐阜はヒガンバナ41種も呼び名があるんですか〜
すごいなー
ノドハレは怖いね〜おそらく晴れるんだね。
ヘンビノヨメリってどんな意味なんだろうか?
地方によってこんなに呼び方のある花は他にないんじゃないかな〜
ゆき (月曜日, 28 9月 2015 23:04)
こんばんは、HIROさん、kenさん、ナンバンギセルの自生地、見てきました、年により、多い、すくない、ありますが、今年は、かやの根元に、たくさん見れました。リュウノウギクも、咲いてました、彼岸花の思い出も、伺いました、シルバーウィークに、田んぼの畦道に、ピンク色とクリーム色の彼岸花も、みました、赤の彼岸花の変わり花なんでしょうね。四季を彩る季節のお花、いいですね。オケラやオヤマボクチ、アザミも、美しいですね。
Hiro (火曜日, 29 9月 2015 01:04)
ナンバンギセル見に行かれたのですね。
たくさん咲いていると見事だったでしょうね。
リュウノウギクも咲き始めましたか~
秋ですね!
ピンクの彼岸花には出会ったことありませんよ。
これまたかわいらしい彼岸花だったでしょうね。