9月14日(火) トラキチラン
日曜は早起きしてでも山梨へ行こうと決め込んだ!
しかし〜お寝坊してしまったよー
ちいー!渋滞が恐ろしいや〜
でもお寝坊のお陰で、逆に渋滞緩和されていた。
とても静かな河原に着いた。
釣り人くらいしか入って来ないだろうな〜
ススキが沢山揺らいで、こんなに暑くても
秋なんだと感じます。
Kenは長靴を履き込んで歩き出す。
ひゃ〜ヒナノキンチャクがこんなところに
沢山咲いているよ!
大水が出たら流されてしまうだろうに〜
こんな厳しい環境に生きるのだね!
岐阜のキンチャクちゃんとは異なる環境だが..
この子はすごい生命力を持っている。
.
せっかくここまで来たことだし...
前回終わってしまっていたトラキチランを諦めきれず、
再度探査に向かうことにした。
前回より気合を入れて、わっせわっせと歩いてみた。
う〜んやはりいないのかな〜トラさんと縁がないのかな..
諦めかけた時に..ほんのりと黄金色が目に入った!
「うわ〜いたよ〜!」(静かに心でバンザイした)
5株も揃って咲いていた!!
これがトラさんかー
なんとも言えぬ魅惑の花ですね。
ご褒美に咲いてくれたのかなと感謝で一杯になる。
二度とお目にかかれないかも知れないので...
二人して懸命になって撮影しまくってしまいました。
出会えたことに感謝し..そっと苔で花を隠して、
トラさんとお別れしました。
やっと念願のトラキチランに逢えて、ウホウホしながら
下山しました。
今回過酷な河原に咲く花を観察して..
我々も過酷な環境にも逃げることなく、
這いつくばって生きなきゃならんのや〜などど思いました。
しかし..ばて気味になってきた昨今〜
いつまでも若い頃のようにはいかんのだと感じることも
多くなりました。
おかんが..「ずっと頑張って働き続けて来て、更年期の年齢に
なったのだから気をつけなさい」そう言葉をくれて..
子供の頃おかんが嫌いだった私は、やっと大人になって素直に
感謝出来るようになりました。
はつらつおかんはきっと私より長生きすると思いますわ〜
花さんぽは人生を振り返ったり、幼い頃を回想したり、生きる
ヒントをもらったり..
相棒のKenといつまで一緒に繰り出せるかわかりませんが、
ひとつひとつ花を見て行けたらと願っています。