. 8月3日~5日 3度目の正直(前編)
まだ見ていない花を求めて・・
今年も一足早い夏休みを取った。
武漢肺炎拡大のままで、どうしようかと散々悩んだあ~
せっかくの夏休みなのに、ずっと家にいるなんて辛い。
直前になって話がまとまり、人との接触が抑えられる、
コテージ泊の花さんぽに決定!
過去2度探索したけど見つけることができなかった花を、
今度こそ見つけたい一心の私です。
しかし・・私たちにとっては相当歩くコースというのは、
相方の体力が一番心配なのである。
在宅勤務と外出自粛で体がなまりまくりの日々の生活だし、
歩くことが出来なかったら一人で行って来てくれって言い出す始末でした。
もう~そうなりゃ、わたしゃ一人でも這いつくばって見てきますわあー
初日は花友さんからいただいた情報を元に、アズミノヘラオモダカを見に
ある川に立ち寄りました。
あれれ、簡単に見つかるものと思いきや、全く花がありません。
うろうろと二人で手分けして探し回るも、ないぞ。
絶えたのかも知れないと諦めた。
通りがかった地元の中学生に尋ねると、どうやら大雨による増水で
水が流れるコースが変わってしまい、中洲ができたり、川岸の形状が
大きく変わってしまったとのこと。
アズミノヘラオモダカは流されてしまった可能性が高い。
これも自然の摂理だから仕方ない。
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もう1箇所、湿原に立ち寄りました。
先着のご夫婦が湿原に向かったが、すぐに戻ってきた。
どうしたのか尋ねると、「熊注意」の看板がそこら中にあって引き返したと。
やだなあ~私もイヤだけど、回りは賑やかで車もバンバン走る音するのにね。
少し恐怖心煽りすぎなんじゃない~
早朝や夕方は注意が必要かもだけど。
ここはトンボソウがいっぱい咲いていました。
ミズバショウは巨大になった葉がべらべらになって、絵にもならない状態。
尾瀬の人が言っていたけれど、ミズバショウの実を熊が食べるそうです。
熊さんはミズバショウの実狙いでやってくるんでしょう。
ナツエビネでも見られたらって期待したけれど、
いったいどこに咲くのやらー
この地域に来て以前も探したが、見つからなかったんだよね。
ちょいと不機嫌になる自分でした。
コテージに向かった。
ちっこいロフトタイプだけど、二人でなら十分だ。
キッチンも付いて食器や鍋類もあり。
一般家庭にあってここにない家電は洗濯機くらいだ。
川のせせらぎのそばにタープテントも張ってあるので、
外でバーベキューなんかも楽しめる。
夕食にと狙っていた洋食屋さんに行ってみたら、
なんとランチタイムしか営業していない・・
がっくり来て、近くにあったレストランへ潜り込む。
若い子向けの大盛りレストランだったあー
二人して全く食べきれない有様になってしまいましたあ。
ごめんなさい😢
翌朝は早起きしたいので早めに就寝。
ところがなんと、相方はろくに眠ることが出来なかったそうだ。
私はよくあるんだけど、相方が眠れないなんて前代未聞。
何気に緊張感があったのか?
こりゃー参ったなあー、ますます歩けるのか不安になってきた。
さて、登山口に到着。 なんだかんだと、ここの登山は人気なんだなあ~
初めて来たのは11年前、その翌年も訪れた。季節もやや近いけど・・
なんだか植生の変化を感じるな。
その時のDairy-Hiroダス、なぜか書いてなかったんだよねえ。
あーわさわさと人が溢れ、どんどん歩き始めている。
さー、なんとか目的の花の場所まで向かわねば!
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花があるのにゆっくり撮影しながらの歩きは・・
できましぇーん。 今回は目的地まで我慢。
相方も先が長いため懸命になって歩みを進める。
途中お花をじっくり見ているお姉さま方がいた。
なんだと覗いてみたら、ミヤマクワガタが咲いていました☆
花を見るために、よくここを歩いているそうです。
この方たちとの出会いが、後でとても幸運なことになりました。
色とりどり花もたくさん咲いているので、目を楽しませてくれます。
たくさんあるので、ひとつひとつご紹介はお写真で。
実際に撮影した順番とは異なり、相方が気分で並べています。
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上のタカネマツムシソウの写真に関しては、
相方が「花の色が違いすぎる!」と気に入らないようで、
なんとか再現したいと、画像処理ソフトと格闘しておりました。
でも結局「できん!」と白旗を上げました。
デジカメは紫色の再現が苦手なんだそうです。
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相方は、どうもしんどそう~ 行きつけるのだろうかあ~
不安は現実になるかも?
中継地点までなんとか標準的な時間で到着できた。
素晴らしい展望を眺めながらの休憩。
しかし11年前よりもきつかったにゃー。
一休みしてまだ先の道のりを進み始めると・・
先ほどのお姉さま方がやってきた。
オオサクラソウの咲く場所まで一緒に行って下さることになった。
なんてラッキーなんだあーありがたいな。
しかしですねえ~お姉さま方とっても健脚で歩くの早い~
とても同じペースじゃ付いて行けません。
へいこらとゆっくりながらも進んで行く。
道すがらの花はどれも色が濃くて、眩しいくらいだ。
上の方でお姉さま方が待ってくれているのが見えたあー
なんて早いこと~
咲き残っていたよと、私たちの到着を待ってくれていた。
相方もリタイアせずに私の後方からついてきた。