. 5月25日(土)
. ミドリちゃん尋ねてゆく旅は初夏から猛暑の能登半島(前編)
5月というのは、色んな花が咲いて見たい花が目白押しだった。
今回の花は、ずっと見たかった花の一つでしたが、
見に行くには遠くて、後回しになっていた。
まだ見ぬ花探し今年の第2弾です。
この花は北海道で多く見ることが出来る。
でも北海道に行く時間も予算もオーバーでござるね。
佐渡にも咲くらしいが、自生地の特定ができないし、
フェーリー代が結構お高いなあ~
残るは、分布の南限の能登半島。
調べに調べて、秘密兵器も使って、自生地を特定できた。
今相方は北陸地域の仕事も担当している。
新幹線慣れしているが、自腹で行くとなると
二人で交通費が往復5万円以上もかかる~
これにレンタカーを借りて宿代までとなると、これまた大出費。
車なら、燃料代と高速代に宿代まとめてもお釣りがくるね。
結婚記念日も近いので、ちょいとご褒美旅かなあ~
そんなわけで、能登半島まで片道6時間ちょいを突っ走りますか!!
(運転は相方だけどね)
埼玉・群馬・長野・新潟各県の馴染みある地域を駆け抜ける。
花友さんのおうち、ここら辺だねっ なんて言いながら、
富山県へ入った。 立山連峰が美しいな。
さあー石川県! わたくし初入県だぞ。
富山から石川の家の屋根が、みんな真っ黒ピッカピカの瓦だー
立派な日本家屋が多く、企業・会社社屋に小屋までも瓦が真っ黒。
統一感もあって、街並みは美しい景観です。
相方は興味を惹かれたようで、気になって仕方がない様子。
相方が入念な下調べをしてくれたおかげで、
まったく迷わず、ばっちりと現地に到着!
車から降りると、うへーーあっぢぃ~~
海岸は35度以上あるんじゃないかあーー
暑さにめげずミドリちゃんを探す・・
海岸はなんと、すさまじいほどの漂着物が散乱。
こんなところに咲いてるのかい?
プラスチック製品を取りやめなど盛んに言っているが、
まずは人間の意識を変えることが先だろうー
自分が出したゴミに責任を持てよって思う。
むやみやたらに捨てることが、環境を悪化させて
自分に跳ね返ってくるんだよ。
ハングルなど外国語が書かれたプラスチックゴミも目にするが、
国内由来とわかるゴミも少なからずある。
なんてこったいと、悲しくなる現実です。
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肝心要のミドリちゃんは?
あーー咲いていましたあーー☆
かっわいい~♡
この子に逢いたかったあ。
ウミミドリちゃんといいますよ。
とても小さい。
思った以上に群生があり、開花していました。
白っぽく見える部分は花弁じゃなくて萼片です。
なのにサクラソウ科ってのも不思議な感じだ。
薄紫色の葯がとってもチャーミングさを醸し出している。
しかし・・海岸はとんでもなく暑い💦
汗が噴き出すくらいになり、体はじりじりしてくる。
暑い!しか言葉が出ない・・
なんとも集中出来なくなり、水分とりながらなんとか堪えるが、
人って極限状態になると相手を思いやる気持ちすら薄れてくるんですな。
なんだかお互いにイラついてくる・・
熱中症寸前の状態になっているのか??
日差しも強くて、液晶画面もよく見えない状態で、
とにかくシャッターを押し続ける。
猛暑の中の撮影なので、なかなかよい写真にはなりませんでしたが、
ウミミドリに逢えたことが、何より嬉しいものでした。
地元の方が大切に見守っている花であり、
ウミミドリの南限自生地域になります。
植生の調査もこまめに行っているそうです。
もっと海岸もきれいになって、ウミミドリが
安心して生育出来るようにと祈ります。
長い道中と海岸の猛暑も相まって、もう危険レベル。
このままホテルに直行します。
相方がチョイスしてくれたホテルは、清潔でなかなかいい雰囲気。
和洋折衷の部屋で、程よく広く、畳もあってくつろげる~
温泉もあるので、すぐに汗を流しました。
さらりとした透明な天然温泉の湯は、気持ちが良かった。
部屋に戻りしばしTVを見ながら休憩。
やったねー、お隣富山出身の朝乃山初優勝🎊
頑張って横綱になって欲しいですね。
お待ちかねの夕食は、どれもこれもおいしくて最高🤤
生ものの魚介類は苦手なんですが、サザエ以外は食べられたなんて、
我ながら凄いじゃないか! それほどおいしかった。
(「サザエもおいしかった」相方談)
刺身醤油は「いしる」入りなので、醤油味だけじゃなく
旨味で刺身を堪能できる。
新鮮なのはもちろんなのですが、高品質の食材を
仕入れているんじゃないかと思います。
能登牛のステーキも柔らかくてうま味たっぷり、
牛肉の大トロって感じでしょうか。
もうこのステーキの段階でお腹はパンパンです。
ブリしゃぶ、天ぷら、炊き込みご飯・・
みんな美味しいのだけど、もうー食べられないよ~
この内容のお料理と、広いお部屋と温泉付きの宿代込みで、
決して高価でない料金は素晴らしい。
恐るべし能登半島、グレードが高い!
(後編につづく>> ・・準備中)
ゆき (金曜日, 14 6月 2019 16:49)
こんにちは、hiroさん、Kenさん、能登のお花旅行、ウミミドリ、はじめて知りました、サクラ草科のお花も、多種多様ですね、浜辺の環境に、適応した、肉厚の葉と特徴的なお花、地元の方々に、保護されてるのも、嬉しいですね。素敵なお宿ですね。
Hiro (金曜日, 14 6月 2019 18:02)
ゆきさん
思い切って能登に行ってみました。
ウミミドリは長年見たかった花でした。
他にも海岸に咲く花が見たいものあるのですが、
なかなか遠方には行けない現実があります。
とても可愛らしい花でした。
サクラソウ科も様々な姿がありますね。
貴重な花なので見守られていますが、
環境悪化が気になりました。
Ken (金曜日, 14 6月 2019 19:23)
ゆきさん、こんばんは〜。
ウミミドリは、サクラソウ科の植物なのに花弁がないという、ちょっと変わった花でした。萼片が送粉者の目印となる花弁の役割も担っているようです。塩性湿地という特殊な環境で生き抜くために、そのように進化したのかも知れませんね。植物たちの様々なチャレンジは、本当にすごいと思います。
お宿にも恵まれ、能登半島はまた行きたい場所となりました。