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. 4月29日〜5月1日  越後ブルーは今(前編)

 

「越後ブルーを探せ!」から、早くも5年の月日が経った。

もう一度あの、のどかな景色を撮影したいと思い、

再び越後に向かうことにした。

 

越後の雪解け後に咲き乱れる花いっぱいの野山が美しく、

ずっと目に焼き付いて忘れられない景色となる。

目を皿のようにして、走る車から輝くブルーを見つけた瞬間は・・

私にとって、昇天してしまうほどの喜びであった。

 

連休をチャンスとして再び越後路を進む。

渋滞に阻まれて、進みが遅い。

予定より時間は押して、さらに雨が降り出して気温も低下だ。

良きお米を食そうとお店に立ち寄る。

魚沼産コシヒカリのおにぎりセットとたれかつ丼を注文。

やはりご飯は抜群にうまい。

しかし・・減塩対策なのか、薄味過ぎましたあ~

 

道の駅の魚沼産コシヒカリのおにぎりセット
道の駅の魚沼産コシヒカリのおにぎりセット
たれカツ丼定食
たれカツ丼定食

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越後ブルー発見の地に着いた。

美しいブルー健在でした! 数が増えていたのも嬉しい!

 

エチゴルリソウ (越後瑠璃草) ムラサキ科 ルリソウ属  エチゴブルーの株数が増えていた!
エチゴルリソウ (越後瑠璃草) ムラサキ科 ルリソウ属  エチゴブルーの株数が増えていた!

 

5年前は声をかけてくれた地元のおばあちゃんがいたのだが、

今は近隣に人の生活がある気配がなくなっていた。

 

残念なのは、降り続ける雨である。

カメラのレンズにしずくが付いたり・・

カメラが濡れるのを防ぎながらの撮影体勢なので、

なんだかうまくいかない。

 

エチゴルリソウの群生 5年前の株数はこの半分位?だったかも知れない
エチゴルリソウの群生 5年前の株数はこの半分位?だったかも知れない
エチゴルリソウ たくさん咲いていると壮観だ
たくさん咲いていると壮観だ
このエチゴブルーが堪らなく素晴らしい
このエチゴブルーが堪らなく素晴らしい
エチゴルリソウ 蕾は淡い薄紫色であることが多い。 開花後も花弁の縁に赤紫が残る
蕾は淡い薄紫色であることが多い。 開花後も花弁の縁に赤紫が残る
エチゴルリソウ 開花直後の赤紫色が濃い花
開花直後の赤紫色が濃い花
エチゴルリソウの生育状況は蕾の株から果実を作り始めた株までいろいろ。多様性に富んでいた
生育状況は蕾の株から果実を作り始めた株までいろいろ。多様性に富んでいた

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エゾアオイスミレナガハシスミレも咲いていた。

カタクリはおしまいで、写真は撮れず。

しかし新潟のカタクリは、ジャンボサイズだと常に思っている。

やや桃色が強いし、「オオカタクリ」って命名していいんじゃないのー

 

エゾアオイスミレ (蝦夷葵菫) スミレ科 スミレ属  咲き始めで初々しかった
エゾアオイスミレ (蝦夷葵菫) スミレ科 スミレ属  咲き始めで初々しかった

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ナガハシスミレ (長嘴菫) スミレ科 スミレ属  距がとても長い。新潟県では珍しくないスミレ
ナガハシスミレ (長嘴菫) スミレ科 スミレ属  距がとても長い。新潟県では珍しくないスミレ

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オオバキスミレは、この時期にはどっさり咲いていた印象だ。

黄色の帯のように、道の両脇の法面が黄色で埋め尽くされていたのだ。

以前ほど花はないのだろうか?

なんとなく、道すがら整備が整っているような・・

雨の影響もあってか、花もしなだれてしまっている。

まとまって咲いている場所を見つけては、撮影してみる。

 

至るところで道脇の法面にオオバキスミレが咲いているのだが・・
至るところで道脇の法面にオオバキスミレが咲いているのだが・・
群生するオオバキスミレ 雨のためやや精彩を欠いていた
群生するオオバキスミレ 雨のためやや精彩を欠いていた
冷たい雨の中だったが、1/3ほどは、頑張って花を開いていた
冷たい雨の中だったが、1/3ほどは、頑張って花を開いていた

 

2017年にエチゴルリソウを一番最初に見つけた地点では・・

どうしたことか? 花が消えていた。

藪の中で、斜面を乗っ取ったように咲いていた場所にもない。

1株すら見えない。

藪は綺麗に刈られていたが、なぜ?

5年の間に消失してしまったのかい?

土砂が崩れたのか?

非常に残念な気持ちで落胆した。

 

2017年はこんな素晴らしい状態だったが・・今回は1株も見つけられなかった
2017年はこんな素晴らしい状態だったが・・今回は1株も見つけられなかった

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コスミレオオタチツボスミレコシノチャルメルソウ

アズマシロカネソウホクリクネコノメスミレサイシンなどは

咲いており、少し和ませてくれた。

スミレに関しては詳しくないので、

間違いがあるかも知れませんよ。

 

コスミレ (小菫) スミレ科 スミレ属
コスミレ (小菫) スミレ科 スミレ属
オオタチツボスミレ
オオタチツボスミレ

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コシノチャルメルソウ (越の哨吶草) ユキノシタ科 チャルメルソウ属
コシノチャルメルソウ (越の哨吶草) ユキノシタ科
アズマシロカネソウは、果実期になっていた
アズマシロカネソウは、果実期になっていた

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ホクリクネコノメ
ホクリクネコノメ
スミレサイシン (菫細辛) スミレ科 スミレ属
スミレサイシン (菫細辛) スミレ科 スミレ属

  

雨は本降りで、暗くもなってしまい本日の撮影は終了。

体も冷え切ってしまったぞ。

 

宿にチェックイン後、夕飯は予約を入れていたレストランへ・・

やや謎めいた店であったが、試しに行ってみました。

なぜかネット上の情報が極端に少ない店なのです。

 

イタリアン系なんだろうが、なんだか一品が全て千円近い。

高すぎやしませんか?

お通し的に出されるチャージ料理は、手が込んでいて

それぞれに美味しかった。

2品ほど追加して注文したら、出ようかとなった。

普段千円以下のランチで満足しているんだから、

我が家にとっては高級店。

 

工夫が凝らされたチャージ料理
工夫が凝らされたチャージ料理
トリュフ?を使ったオムレツもGood!
トリュフ?を使ったオムレツもGood!

とっても太いソーセージの中心が赤いぞ、なんと生だ!

少し食べてしまったあーー

焼き直してもらって食べましたが、いずれにしても好みの味ではなかった。

ソーセージ代は取らなかったが・・

ビール2杯頼んで、この値段かい~?

って具合の会計でござんす。

この地の方々はお金持ちばかりなんだな。

 

生茹でソーセージ。 添え物はおいしかったが・・
生茹でソーセージ。 添え物はおいしかったが・・

 

吞み足りない感が膨らんで、

ややこぎれいな居酒屋へ・・若者が多い印象だ。

新潟なので期待したが、なんだか料理が旨くない。

個室で落ち着くのはいいが、

またしても高額設定のお店である。

 

この味でこの値段なのか? と気分ガタ落ちだ。

新潟に来て、こんな残念な夜は初めてだね。

新潟県でも、地域に因るのだろか?

お見せするほどのこともないので、料理の写真は掲載しません。

 

 

後編に続く! >>