. 4月26〜5月1日 ご近所通信 キンランわんさか
< 4月26日(水) >
薄曇りの休日です~
昨年新発見したクゲヌマランが開花したかどうか,
見に行ってみることに・・
木々が青々として、あっという間に新緑が広がったわあ~
気持ち良いさわやかな緑地帯です。
キンランが開花し始めました。
この辺りでは当たり前のようにいくらでも見ることができるので、
あえてあちこち周ったことがなかったのだけど・・
保護されている樹林帯の中は、キンランの畑のように
たくさん茎を伸ばしていた。
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クゲヌマランは、たくさん出るわけではない、
私が探査した地域では2ヶ所だけ、その一つは昨年1株、盗掘された。
誰でも入り込めて気軽な散歩も多いし、人目に付きやすいのもあった。
クゲちゃんさらったところで、育つわけがない!
さらわれるために咲いてんじゃないんだよーー
そっと見守って、みんなで楽しみにしようよ!!
新発見の場所は・・・
あー今年も逢えたね~~☆
まだ開花したばかりだけど・・
あっという間に終わってしまうんだよね。
10日ほど前は、全く気配すらなかったのにね。
小さな株も含めて5株を確認できた。
無事に全部開花できればいいんだけどね~
また数日したら相方が観察に行くってー
クゲちゃんが毎年咲いてくれますように・・・
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明確に距が出ているギンランも、少しは出てきました。
キンランと比べると、圧倒的に少ないです。
しかもスモールサイズのギンランばかりなり。
今日見ることができたランの大きさを比較すると、
ギンラン < クゲヌマラン << キンラン となりますね。
この気持ちの良い緑地帯を後世に残し、
いつまでも花々が咲く環境を保護してほしいです。
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< 4月27日(木) >
お隣の市へ、やはりキンラン・ギンランの様子を見に行きました。
自宅近くと同じように、キンランはたくさん咲き始めていました。
やや薄めのキンランも、束のようになって立ち上がっています。
ギンちゃんは数が少なく、しかもちっこい。
ここにはクゲちゃんはいません。
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ムサシノキスゲが咲き始めていました。
このお花目当ての人が多いようです。
わたしゃーこのハンショウヅルのほうに魅力を感じます。
大胆な子よりも、控えめで愛らしいほうがいいよー
今年はちょっとお花の開花が遅いのかもね。
大事に保護しているので竹の枠に絡みついています。
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昨年見たエビネはなくなっていた。
盗掘なのか、元々誰かが植えたものだったのかも不明。
お散歩コースでもあり、やはり人は多く訪れます。
変わったキンランを見つけたこともありますが、
たった3日で盗まれてしまったからねえ=全くけしからん!
けしからんと言えば・・常々目をふさぎたくなる様がある。
「そこがだめだよ日本人」と言いたい。
山に行くと、不法投棄を目にすることも多い。
わざわざ山に入り込んで、処分代のかかるものを運び込み、
投げ捨てる行為は許せない。
普通の道路脇にちょっとした茂みなどあると、
コンビニの袋に入ったごみをポンと投げ捨て。
捨ててもいいんだとばかりに同じ行為をして、
たくさんのゴミが次々と溜まっている。
非常に見苦しい。
自分の庭に勝手にごみを捨てられたら、激怒するだろうがあー
同じことだと思えるよ。
自宅でも、ところかまわずごみを投げてるのかい?
高速のSAでも「自宅ごみを捨てないで」と表示されているのに、
平気で大量のごみを捨てる。
自分で生み出したゴミを、身勝手な行為で規律を守れず
誰かがやるだろうって精神。
そんな人がとても多いのだと、恥ずかしくなる。
日本人の質の低下なのかなあ?
自分のしでかしたことは、自分で処理せよ!
地球はゴミ箱じゃない。
ずーっと気になって腹立たしい~と思うことを
書かせていただきましたあ。
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他の発見は、ジュウニヒトエでもなく、
キランソウでもない花がいました。
ジュウニキランソウかしら?
以前ブルータイプを見たけれど・・
交雑しているものなんだろうと思えます。
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< 4月29日(土) >
どうしてもクゲちゃんが気になって、もう一度見に行く。
悲しいことに・・1株なくなっている!
こうして誰かが持ち去り、次々なくなり、絶えてしまう。
花泥棒めぇーー!!
そっと楽しんでくれたら、毎年咲かせてくれるんだよー
クゲヌマランは、開花が進んでいました。
また来年も逢おうね。
違う場所でも1株見つかりましたが、近づけませんでした。
とにかく、綺麗だろうがなんだろうが、盗掘は許せません。
見かけた方は、厳しく注意してください。
生ぬるい言葉ではダメなんだとわかりました。
以前高尾山で、ヒナスミレをスコップで持ち去ったおばさんがいました。
あえて採取目的で来ているんでしょうね、
きつい言い方はせずに注意しましたが、
やめずに逃げていきました。いい歳したおばさんですぞー
高尾は人気の山で、アクセスも良く、誰でも気軽に入山できます。
健全な人ばかりが来るわけではありません。
どこのコースで何が見られたなどと情報を発信するのも、
花泥棒の手助けになることを知ってほしいです。
本当は私たちもお知らせして、多くの人に楽しんでほしいと思うのです。
しかし・・あまりにも、どこに行っても盗掘が多すぎます。
そのため、詳細な情報は出しません。
人目が多い場所は特に注意です。
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< 5月1日(月) >
またまたキンランの咲くお山に・・
キンランはさらに開花株が増えて、開花が進んでいた。
ギンランも増えていました。
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このお山に詳しい方とお会いしてお話を聞くと、非常に盗掘が多いそうです。また樹木の伐採が行われ、はげ山のようになっている場所があり、
そこには多くの鳥のヒナや、フクロウなどが生息していたというのだ。
こんな町中エリアのわずかな森に、貴重な鳥たちの住処になっているのに、
何の考えもないままの伐採には、大いに疑問があると。
確かに「これはないだろう?」というくらいに
つるつる坊主の山になっている。
雨で山の土も流れ出してしまうだろうにとも思えた。
ここには、ムサシアブミもいたようだ。
3株並んでいたものが、ごっそりと盗まれてしまったと。
なんだよー、こんな近くにいたなら見たかったなあ。
持ち去って、売るのか? 買う人も罪にしてほしい。
いい加減にしてよ、窃盗罪として扱うか、
高額な罰金刑にすることはできないのかあ!!
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他にも見つけたい花があるので、車で移動してみる・・
水辺には、オオカワヂシャかしら?
いっぱい咲いている。
ゴロゴロ雷様が鳴り出してきた。
危険を感じたので散策をやめた。
地元の産直所でランチ
お安く提供してくれている。
新鮮野菜も買えて、なかなかいい直売所でした。
5月2日にクゲヌマランは4株盗掘されてしまい、
たった一株になってしまいました。
クゲちゃんは泣いているでしょう。
花さらい、あなたにはきっとバチが当たります!!!!
土身 仙 (火曜日, 02 5月 2017 22:01)
県境、利根川の河川敷でもオオカワヂシャが旺盛に育っています。その横で、在来のカワヂシャが肩身狭く咲いています。
茨城県南部の海岸で、ハマエンドウが最盛期、ハマニガナ、ハマヒルガオ、そして、スナビキソウが咲き始まました。昨年、群生して盛り上がって咲き、アサギマダラが舞っていたスナビキソウは、ごみが捨てられ、ごみ焼却され、3分の1くらいが潰されていました。 このくらいの感覚の方が、見向きもされず、生き残るのかもしれません。1~2か月後は、元気に育っていると思います。この近くでも、小さな株が広範囲にありました。
Hiro (水曜日, 03 5月 2017 00:12)
土身さん
東京の河川でどっさり咲いていました。
在来の花が脅かされるのが一番悩みの種ですね。
スナビキソウは大好きな花のひとつです。
茨城の海岸にも咲くのですね!
YACCHI (水曜日, 03 5月 2017 07:28)
クゲヌマラン・ギンラン・キンラン�
クゲ&ギンは、なかなか花が開かないのに・・御ブログ写真はさすがだな〜と感心してます。
また、楽しみにしています。
Hiro (水曜日, 03 5月 2017 09:42)
YACCHIさん
なかなか開いてくれませんよね。
タイミングよく開いたときに撮影ができたという感じです。
つたない写真ですが・・またいらして下さいね!
ゆき (木曜日, 04 5月 2017 00:32)
こんばんは、hiroさんKenさん、キンラン、ギンラン、ササバギンラン、クゲヌマラン、美しいですね、身近に、感じる、ラン、不法投棄や盗掘、心ない人達の犯罪行為、貴重な自然が、失われる事が、許せないです、以前、山奥の神社の石段の両サイドに、ニリン草の群生の美しい場所が、あったのですが、不法投棄のせいで、台無しに、hiroさんKenさんのお気持ちが、わかります。
Hiro (木曜日, 04 5月 2017 08:57)
ゆきさん
本当に自分の都合だけの行為をする人が増えていますね。
不法投棄にしろ盗掘にしろ、これをしたらどうなるのか、
瞬間でも想像できることができてくれたならと思うのですが・・
身勝手な人が多すぎて、この国は大丈夫なんだろうかと思います。