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. 6月12日(日)    期待膨らむ花さんぽ(後編)

前編からのつづき)

 

お気に入りのホテルのバイキング形式の朝食は、

さらにグレードアップしていました。 さすがやねー

朝ごはんは行列したり、席が見つからなかったりするホテルが多い中、

そんな不安もまったくなく、スタッフが席も確保してくれます。

cookpadで今ブレイク中のスコップコロッケなどもありました。

おかずもなくなる前にというか少し減るとちゃんと補充する。

 

全国のビジネスホテルの皆さん、こちらのホテルで研修したまえ。

ご飯の方もパンの方も満足いくメニューは、素晴らしいです。

接客サービスもピカイチだ!

満腹・満足になって本日も花さんぽ開始です。

 

2日目はどこに行こうか?と検討しました。

私たちが行ったことのない、北八ヶ岳の坪庭に決定しました。

そこそこの観光客でにぎやかです。

 

ロープウェイで7分の空中さんぽは快適。

一気に2千メートル越えなので、相方は心臓バクバクの様子。

やっぱりねえ、臨月腹からせめて5ヶ月くらいにしない?

あ、やば~わたしも5ヶ月くらいかあ?!

 

ロープウエイ駅を出ると、そこは坪庭の入り口
ロープウエイ駅を出ると、そこは坪庭の入り口

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いきなり花友さんがクロユリを見つけました。

早咲きのものが一輪だけです。

ここのクロユリはめっちゃ色が濃いねえー

コミヤマカタバミコイワカガミも咲いています。

ミツバオウレンはほぼ終盤ですが、残り花は見ることが出来ました。

 

クロユリ (黒百合) ユリ科 バイモ属  1輪だけ咲き出していた。 ここのクロユリは黒かった
クロユリ (黒百合) ユリ科 バイモ属  1輪だけ咲き出していた。 ここのクロユリは黒かった

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コミヤマカタバミ (小深山酢漿) カタバミ科 カタバミ属
コミヤマカタバミ (小深山酢漿) カタバミ科 カタバミ属

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コイワカガミ (小岩鏡) イワカガミかも?
コイワカガミ (小岩鏡) イワカガミかも?
ミツバオウレン (三葉黄蓮) イワカガミとともに
ミツバオウレン (三葉黄蓮) イワカガミとともに

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タケシマランゴゼンタチバナコケモモは咲き始めです。

コメバツガザクラミネズオウはほとんどおしまいで、

わずかな咲き残りは見ることが出来ました。

ミネズオウはこんなにちっちゃかったかあ?

蔵王で見た印象と違って見えました。

 

タケシマラン (竹縞蘭) ユリ科 タケシマラン属  久しぶりのご対面
タケシマラン (竹縞蘭) ユリ科 タケシマラン属  久しぶりのご対面
タケシマラン
タケシマラン

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ゴゼンタチバナ (御膳橘) ミズキ科 ミズキ属 ゴゼンタチバナ亜属
ゴゼンタチバナ (御膳橘) ミズキ科 ミズキ属
コケモモ (苔桃) ツツジ科 スノキ属
コケモモ (苔桃) ツツジ科 スノキ属

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コメバツガザクラ (米葉栂桜) ツツジ科 コメバツガザクラ属
コメバツガザクラ (米葉栂桜) ツツジ科
ミネズオウ (峰蘇芳) ツツジ科 ミネズオウ属
ミネズオウ (峰蘇芳) ツツジ科 ミネズオウ属

 

きれいに整備されているので、歩きやすいのが嬉しいですね。

もう一人の花友さんは、冬のシーズンに風景写真の撮影に

訪れているそうです。

すごいですねえ~、雪深い氷点下の山に行くのは・・

私たちにはムリムリ~

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イワヒゲも咲いていましたよ。花を見るのは初めてかな。

ガンコウランもびっしりありました。

 

イワヒゲ (岩髭) ツツジ科 イワヒゲ属  花はお初です。ヒモのような茎に鱗片状の葉が密着します
イワヒゲ (岩髭) ツツジ科 イワヒゲ属  花はお初です。ヒモのような茎に鱗片状の葉が密着します
イワヒゲ  花の中を覗くことはできなかった。 それにしてもロープみたいな不思議な茎だねえ
イワヒゲ  花の中を覗くことはできなかった。 それにしてもロープみたいな不思議な茎だねえ

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ガンコウラン (岩高蘭) ツツジ科 ガンコウラン属  至る所にビッシリと生えていました
ガンコウラン (岩高蘭) ツツジ科 ガンコウラン属  至る所にビッシリと生えていました
ガンコウラン  花はもう終わっていた
ガンコウラン  花はもう終わっていた

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ちょこっとちいさなスミレはなんじゃー?

花友さんによりますとウスバスミレのようです。

たくさんはありませんが、じっくり探すと見ることが出来ます。

 

ウスバスミレ (薄葉菫) スミレ科
ウスバスミレ (薄葉菫) スミレ科

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オサバグサが見られるはずだと、進んでいきます。

花友さんが見つけましたあー

あーまだ開花していないね・・早かったかあー

 

オサバグサの幼体 まだ短い花茎の先にツボミをたくさんつけている。 葉はどうしてもシダに見える
オサバグサの幼体 まだ短い花茎の先にツボミをたくさんつけている。 葉はどうしてもシダに見える

 

少し先に進むと開花しているものがありましたよ!

私たちは2008年の福島県以来の、久しぶりのご対面だ。

しかし・・ここの花は、標高が高いせいかみんなちっちゃいね。

 

オサバグサ (筬葉草) ケシ科 オサバグサ属  オサバグサ属は本種のみ
オサバグサ (筬葉草) ケシ科 オサバグサ属  オサバグサ属は本種のみ

 

シダのような葉っぱと、ベルのようなお花がかわいらしい。

沢山自生しているわけではないので、

大事に観察したいものですね。

 

オサバグサの花は4弁の漏斗状で、下向きに咲きます。小さなベルのようです
オサバグサの花は4弁の漏斗状で、下向きに咲きます。小さなベルのようです

 

昼食をとってから下山しました。

たくさんではありませんでしたが、

十分にお花を楽しめました。

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コケモモの甘酸っぱいソフトクリームを堪能して移動して行きます。

ツキヌキソウを探しに向かいます。

私たちは見たことあるのですが、

もしかしたら咲いているかもという場所に・・

 

町では案内看板をつけております。

鹿の食害防止のためか、金網に守られていました。

やや花には早かったようです。

蕾が出ているものが一本だけありました。

 

ツキヌキソウ (突抜草) スイカズラ科 ツキヌキソウ属  滅多に出会えない
ツキヌキソウ (突抜草) スイカズラ科 ツキヌキソウ属  滅多に出会えない

 

他に何かないかなあ~と花友さんが先行して花探り・・

アケボノソウの葉やザゼンソウの葉

タチカメバソウやミゾホオヅキが咲いていました。

他に特別な花の様子がないので、本日の花さんぽはここで終了です。

 

信州の花さんぽ。 貴重な花も見られた嬉しい2日間でした。

面倒な夫婦にお付き合いいただきました花友さんに、感謝いたします。

懲りずにまたどこかご一緒してください。

 

 

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