10月11日(日) 秋の東海花めぐり その2
宿泊した豊田市は、夜にザンザン雨が降りました。
朝はあいにくの曇り空だけど、なんとか花さんぽできそうだ。
豊田市にある矢並湿地がこの季節に一般公開される。
花友さんから「公開に合わせていらっしゃるといいですよ」
と勧められましたので、今年こそはと計画をしていました。
本日が公開最終日です。ウキウキ~!
保護されている自生地なので、
今回は場所も隠さずにレポートできます。
矢並湿地に向かうまではシャトルバスで送迎してくれます。
公園の駐車場から発着です。
運転手さんも朗らかでとっても感じのいい方でした。
現地で受付をすると、東京から来たことに感激してくれました。
案内の男性がご一緒しましょうと同行してくれました。
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スズカアザミ・キセルアザミが咲き揃っています。
関東にはない花は、なんだかときめきます。
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わずかな面積の湿地なんだけど・・
シラタマホシクサとミカワシオガマの競演が
言葉にならないくらいの美しさ!
おやゆび姫になってこの中で戯れたいよ~
ミカワシオガマは大きな花弁が魅力的で色鮮やかー
とっても引き付けられてしまいますよ。
シオガマギクの仲間ではダントツに美しい気がします。
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うっとりとこの光景を眺めてしまいました。
ヤマハッカを撮影していたらホウジャクが吸蜜にやってきていて、
撮影しようにも早いので難しい・・
ホウジャクの羽ばたく風を手の甲に感じましたー
せっかく来たのだからゆっくり撮影をして下さいと
案内の方が声をかけてくれます。
とても親切で、様々な解説をしてくれ、楽しいひとときとなりました。
地元の皆さんが大切に保全に取り組んでいます。
ラムサール条約に登録されて、ここともう一つの湿地とともに、
後世に残せて行けるのは喜ばしいことですね。
またこうして公開し、貴重な湿地があることを知ってもらうことも大切です。
豊田市の皆さん、がんばってください。
ご案内いただいた男性にお礼のご挨拶をして、シャトルバスで戻ります。
豊田市の方々気さくで温かなお人柄の方が多い、
北関東人、人見知り派の私は偉く感動してしまいましたあ~
またチャンスあったら見に来ますね。
急遽見てみたい花が・・調べまくって狙った場所に行こうとなりました。
ここの山は他の花でも注目していた山でした。
登ったコースは薄暗くて湿気も多く、ガレガレの岩の山。
大きなムカデがいたり、登山道をサワガニが往来しています。
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40分ほど花を探しながら登ってみましたが、
狙っていた花はありませんでしたあ~
小さなオカダイコン、一株だけ発見です。
コクランの葉もありました。
目的の花は見つからず、あー残念、またどこかで探してみよう。
仕方ないね、3時過ぎたし帰りましょうか。
新東名を走って浜松SAで休憩していると・・
相方が「エンシュウハグマやっぱりみたかったなあー」
どうもエンシュウちゃんの美しい姿を撮影したいようです。
「もう一泊しちゃう?」と言い出した。
連休だからホテルの部屋が空いていたらいいよ~ と応じる。
ダメ元で急遽ホテル探しです。
掛川市でツインの部屋が空いていたので、即決しました。
ふー、私はちょっと帰りたかったんですがねえ~
なんと掛川市は3年に一度の掛川大祭(おおまつり)中でした。
交通規制もしており、人も多く行き交っている。
急遽取ったホテルのフロントマンは、俳優の六角さんにそっくりじゃん~
大してお腹もすいていないので、ホテル近くの居酒屋さんで夕食。
お祭りもしばし見学してみました。
祭りを見るなんて・・相当久しぶりだー
山車がたくさん出ていて、活気のあるお祭りでした。
他の山車と向き合うとぶつかり合いはしないのですが、
引いている人たちが良くわからん掛け声をかけ合っている。
相方はちょいと酔っぱらったのか?
ずんずん人の中にはいって動画を撮影していた。
人の波に呑まれたら迷子になるよ~
おじさん、少々テンション上がっちゃったのかしら。
(動画再生後に表示されるサムネールは当サイトとは関係ありません)
掛川市は葛布(くずふ、かっぷ)の産地なんですね!
この歳になって葛布というのを初めて知りました。
TVの和風総本家の「世界で見つけたMade in Japan」で紹介されていた。
葛の蔓を煮出して、さらに清流の川でアク抜きを半日。
そして蔓を青草と呼ばれる植物で覆い、2日間発酵(床入れ)させて
柔らかくなった表面の皮を取り除く。
半日天日干しして繊維を糸にしていく~~
とても手間のかかる作業であり、自然を利用しての工程に驚きます。
昔の人は科学者だー 日本人の知恵は素晴らしくて感心します。
手作業でほぐした繊維を織り込んでいくわけです。
需要が少なくなり、50年前に海外向けにカーテンにしたそうです。
サンフランシスコのインテリア関係の方が自宅で愛用しておりました。
こんな素敵なものがあること・・
日本人の自分が知らなかったことは恥ずかしいと思いました。
自然の風合いと柔らかな光が注ぐカーテンはとてもおしゃれです。
欲しくなっちゃいましたー
「日本っていいなあー」とフネさんがセリフで言いますが・・
日本の技術って本当にいいなあー!
掛川の葛布が受け継がれていって欲しいと願います。
さあー明日はエンシュウハグマに逢えるかな?
そうそう、先月静岡のわさび漬け屋さんで仕入れた新生姜ですが・・
きれいに美味しく漬かりましたあ~
相方は酸っぱいから苦手だそうです。
無添加梅酢もまろやか酸味なんですけどね~
私はこれに炊き立てご飯でOK!
ゆき (金曜日, 23 10月 2015 22:00)
こんばんは、HIROさん、Kenさん、豊田市の矢並湿地のお花の写真ありがとうございます、すずかあざみ、キセルあざみ、ミカワシオガマ、シラタマホシクサ、オカダイコン、エンシュウハグマ
、秋を感じる、お花たちですね、掛川市のお祭り、いいですね。キセルあざみの姿が、すごく、かわいいですね。ちょっと違うのですが、富士あざみも、いいですね。
Hiro (金曜日, 23 10月 2015 23:11)
ゆきさん
矢並湿地のミカワシオガマとシラタマホシクサの競演は素晴らしいものでした。
アザミはわかりにくいものもあるんですが、
キセルは姿でわかりやすいものでした。
フジアザミがお好きですか?
大きくて存在感あるアザミですよね。
ゆき (土曜日, 24 10月 2015 20:08)
こんばんは、HIROさん、kenさん、ありがとうございます❗矢並湿地のシラタマホシクサとミカワシオガマのコントラスト、素晴らしいです、豊田市の自然保護の関心と親切に、案内してくださった方、すてきですね、そして、HIROさん、富士あざみ、野あざみや地方のあざみも、白花から、紫色のお花が、いいですね。お花の形状やあざみに、訪れる、セセリやシジミ蝶や花アブや蜜蜂の組み合わせも、見ていて、嬉しいです。
Hiro (日曜日, 25 10月 2015 22:19)
ゆきさん
いろいろな場所を訪れますが、
とても歓迎されて親切にご案内していただけると、
私たちも嬉しく気持ちよく観察できます。
豊田の方は特にお人柄がいいなと感じました。
アザミも良くわからないものが多いのですが、
同定しやすいアザミはいいですね。