4月19日(土) 北信州春の花(前編)
北信州の花友さんが昨年見つけた
ハナネコノメの葯の黄色いタイプ・・
これを是非見てみたいと相方が熱望していたので、
今年こそはと出掛けてみました。
高速は順調に進み
お腹が空いたと騒ぐ相方のために、
湯の丸SAにて早目のお昼にしました。
長門牧場のソフトクリームも目当てだったのですけどね~
北信州は桜が満開
山には薄色ピンクがあちこちに見えて気分いいじゃない~
くねくねと細い道を登って目的の山に着きました。
車を停めてすぐの場所で、ハナネコノメは見つかりましたよ。
あれ~ここには葯が赤いのとみかん色と黄色の3種いるんだね。
特に黄色が多い様子だね。
ちょっと本来の赤タイプよりも薄い色合いなのかな。
初めて見る黄色い葯のハナネコノメに夢中になる。
ちびっこくてかわいらしい姿のハナネコちゃん・・
3種の色が現れるというのは土壌や水質などに影響されるのかしら?
なんとも不思議ですね。
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ここは他にもネコノメソウの仲間が多いね。
ホクリクネコノメ ツルネコノメソウ タチネコノメソウ
ヤマネコノメもいました。
滴り落ちる水にも耐えながら二人とも撮影に没頭しました。
しかし・・なんだか私のカメラいまいちね~
うまくいかずに困ったチャンです。
登山のおば様たちが何を撮影しているのかと声をかけてきた。
あんなちっちゃい花撮ってるんだ~ と感心している。
「東京からこの花を見に来た」と言うとまた大騒ぎされちゃうので、
「このお花を見に来た」に留めました。
あれ、ユキノシタ科のような葉はなんだろうかー
もしかしてハルユキノシタ?!
だったら花が見たいなあ~
ハナネコノメは水辺よりも上のほうにも咲いていましたが、
どうにも登れないし、落石もありそうなので諦めました。
じっくり撮影を済ませて少し山を歩いてみた。
星の観察に最適な場所みたいです。
おじ様が一人キャンプしていましたよ。
寂しくないのかね~?
高い木に大きなヤドリギの株がついていた。
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ヒナスミレが少し咲き出していた。
斜面なのでうまく撮影できないわ。
エンレイソウがひょっこり咲き始め。
もう少ししたらもっと花盛りになるのかも知れないね。
他にお花の様子がないので下山することに。
里に下りると道端にコスミレ?が固まって咲いていた。
相方は「園芸種じゃないの?」と撮影もしない。
他にはなんだろう~スミレってわかんないんだよね。
ヒメスミレ? オカスミレ? あーわからん・・
これも相方は興味を示さず撮影もしないわあー ちぃ~なんじゃいなあー。
水車小屋のそばには素直なネコノメソウが綺麗に咲いていた。
のどかないい場所だけど・・
なんとなく少子高齢化を強く感じるね。
車でゆっくり下山しながら花探しをしていくと・・
ラン科の葉が見えた!
あれーエビネじゃないかな。
わざわざこんな場所に植えないだろうしねえ~
お宝探しのように里山をのんびり見ながら町に戻りました。
今夜は長野市にお泊りでございます。
夕飯は何にしようかとググってみたりしても決まらず、
信州牛が食べられる店がいいとホテルを出てみた。
ホテルを出て30歩くらいで・・
BISTRO L'Assiette(ビストロ ラシェット)という看板が目に入った。
なになに~「肩肘張らずに食べて飲めるフランス料理店です」
とボードに案内が。
やーだあ~そんな誘い文句~いいじゃない~
相方は洋食が好きだしねえー
ハイ!予定変更!入りましょう~
お店は清潔で綺麗です。
予約のお客様がいるのでカウンターに案内されました。
シャキッとしたシェフがお料理をしている。
うんうん、これならきっと美味しいぞ!
本日のおすすめ料理もボードに書き出されている。
せっかくだから、おすすめもチョイスしながら注文してみた。
お魚の裏ごしスープは、ペスカトーレのスープ版と思ったらちょいと違う
魚臭さはなくトマト仕立てですがお魚のうまみが詰まってる
チーズとサワークリームのようなトッピングで自分の好みに変えられる
なかなか出会えないお味です
猪の赤ワイン煮は相方が注文
ボリュームたっぷりの柔らかお肉
ちょっと猪さんが苦手な私は一口だけ頂く
豚や牛とは違った力強いお肉 ワインとマッチ
文句なしのうまうまデザート
マスカロポーネチーズとジェルのライチの香りが好相性
これはなかなか家庭では作り出せないお料理のラインナップ
シェフの気合の入ったお料理に大満足です☆
ミシュランならぬヒシュラン評価☆☆☆
女性のお客様が多かったようだけど、
女性に好まれるお店は間違いないよ。
非常に繊細かつ丁寧なお仕事ぶり真剣なまなざしで
お料理するシェフはいいですね。
また行きたいお店のひとつになりました。
あ~こんなお店、我が町にはないずら~
長野市は小学校6年生のときに家族で善光寺に来たことあったなあー
渋温泉に宿泊し、スマートボールをやって楽しかったあ~
ガラスの上をがらがらボールが流れるのが好きでした。
おとんは養蚕技師をしていたので、
各地の温泉場を良く知っていた。
昔はビジネスなんてないから温泉地に宿泊していたんだろうね。
おとんが真面目に植物観察しなかったから、今私がしているよ。
おとんが温泉場回ったように各地に貢献しているよ。
長野市にそんなおとんの影を見た気がしました。
あー花も団子もいいよ~
おくちゃん (水曜日, 23 4月 2014 06:26)
北信州って何処だろう?
鬼無里方面? 信濃町? それとも飯山方面かな~ぁ?
長野市に8年ほど住んでいましたので気になるな~ぁ!
一枚だけのランの葉はサイハイランのような気がします。
岐阜県のハナネコノメは約がオレンジ色でしたが
こんなに黄色いのは始めてみました。
hanasanpo (水曜日, 23 4月 2014 07:02)
おくちゃん
長野市に住んでいたんですねー
8年もいたのでは知っている場所かもです。
ラン科はサイハイさんでしょうかー
エビちゃんと確信したんだけど、
サイハイランの葉も山で見つけていたんですけどね。
黄色い葯は珍しいですよね。
やや花弁も薄めの色合いでした。
peko (水曜日, 23 4月 2014 23:27)
こんばんは。
葯が黄色のハナネコノメ!とは、素敵ですね。
まだまだ知らない花がいっぱいです。
hanasanpo (木曜日, 24 4月 2014 00:36)
pekoさん
葯の黄色いのがいるんですねー
花弁でなくガクもやや淡い感じもしました。
スミレなんか交雑すると新しい名前つけられるのにー
このハナネコノメちゃんはお名前ないの?と言いたいです。
まだまだ日本に咲くお花もごく一部しか見ていないのかも知れませんね。
また新しいお花見に行ってご紹介したいと思います。