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 4月19日(土)    北信州春の花(前編)

 

北信州の花友さんが昨年見つけた

ハナネコノメの葯の黄色いタイプ・・

これを是非見てみたいと相方が熱望していたので、

今年こそはと出掛けてみました。

 

高速は順調に進み

お腹が空いたと騒ぐ相方のために、

湯の丸SAにて早目のお昼にしました。

長門牧場のソフトクリームも目当てだったのですけどね~

 

北信州は桜が満開

山には薄色ピンクがあちこちに見えて気分いいじゃない~

 

北信州は今桜が満開!
 北信州は今桜が満開!

 

くねくねと細い道を登って目的の山に着きました。

車を停めてすぐの場所で、ハナネコノメは見つかりましたよ。

 

ハナネコノメ (花猫の目) ユキノシタ科 ネコノメソウ属   2014.04.19 長野県
 ハナネコノメ (花猫の目) ユキノシタ科 ネコノメソウ属   2014.04.19 長野県
ハナネコノメ  葯が赤い、今まで見てきたタイプ
 ハナネコノメ  葯が赤い、今まで見てきたタイプ

 

あれ~ここには葯が赤いのとみかん色と黄色の3種いるんだね。

特に黄色が多い様子だね。

 

 ハナネコノメ  葯がオレンジ色だ!
 ハナネコノメ  葯がオレンジ色だ!

 

ちょっと本来の赤タイプよりも薄い色合いなのかな。

 

開花直後から葯がオレンジ色。 開花後に色が変化したのではなさそう
 開花直後から葯がオレンジ色。 開花後に色が変化したのではなさそう

 

初めて見る黄色い葯のハナネコノメに夢中になる。

 

そしてお目当ての葯が黄色いハナネコノメ!  これが見たかった
 そしてお目当ての葯が黄色いハナネコノメ!  これが見たかった
♥赤色と黄色の競演♥ かわいいねぇ きれいだねぇ
 ♥赤色と黄色の競演♥ かわいいねぇ きれいだねぇ
葯が黄色の花は、萼片もわずかにクリーム色帯びています。 花粉はどれも黄色でした。
 葯が黄色の花は、萼片もわずかにクリーム色を帯びています。 花粉はどれも黄色でした。

 

ちびっこくてかわいらしい姿のハナネコちゃん・・

3種の色が現れるというのは土壌や水質などに影響されるのかしら?

なんとも不思議ですね。

 

萼片に赤い班が入る花があった! これも初めて。 いろんな種類を一度に見ることができて、幸せ〜
 萼片に赤い班が入る花があった! これも初めて。 いろんな種類を一度に見ることができて、幸せ〜
ハナネコノメ  純白の萼片も素晴らしいけど、赤味を帯びた萼片もまた美しい
 純白の萼片も素晴らしいけど、赤味を帯びた萼片もまた美しい

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ここは他にもネコノメソウの仲間が多いね。

ホクリクネコノメ ツルネコノメソウ タチネコノメソウ

ヤマネコノメもいました。

 

ホクリクネコノメ  (北陸猫の目)
ホクリクネコノメ (北陸猫の目)
ホクリクネコノメ (北陸猫の目)
 ホクリクネコノメ
ツルネコノメソウ (蔓猫の目草) 花の時期に根生葉はありません 葉は互生
 ツルネコノメソウ (蔓猫の目草)  花の時期に根生葉はありません 葉は互生
ツルネコノメソウ
 ツルネコノメソウ
タチネコノメソウ ...でいいかな? 丸い根生葉、葉は互生だし...
 タチネコノメソウ ...でいいかな? 丸い根生葉、葉は互生だし...
ヤマネコノメソウ (山猫の目草)
 ヤマネコノメソウ (山猫の目草)

 

滴り落ちる水にも耐えながら二人とも撮影に没頭しました。

しかし・・なんだか私のカメラいまいちね~

うまくいかずに困ったチャンです。

 

登山のおば様たちが何を撮影しているのかと声をかけてきた。

あんなちっちゃい花撮ってるんだ~ と感心している。

「東京からこの花を見に来た」と言うとまた大騒ぎされちゃうので、

「このお花を見に来た」に留めました。

 

自生地

 

あれ、ユキノシタ科のような葉はなんだろうかー

もしかしてハルユキノシタ?!

だったら花が見たいなあ~

 

ハルユキノシタと思われる葉
 ハルユキノシタと思われる葉

 

ハナネコノメは水辺よりも上のほうにも咲いていましたが、

どうにも登れないし、落石もありそうなので諦めました。

 

じっくり撮影を済ませて少し山を歩いてみた。

星の観察に最適な場所みたいです。

おじ様が一人キャンプしていましたよ。

寂しくないのかね~?

高い木に大きなヤドリギの株がついていた。

 

ヤドリギ
 ヤドリギ

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ヒナスミレが少し咲き出していた。

斜面なのでうまく撮影できないわ。

 

ヒナスミレ (雛菫)
 ヒナスミレ (雛菫)

 

エンレイソウがひょっこり咲き始め。

もう少ししたらもっと花盛りになるのかも知れないね。

 

エンレイソウ (延齢草)
 エンレイソウ (延齢草)

 

他にお花の様子がないので下山することに。

里に下りると道端にコスミレ?が固まって咲いていた。

相方は「園芸種じゃないの?」と撮影もしない。

 

コスミレ?
 コスミレ?

 

他にはなんだろう~スミレってわかんないんだよね。

ヒメスミレ? オカスミレ? あーわからん・・

これも相方は興味を示さず撮影もしないわあー ちぃ~なんじゃいなあー。

 

ヒメスミレ? オカスミレ?
 ヒメスミレ? オカスミレ?

 

水車小屋のそばには素直なネコノメソウが綺麗に咲いていた。

のどかないい場所だけど・・

なんとなく少子高齢化を強く感じるね。

 

ネコノメソウ (猫の目草)
 ネコノメソウ (猫の目草)

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しばらくするとヤマエンゴサクが群生していた。

沢山群れていると見事な花だ。

アカフタチツボスミレなども咲いていた。

 

ヤマエンゴサク (山延胡索) ケシ科
 ヤマエンゴサク (山延胡索) ケシ科
ヤマエンゴサク  見頃でした
 ヤマエンゴサク  見頃でした
アカフタチツボスミレ (赤斑立坪菫)
 アカフタチツボスミレ (赤斑立坪菫)
アカフタチツボスミレ
 アカフタチツボスミレ

 

車でゆっくり下山しながら花探しをしていくと・・

ラン科の葉が見えた!

あれーエビネじゃないかな。

わざわざこんな場所に植えないだろうしねえ~

お宝探しのように里山をのんびり見ながら町に戻りました。

 

エビネの葉?! また見に来ようかな?
 エビネの葉?! また見に来ようかな?

 

今夜は長野市にお泊りでございます。

夕飯は何にしようかとググってみたりしても決まらず、

信州牛が食べられる店がいいとホテルを出てみた。

ホテルを出て30歩くらいで・・

BISTRO L'Assiette(ビストロ ラシェット)という看板が目に入った。

なになに~「肩肘張らずに食べて飲めるフランス料理店です」

とボードに案内が。

やーだあ~そんな誘い文句~いいじゃない~

相方は洋食が好きだしねえー

ハイ!予定変更!入りましょう~

 

BISTRO L'Assiette
  BISTRO L'Assiette

 

お店は清潔で綺麗です。

予約のお客様がいるのでカウンターに案内されました。

シャキッとしたシェフがお料理をしている。

うんうん、これならきっと美味しいぞ!

本日のおすすめ料理もボードに書き出されている。

せっかくだから、おすすめもチョイスしながら注文してみた。

 

<真鯛のカルパッチョ> さっぱりしてぺろんと食べられてしまう。真鯛の旨味が濃厚
 <真鯛のカルパッチョ> さっぱりしてぺろんと食べられてしまう。真鯛の旨味が濃厚
<グリーンサラダハーフサイズ> え~これでハーフなの?お野菜たっぷり~
 <グリーンサラダハーフサイズ> え~これでハーフなの?お野菜たっぷり~
暖かくおいしいパン 2人分でちゃんとしたバターもついて¥200。お安いと思います!
 暖かくおいしいパン 2人分でちゃんとしたバターもついて¥200。お安いと思います!
<お魚の裏ごしスープ>
 <お魚の裏ごしスープ>

 

お魚の裏ごしスープは、ペスカトーレのスープ版と思ったらちょいと違う

魚臭さはなくトマト仕立てですがお魚のうまみが詰まってる

チーズとサワークリームのようなトッピングで自分の好みに変えられる

なかなか出会えないお味です

 

<ベーコンとほうれん草のキッシュ>ふんわり生地とほのかな甘みも感じて タルト仕立てが絶品
<ベーコンとほうれん草のキッシュ>ふんわり生地とほのかな甘みも感じてタルト仕立てが絶品
<猪の赤ワイン煮>
 <猪の赤ワイン煮>

 

猪の赤ワイン煮は相方が注文

ボリュームたっぷりの柔らかお肉

ちょっと猪さんが苦手な私は一口だけ頂く

豚や牛とは違った力強いお肉 ワインとマッチ

 

<マスカルポーネチーズとフルーツ ライチジェル添え>
 <マスカルポーネチーズとフルーツ ライチジェル添え>

 

文句なしのうまうまデザート

マスカロポーネチーズとジェルのライチの香りが好相性

 

これはなかなか家庭では作り出せないお料理のラインナップ

シェフの気合の入ったお料理に大満足です☆

ミシュランならぬヒシュラン評価☆☆☆

女性のお客様が多かったようだけど、

女性に好まれるお店は間違いないよ。

非常に繊細かつ丁寧なお仕事ぶり真剣なまなざしで

お料理するシェフはいいですね。

また行きたいお店のひとつになりました。

あ~こんなお店、我が町にはないずら~

 

 

長野市は小学校6年生のときに家族で善光寺に来たことあったなあー

渋温泉に宿泊し、スマートボールをやって楽しかったあ~

ガラスの上をがらがらボールが流れるのが好きでした。

おとんは養蚕技師をしていたので、

各地の温泉場を良く知っていた。

昔はビジネスなんてないから温泉地に宿泊していたんだろうね。

おとんが真面目に植物観察しなかったから、今私がしているよ。

おとんが温泉場回ったように各地に貢献しているよ。

 

長野市にそんなおとんの影を見た気がしました。

あー花も団子もいいよ~

 

コメント: 4 (ディスカッションは終了しました。)
  • #1

    おくちゃん (水曜日, 23 4月 2014 06:26)

    北信州って何処だろう?
    鬼無里方面? 信濃町? それとも飯山方面かな~ぁ?
    長野市に8年ほど住んでいましたので気になるな~ぁ!

    一枚だけのランの葉はサイハイランのような気がします。

    岐阜県のハナネコノメは約がオレンジ色でしたが
    こんなに黄色いのは始めてみました。

  • #2

    hanasanpo (水曜日, 23 4月 2014 07:02)

    おくちゃん
    長野市に住んでいたんですねー
    8年もいたのでは知っている場所かもです。
    ラン科はサイハイさんでしょうかー
    エビちゃんと確信したんだけど、
    サイハイランの葉も山で見つけていたんですけどね。
    黄色い葯は珍しいですよね。
    やや花弁も薄めの色合いでした。

  • #3

    peko (水曜日, 23 4月 2014 23:27)


     こんばんは。
    葯が黄色のハナネコノメ!とは、素敵ですね。
    まだまだ知らない花がいっぱいです。

  • #4

    hanasanpo (木曜日, 24 4月 2014 00:36)

    pekoさん

    葯の黄色いのがいるんですねー
    花弁でなくガクもやや淡い感じもしました。
    スミレなんか交雑すると新しい名前つけられるのにー
    このハナネコノメちゃんはお名前ないの?と言いたいです。

    まだまだ日本に咲くお花もごく一部しか見ていないのかも知れませんね。
    また新しいお花見に行ってご紹介したいと思います。

 

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