11月16日(日) 彩の国のキタミソウ
もう花は南国にでも行かないと見ることができませんね。
しかし、この時期に埼玉の河原に咲く花があります。
二度ほど訪れていますが、
前回は土手の造成工事が目前に迫り、
自生した場所の土がべロっと剥がされていました。
その後どうなってしまっているかと再び見に行くことにしました。
東松山にて早めに腹ごしらえすることに・・
気の利いたお店はないかと走りながら探しました。
和食屋さんを見つけたので入ってみます。
相方はうなぎを注文。
私は山賊丼定食を・・
東松山名物の味噌だれのカシラ焼き
お肉は柔らかくまあまあのお味でした。
熱の入っていない食レポは、味が並であるんだなあとご判断ください~
さー現地へ!
キタミソウ自生地として随分と整備されました。
川の氾濫を防ぐための土手なのかと思っていましたが・・
どうやらこの自生地に人を呼ぶために遊歩道を作り、
階段など設置ご立派な駐車場も完備となってしまった。
Google Earthの航空写真でも確かめてみました。
下の写真は2010年6月12日撮影です。
川は写真左下が上流、右上が下流となります。
川の両岸に自生していますが、左岸の細長い
緑地前の河原が自生地でした。
田植えを控えて水位が上がっており、自生地の大半は
水没しています。(キタミソウは川底で休眠しています)
下の写真は2014年3月28日の撮影です。
冬場は水位が下がっているので河原が広く見えますが...
緑地帯の樹木はすべて切られ、土手が築かれ、
その上に黄色っぽい色をした遊歩道ができています。
自生地の半分以上が土手に潰された印象です。
土手は自生地の南西で中途半端に終わり、
土地が低くなっているので
治水の役割を果たせるとは思えないのですが...
川岸にたくさん自生していた場所を狭めて、
これを造成したかったの??
これが保護なのか? と訳がわからない気分だ。
個人的な気持ちとしては・・
以前の方が自然味があり、
生き生きとした環境に思えてなりません。
キタミソウの生育地は狭くなってしまいましたが、
元気に咲いておりました。
このお花は老眼には厳しいサイズです~
まさに「点」のようですからねえー
相方は「見えない!」と苦労していました。
河原の端っこぎりぎりまで根を張って頑張っていますよ~
実に健気な花です。
この界隈は北関東最大の自生地ですから、
これ以上の開発はされずに守られることを祈ります。
キタミソウにエールを送って帰路に着きます。
途中行田名物のゼリーフライを・・
1本70円 ジャガイモとおからの練り物。
レンコンも入っていました。
ウスターソースにくぐらせた、B級グルメ。
北関東人好みの懐かしいオヤツって感じですよ。
都会人の相方はそーんなに喜びませんでした~
足利のポテト焼きそばも好まないしねえ。
私がもんじゃや焼きそば、いもフライで喜んでいた子供時代に、
相方は海外で本格的ピザを喰らっていたんですから無理もないかあー。
もう冬に突入ですね・・
あーつまらない冬ごもりになってしまうー
早く春よ来い!!