ほんとうにかわいい花です。 昨年見ることができた花たちの中で、「かわいさ」という面では間違いなく、No.2になる花かな? No.2? そう、ヒメフウロには申し訳ないですが、かわいさNo.1のチャンピオンはやはりあのヒナノキンチャクでしょうね〜。 でもヒメフウロも間違いなくかわいいです。 この淡いピンクとホワイトの絶妙なグラデーションが、なんとも素晴らしいです。
たくさん群れて咲いていることが多かったですが、1株だけだとこんな感じです。 花の直径は約1.5cmと小さいです。 植物体全体もこじんまりしていて、そこから「ヒメ」の名がついたようです。 シオヤキソウという別名があるそうです。 図鑑には「塩を焼いたような臭気がある」とありましたが、塩を焼いた臭いってどんな臭い? このことは後で知ったことで、花を見たときは匂いを嗅ぎませんでした。失敗したなー!
全体に開出毛があり、萼には開出毛と腺毛が
あります。 花の横に子房が成熟し始め果実に
なりつつある、花後の姿も写っています。
中央にゴワゴワっといるのがヒメフウロの群生です。
上から撮ってみました。 葉は3全裂し、小葉はさらに深裂します。
ヒメフウロ
本州中部地方と四国の石灰岩地に生える、高さ20〜60cmの
1年草〜越年草。 全体に開出毛があり、粘る。
2011.02.15 掲載
あひる (土曜日, 19 2月 2011 23:36)
かわいさ、ナンバー2、というくだりを読んで、
ナンバー1が、すぐ浮かびましたよ(*^^)v
ヒメフウロ、ちょっとムラサキカタバミに似ているように思いましたが、
実際見ると、違うかもしれないですね。
塩を焼いた臭気!
植物学者は、色んな事を知ってないといけないのですね^m^
hanasanpo (日曜日, 20 2月 2011 13:22)
ナンバー2の下りでナンバー1がわかってしまうなんて、さすがあひるさんですね!
当サイトをよく見ていただいて、とても嬉しいです。
確かにムラサキカタバミを思い出させる姿ですね。
ムラサキカタバミはカタバミ科で、ヒメフウロとは科が違うのですが、科の一つ上の「目(もく)」で見ると、同じ「フウロソウ目」です。「遠い親戚」と言えるのかも知れませんね。
次回ヒメフウロに出会えたときは、必ず鼻を近づけて「塩を焼いた臭気」を嗅いでみたいと思います!