八ヶ岳や霧ヶ峰を中心に活動されている写真家、Kさんに教えていただいた場所。 メールで送っていただいたYahoo!地図の情報をナビに入れ、現地でナビに従い走行して目的地点で停車すると... そこに群生していた。 周辺にはいなく、正にピンポイントで自生地にたどり着けた。 当たり前と言えば当たり前なのかも知れないが、ナビの威力をあらためで実感した。 それにも増して、貴重な情報を教えていただいたKさんに感謝!
ナデシコ科の植物。絶滅危惧Ⅱ類。ここ長野県ではⅠ類であり、非常に希少である。Kさんによると、これだけまとまって咲いているのはあまり見たことがないとのこと。 岩手、宮城、福島県などにも隔離分布するようだ。 茎上部の葉は完全に対生し、花柄がその葉脇から一つずつ出るのも本種の特徴。 今回初めて見ることができた。 花期は5〜6月。
2010.06.15 掲載
ナンブワチガイソウが掲載されたページ
Dairy-Hiroダス
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Iris (月曜日, 30 3月 2020 12:29)
はじめまして。
八ヶ岳山麓に住んでいるIrisと申します。
時々、こちらのHPにお邪魔しています。ナンブワチガイソウが気になりました。
見事な群落ですね。実は、我が家の近くにもナンブワチガイソウがあるのですが、これ程の群落ではないので、場所は違うと思います。八ヶ岳山麓では珍しくないのかもしれませんね。
ともあれ、私が見たのは(2018年)、ごく普通の舗装道路沿いです。ただ、その道路沿いの数百メートルの範囲にはそれなりに見られましたが(2019年には少なかったように思います)、そこ以外では全然見ていません。
ご参考までに、2018年に見つけた時のブログです。
https://blog.goo.ne.jp/kirie_sanroku/e/9b56c3979e1256dd31a4d86ccfe02dd4
HiroKen (月曜日, 30 3月 2020 20:19)
Irisさん、いらっしゃいませ。
時々当HPにご訪問くださっているとのこと、ありがとうございます。
ブログも拝見しました、ありがとうございます。
上の写真の群生は2010年に撮影したものですが、Irisさんが見られた場所と同様、普通の舗装道路沿いの林縁でした。 いわゆる裏通りで、あまり道幅が広くありませんでした。 生えていた奥行きは道から奥に2〜5メートルほどでしたが、幅は30メートルほどで、「数百メートル」にはほど遠かったと思います。
その後2011年、12年、14年と訪れましたが、数は減少しているように思えました。 以上のことから、2018年にIrisさんが見られた場所とは、違うかも知れませんね。
私たちもこの場所以外で見たことがありません。自生地は、山麓に点在しているのかも知れません。 珍しい植物ですし、可愛い花を咲かせるので、ぜひまた勢いを取り戻してもらいたいものです。