7月27日 真夏の野反湖 その3!! p.1/2
前日は箱島不動尊など寄り道しながらのんびりとやって来て、野反湖には夕方に到着。 野反峠で車中泊しました。 翌朝は快晴、野反湖の清々しい空気を味わいながら、朝食。 この風景はいつ見てもいいですね。
先週末はここ野反湖で、仲間たちとキャンプと花探索を存分に楽しみました。 その時2007年に私たちが野反湖で初めて発見したウメガサソウも案内したのですが、残念ながらまだツボミでした。 新発見の時も花が終わろうとする時であったので、元気よく咲いている姿は見た事がないのです。 今週を逃すと、また1年待たなければなりません。 第一発見者としては、これは納得できません。 と言うワケで、今週も野反湖にレッツゴー!
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見事に咲いていました、ウメガサソウ! 野反湖で咲いているのは、ここにある株のみ!(と勝手に思っている) ウメガサソウは普通茎頂に1個の花をつけますが、右の株は2個の花をつけています。 これはまれなことだそうです。 ウメガサソウは、旧来の分類体系ではイチヤクソウ科です。
下向きに咲く花を上から見た様子。 すごくかわいくないですか?
開花したてのフレッシュでかわいいウメガサソウが見ることがて、たくさん撮影できて、とりあえず満足。
野反湖には先週訪れたばかりですが、花は1週間経てば主役が変わります。 亜高山帯に属する野反湖は太平洋と日本海の分水嶺に位置することで、高山帯の植物も見られます。 短い夏に子孫を残すため、次々と選手交代しながら多種多様な花が咲くのです。
コバノイチヤクソウもまだ咲き残っていました(右上)。 先週埼玉県のSさんが新発見した、テガタチドリのその後の様子を確認しに向かったら、果実になっていました(右)。 来年2009年にはぜひ、盛りの時に見たいものです。
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