4月5-6日 新潟の花園 p.3/6
ナガハシスミレもたくさんいました。 距が非常に長く、テングスミレの別名があります。 北海道から本州の日本海側に分布するとされていますが、四国などでも見つかっているそうです。 茎葉は心形で先端がとがります。.
スミレサイシンも見ることができました。 北海道西南部と本州の日本海側に多い多年草です。 距は短く、側弁は無毛です。
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ナニワズは高さ60cmほどの落葉小低木。 落葉樹林下に点在するようにいました。 葉は6月から枯れ始め、夏には落葉するのでナツボウズの別名があります。 雌雄異株ですが中間形の花もつけるので、「不明瞭な雌雄異株」とされているそうです。 黄色い花弁に見える部分は萼です。 雄花・雌花は萼筒の長さで区別できますが(雄花は萼筒部が長い)、この写真ではちょっとわかりません。 難波津の名の由来はよくわかっていないようです。
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オウレン(キクバオウレン)の花は終わり、果実ができかけていました。
ネコノメソウの仲間も同定が難しいのですが、他の仲間とは違う葉が互生するという特徴があったのでヤマネコノメソウとしました。
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ミチノクエンゴサク(陸奥延胡索)はケシ科キケマン属の植物。 カタクリ、キクザキイチゲやオオミスミソウに混じって咲いていました。 ヤマエンゴサクに似ていますが全体にか細く花も小さい印象です。 苞葉は通常切れ込みが入るとされていますが、上2枚は全縁でした。 下の2枚には切れ込みがあります。
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