2月24, 3月2日 セツブンソウ (栃木県)
いよいよ2008年の花シーズンスタート!
セツブンソウ観察地は、生育する北限とも言われる栃木市の星野町が有名です。 栃木市が運営するセツブンソウ保護区であり、一種の観光地のようになっていると言えます。 私たちも毎年のように訪れていましたが、一昨年(2006年)、直線で10kmほど離れた場所で別の群生地を見つけていました。 そこは一般の民家の裏庭であることから、ここで詳細を明らかにはできません。 更に、その民家のご主人、Oさんのご案内で、人の手のまったく入っていない自生地も知ることができました。
2月24日の観察では、Oさんの裏庭はほとんど咲いていない状態でしたのでパス、自生地の方は雪に埋もれていたのでこれもパス(左)。 結局星野町で観察を実施しました。 まだ時期が早く、盛りの時期の2~3割の開花状態。観光客もそれに合わせるように少なめでした。
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さて翌週の3月2日も訪れました! Oさん宅の裏庭は遠くからも咲いているのがわかりほど。 さっそく手土産と共にお邪魔しました。 しばしお話しし、観察開始。 今年は花が遅めで最盛期の手前でしたが、たくさん見ることができて満足! また教わった自生地の雪もなくなり、小群生を発見! この日は星野町の自生地はパスしました。 きっと観光客と花の写真を撮りに来た人たちでごった返していたことでしょう。
やはりたくさん咲いていると見応えがあります。 星野町ではこんなに密生しませんし、形の良い花がいてもネットに阻まれ近づけません。 観光客もわんさか来ますし...。 Oさん宅では、こんなに近くでゆっくり観察できるのがありがたいです。 快く裏庭に立ち入らせてくれたOさんご夫婦に感謝です。
2キロほど離れた自生地にも足を運びました。雪は完全になくなっていました。セツブンソウたちも数は少なめですが、元気に咲いていました。
雪の間から顔を出したセツブンソウも見てみたいのですが、なかなかチャンスが訪れません。
2012.04.19 掲載
2017.02.23 フクジュソウをミチノクフクジュソウに訂正